こんばんは。
10月20日(日)、10月21日(月)に行われました秋季リーグ戦対立命館大学を振り返ります!
〈10月20日(日)第7節 立命館大学 1回戦〉
わずか4安打と打線振るわず、七連敗。
雨天中止により一日順延となり迎えた伝統の一戦。下級生ながら投手陣の軸を担う野邉(2・津西)が先発マウンドを任されます。早々に二死に追い込むも、三番打者に右安打を放たれ出塁を許します。しかし、盗塁死により結果的に三人で打ち取り上々の立ち上がりを見せます。
その裏、先制したい同志社ですが、相手投手の好投を前に手が出ず三人で攻撃を終えます。
二回表、先頭打者に遊内野安打を許すと、続く打者を三ゴロに打ち取るも失策により無死1・2塁のピンチを迎えます。続く六番打者にも右安打を許し、無死満塁となりピンチが広がります。そこから七番打者に中適時打を放たれ、二点を先制されます。無死1・2塁とピンチが続く中、八番打者の犠打により一死2・3塁とされます。そして続く打者に左適時二塁打を許し、更に二点を追加され、この回一挙四点を失います。
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【写真:マウンドに集まる内野陣】
反撃したい同志社は二回裏、一死から中森(3・大阪桐蔭)が右安打により出塁するも、後続が倒れ得点には至りません。
そして三回裏には、二死から浅野(4・大阪桐蔭)が右安打を放ち、二塁を積極的に狙うもアウトとなり、チャンスメイクとはなりません。
![IMG_6025.jpeg](https://doshisha-bbc.com/blog/assets_c/2024/10/IMG_6025-thumb-448xauto-5888.jpeg)
【写真:右安打を放つ中森】
四回表、先頭打者に四球を与えると、続く打者の犠打により一死2塁と得点圏にランナーを進めてしまいます。そして九番打者に二打席連続となる左適時二塁打を放たれ、一点を追加されます。
五回表、二者連続安打を許し無死1・2塁とピンチを背負ったところで、関学戦以来の登板となる財原(3・明豊)がマウンドを託されます。五番打者に四球を与え、無死満塁とするも続く打者を左飛、その後二者連続三振を奪い、圧巻の投球でピンチを放り抜けます。
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【写真:失点を許さない見事な投球を魅せた財原】
勢いそのままに攻撃に繋げたい五回裏、一死から堀内(3・天理)が遊内野安打を放ち出塁するも、併殺打によりこの回も得点を挙げることができません。
六回表、今季終盤から頭角を現している槇原(1・東海大菅生)がマウンドに上がります。一死から二連打を浴び一死1・3塁とピンチを背負うも、三番打者を併殺打に打ち取り無失点に抑えます。
そして七回表、二死から左安打を許すと、暴投により二塁に走者を進めます。しかし続く打者を遊ゴロに打ち取り、この回も無失点投球を魅せます。
しかし八回表、二死から二者連続四球を与え、続く三番打者に右適時打、四番打者にも右適時打を放たれ二点を失い、七点差とされます。
その裏、一死から代打中田(2・西城陽)が左安打を放ち出塁するも、後続が打ち取られ、中々打線が繋がりません。
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【写真:一塁上で笑顔を見せる中田】
そして七点差で迎えた最終回。二ゴロ、三振、三振と抑え込まれ試合終了。
投打が噛み合わず、伝統の一戦初戦は今季無念の七連敗となりました。
〈10月21日(月)第7節 立命館大学 2回戦〉
相手投手に翻弄され、今世紀初の八連敗を喫す。
伝統の同立戦、勝ち点を得るには負けられないこの一戦。先発は怪我により関大戦以降マウンドから遠ざかっていた髙木(4・福井工大福井)が登板します。初回四球を与えるも併殺打に打ち取り、上々の立ち上がりを魅せます。
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【写真:復活を魅せたエースの髙木】
二回表、一死から牧原(2・東山)が四球を選び出塁すると、続くスタメン起用の中森(3・大阪桐蔭)の三内野安打により一死1・2塁となります。先制のチャンスで打席が回るのは主将の川久保(4・桐蔭学園)、中安打を放ち、二塁走者の牧原が本塁生還を目指すも失敗。先制点を得ることは出来ません。
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【写真:主将の意地を魅せた川久保】
二回裏、髙木が二者連続安打を許し、無死2・3塁のピンチを背負います。続く打者の中犠飛により三塁走者が生還し一点の先制を許すも、内野ゴロに打ち取り二死3塁と最少失点で切り抜けようとするも申告敬遠と四球を与え二死満塁とピンチを招き、さらに右適時打を浴び追加点を与え、この回二失点となります。
三回裏、髙木に代わって橋本(裕)(3・浜田)がマウンドに上がります。一死から左安打、味方の失策により一死1・2塁、さらに自身の暴投により一死2・3塁のピンチを背負います。しかし、相手打者にフルカウントまで粘られるも二者連続で変化球で三振を奪い、橋本(裕)に軍配が上がります。
五回表、堀内が一塁手へのバントヒットで出塁に成功します。続く菊川(4・佐賀北)が四球により出塁し、無死1・2塁、ここで今季好調の浅野(4・大阪桐蔭)に打席が回ります。送りバントを決めようとするも捕邪飛、さらに捕手が二塁に送球し、二塁走者が飛び出し走塁死。絶好のチャンスで痛恨のダブルプレーに打ち取られます。
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【写真:リーグ戦初出場を果たした菊川】
五回裏、橋本(裕)に代わって財原(3・明豊)が継投します。先頭打者に左安打を許すと、続く打者の一ゴロにより一塁走者は封殺死、その間に打者が出塁し一死1塁とします。しかし死球、右安打で一死満塁のピンチを招くも続く打者を二ゴロに打ち取り、二塁手堀内(3・天理)が本塁に送球し、三塁走者の生還を阻止します。そして最後は三振に打ち取り、投手陣の粘りの継投リレーにより追加点は許しません。
二点ビハインドで前半戦を終了し、後半の攻撃に期待します。
六回裏、財原が二死から連続安打を浴び二死1・3塁のピンチを背負います。ここでマウンドを阪上(陸)(4・鳥取城北)に託すも、相手の四番打者に中適時打を浴び0ー3とさらに点差を許す結果となります。ここで阪上(陸)から清川(4・花巻東)に交代しこれ以上の失点は許しません。
七回からは野邉(2・津西)が登板し好投を見せるも、打線が機能せず試合終了。
伝統の同立戦は無念の二連敗により勝ち点を落としました。
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【写真:最後の集合写真】
これにて今年度秋季リーグ戦の全試合を終え、幣部は2勝10敗、勝率.200で5位という結果で閉幕を迎えました。
また閉会式では個人成績が発表され、外野手浅野、捕手辻井(2・京都国際)が自身初となるベストナイン賞を獲得しました!
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【ベストナインに選出された辻井(上)、浅野(下)】
この秋季リーグ戦の閉幕をもって、四回生は引退となります。春季リーグ戦では終盤まで優勝争いが出来たものの、今季は2000年以降初の八連敗と苦しい闘いを強いられました。そして怪我や自身の成績不振等、選手自身が悩むこともたくさんあったと思います。しかしその中でも、就職活動を終えてリーグ戦出場を果たした選手や毎試合スタンドに駆けつけ、大きな声援をくれた同期がいました。成績はこの四年間で一番悪かったかもしれませんが、四回生全員で最後まで戦い抜くことが出来たリーグ戦だったのではないでしょうか。そして、この一年間は主務として選手とともにリーグ戦のベンチに入りました。野球のプレー経験はなく、周りと比べ劣る部分もあったかと思いますが、沢山のヒットや奪三振のスコアを書くことができ、最高の一年となりました。支えてくれたOB・OGの方々、先輩・同期・後輩、携わってくださったすべての方々に心より感謝申し上げます。
最後になりましたが、いつも部員を温かく見守り応援して下さる保護者の皆様、チームや部員のことを気にかけご指導下さるOB・OGの皆様、毎試合スタンドを盛り上げて下さった應援團の皆様、素敵な新聞記事を書いてくださったアトム編集部の皆様、部員達が安全に活動出来る環境を整えて下さった学校関係者の皆様、これまでチームを支えて下さった全ての方々に、心より御礼申し上げます。
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【写真:川久保組の最後のミーティングの様子】
これからチームは新体制となり様々な変化があると思いますが、これからも同志社大学硬式野球部へ温かいご支援・ご声援のほど、よろしくお願いいたします。
マネージャー 佐藤絢子
山川愛実