こんばんは。
9月29日(日)、9月30日(月)に行われました秋季リーグ戦対関西学院大学を振り返ります!
〈9月29日(日)第4節 関西学院大学 1回戦〉
八回裏に同点に追いつくも、あと一歩及ばず敗戦を喫す
後攻の同志社は初回、一死から左安打を放ち、後続が倒れ二死となるも、頼れる四番岡村(4・敦賀気比)が左安打を放ち、二死1・3塁となります。しかし後続が倒れ、先制の好機を逃します。
二回表、先発を任された野邉(2・津西)が無死から死球を与えると中安打と二四球により一点の先制を許します。しかし続く打者の二ゴロの間に三塁走者が生還しようとするも、二塁手堀内(3・天理)の好送球により本塁への生還阻止します。そして続く打者を併殺打に打ち取り、最少失点で切り抜けます。
【写真:先発を務めた野邉】
四回表、続投する野邉が相手に先頭打者に四球を与えると、続く打者の左安打、送りバントにより一死2・3塁のピンチを背負います。無失点で切り抜けたいところですが続く打者の三ゴロの間に三塁走者が本塁に生還し、2ー0と追加点を許します。
五回表、無死から左安打と送りバントで一死2塁となります。ここで野邉から今季初出場・初登板の岡(2・盈進)がマウンドに上がります。関学と点差を広げたくない同志社ですが、四球と左適時打により一点の追加点を与え、点差は三点に広がります。これ以上の失点を防ぐべくマウンドを阪上(陸)(4・鳥取城北)に託します。相手に粘られるも出塁を許さない投球を魅せました。
【写真:雄叫びをあげる阪上(陸)】
五回裏、主将川久保(4・桐蔭学園)が右中間に二塁打を放ち、これまでにないチャンスが到来します。続く寺田(1・仙台育英)が二ゴロに倒れるもその間に川久保が三塁に到達します。ここで代打中田(2・西城陽)が打席に立ちます。左飛を放つも左翼手が落球し、2塁まで走ります。その間に川久保が本塁に生還し一点を返します。チャンスは続くも後続が相手の好投の前に倒れ、3ー1で前半戦を折り返します。
六回表、京大戦でリーグ戦デビューを果たした期待のルーキー安田(1・時習館)がマウンドに上がります。相手に四球を与えるも八回まで被安打0、相手の好打線に隙を与えない堂々たるピッチングでこれ以上の失点は許しません。
八回裏。遂に同志社に反撃の好機が来ます。先頭打者の代打中森(3・大阪桐蔭)が四球を選択し出塁します。そして続く堀内、浅野(4・大阪桐蔭)、辻井(2・京都国際)の連続安打により二点を返し、同点に追いつきます!無死1・2塁とさらにチャンスは続きます。岡村が送りバントを決めようとするも二塁走者が走塁死し、一死1・2塁となるも、代打赤山(2・中京大中京)が死球により出塁し、一死満塁。ここで勝ち越したいところですが、あと一打が出ず、この回の攻撃は終了します。
【写真:ベンチを盛り上げる赤山】
九回表、この回を抑え攻撃に繋げたい同志社の投手は財原(3・明豊)。しかし右安打と送りバントにより一死2塁と得点圏に走者を背負います。ここで投手清川(4・花巻東)に交代するも四球と遊内野安打で一死満塁のピンチとなります。続く三番打者に打たれるも左ゴロ、三塁走者が本塁で封殺され二死満塁、続く打者に厳しいコースにボールを投げ3B2Sとフルカウントになります。七球目相手打者がバットを振ったと思いきや判定はボール、四球により押し出しで勝ち越しを許します。
【写真:力投する財原】
九回裏、後がない同志社の攻撃、先頭の寺田が四球を選択し出塁します。ここで俊足の大井(2・浜田)が代走で出場します。送りバントで一死2塁とチャンスメイクに成功するも後続が打ち取られ試合終了。関学戦一戦目は八回裏に同点に追いつくも4ー3で黒星発進となりました。
<9月30日(月)第4節 関西学院大学 2回戦>
二桁安打を放つも、守備の乱れもあり二連敗。
なんとしても勝利をおさめ、三戦目に望みを繋げたい同志社は初回、先頭を任された浅野(4・大阪桐蔭)が左安打で出塁し、自慢の脚力を活かし盗塁します。すると、続く中田(2・西城陽)の犠打により一死3塁と先制のチャンスを作ります。更に三番の辻井(2・京都国際)が右犠飛を放ち一点の先制に成功します。
その裏、今季初めて先発を任された橋本(裕)(3・浜田)は関学打線を三人で抑えると、完璧な立ち上がりを魅せます。
【写真:この試合先発を任された橋本(裕)】
表の攻撃を安打を放つも三人で抑えられ迎えた二回裏、二死から四球を許すと七番打者に安打を許し、二死1・2塁とピンチを迎えます。なんとか切り抜けたい場面でしたが、八番打者に中適時打を打たれ、一点を返され同点とされます。
追加点が欲しい同志社は三回表、先頭打者の堀内(3・天理)がバントヒットで出塁しチャンスを作ります。すると、続く打者二人が犠打を決め二死3塁となります。しかし、一本が出ず無得点に終わります。
するとその裏、先頭打者に四球を与えると犠打と内野ゴロにより二死3塁とされます。そこで、四番打者に打席が回ると内野安打でさらに一点を追加され1ー2と点差を広げられます。ここでリーグ戦初出場の中澤(2・土佐)がマウンドに上がります。相手打者を中飛に打ち取り、これ以上の失点は許しません。
何とか同点に追いつきたい同志社は四回表、二死から五番牧原(2・東山)が左安打で出塁すると、続く近藤(2・大阪桐蔭)が四球を選択し二死1・2塁となります。そこで打席が回ってきた主将川久保(4・桐蔭学園)が内野安打を放ち二死満塁と大きなチャンスを作ります。続く堀内に死球が当たり押し出しで一点を追加し同点に追いつきます!さらに追加点が欲しい場面で代打濵野(1・敦賀気比)が登場しますが、内野ゴロに打ち取られ逆転とはなりません。
【写真:左安打を放ちチャンスを作った牧原】
その裏、中澤に変わり阪上(陸)(4・鳥取城北)がマウンドに上がると、相手打者を三者連続で打ち取ります。
五回裏、二死2塁のピンチから安田(1・時習館)がマウンドを託されると何とか抑え継投策がはまります。
両校の投手が踏ん張り2ー2のまま前半戦を折り返します。均衡が破られたのは六回裏、安田が一死から七番打者に安打を許すと続く打者に四球を与え一死1・2塁となります。このピンチでマウンドを託されたのは清川(4・花巻東)。九番打者を三振に打ち取り二死1・2塁とします。続く打者は二ゴロを打つも野手選択で出塁を許し二死満塁とピンチが広がります。何とか凌ぎたい場面ですが、味方の失策により一点を追加されます。続く代打に右適時三塁打を放たれ、更に三点を追加されます。その後も、相手打線が止まらずこの回五点目を追加され、2ー7と大きく引き離されました。
点差を縮めたい七回表、先頭の堀内が出塁します。一死1塁から今季絶好調の浅野に打順が回ると、右適時二塁打を放ち一死2・3塁とチャンスを広げます。しかし、後続が打ち取られ得点には繋がりません。
その裏、マウンドに上がったのは今季初登板の岡(2・盈進)。四死球と安打により満塁のピンチを迎えますが、何とか切り抜けこれ以上の得点は許しません。
九回表、何とか同点に追いつきたい同志社は一死から堀内が左安打で出塁します。代打大井(2・浜田)に打席が回ると、左安打で繋ぎ一死1・2塁とします。その後、浅野が四球で出塁し満塁。一番打者の影山(1・桐蔭学園)が犠飛を放ち一点を返します。更に二死1・3塁から辻井(2・京都国際)が右適時二塁打を放ち1点を追加します。二死2・3塁のチャンスで4番岡村(4・敦賀気比)に打順が回りますがニゴロに打ち取られ4ー7で試合終了となりました。この試合、同志社は二桁安打放つも得点に繋がらず、無念の二連敗となり、前回の関西大学戦に続き二節連続勝ち点獲得とはなりませんでした。
【写真:試合終了後の挨拶をする主将の川久保】
次戦は、
10月12日(土)
対 近畿大学 1回戦 於:南港中央野球場
10時30分試合開始予定
10月13日(日)
対 近畿大学 2回戦 於:南港中央野球場
10時30分試合開始予定
となっております。
二節連続で勝ち点を逃し、優勝へ道は遠ざかりましたが残りの近畿大学戦、立命館大学戦では二戦必勝で勝ち点を獲得したいと思います!
マネージャー 佐藤 絢子
芝田玲央奈