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2018年5月アーカイブ: 同志社大学硬式野球部ブログ

2018年5月27日

平成30年度春季リーグ戦閉幕

 

こんにちは。

約一ヶ月半に渡って行われました、春季リーグ戦が5月26日(土)に閉幕いたしました。

5月25日(金)、26日(土)に行われました、同立戦を振り返ります。


<5月25日 第8節 立命館大学戦 一回戦>

リーグ戦優勝は第7節で立命館大学の手に渡ってしまいましたが、同立戦では同志社の意地とプライドをかけて勝利を掴み取るべく戦いに臨みました。

伝統の一戦、先発のマウンドに上がったのは主将の福島(孝)(4・大阪桐蔭)。


初回に安打と四球で一死満塁のピンチを背負うもその後四回までテンポの良いピッチングで無失点に切り抜けます。

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【写真:ピンチを凌ぐ福島(孝)】

しかし、五回表、四球でランナーを背負うと三番打者にライトスタンドへボールを運ばれ、二点を先制されてしまいます。

一方、打線は思うように奮わず、五回までに放った安打はたったの二本。

立命の投手陣を攻略する事が出来ません。

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【写真:初回に安打を放つ杉内】

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【写真:三回裏に二塁打を放つ辻】

さらに七回表、二死2塁から六番打者に適時二塁打を浴び、追加点を許すとその後味方のエラーにより二点を奪われ点差を広げられてしまいます。

八回からはリリーフとして信頼のおける村居(3・県岐阜商)が継投し、しっかりと無失点に抑え、自身を役割を果たします。

5点ビハインドで迎えた九回裏、代打の工藤(3・同志社国際)が内野安打で出塁し反撃開始を試みるも、後続が三者連続三振に倒れ、ゲームセット。

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【写真:代打の起用に応える工藤】

相手の巧みな継投を前に打線が沈黙し、敗北を喫しました。


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【写真:同立戦特別のチアリーダーによる演舞】

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【写真:応援席の様子】



<5月26日 第8節 立命館大学戦 二回戦>
二回戦の先発マウンドに上がったのは今季3勝目を挙げている仲野(2・天理)。
今日も初回から尻上がりのピッチングで、立命相手に得点を許しません。

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【写真:本日も好投を見せた仲野】

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【写真:リーグ戦初スタメンの南(武)】

攻撃は、三回表、二死2・3塁と得点の好機を迎えると、四番福原(4・今治西)の適時投内野安打で先制に成功します。さらに、守備がもたつく間に二塁走者が帰還し、一点をものにします。
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【写真:先制の内野安打を放つ福原】

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【写真:二点目のホームを踏んだ杉内】

続く四回表、西林(4・清教学園)が左線二塁打を放ち、チャンスを広げると杉内(3・今治西)の適時中前安打で二得点とし、昨日とは打って変わった試合展開を繰り広げます。七回表には、前田(4・福知山成美)が相手のエラーで2塁まで進むと、越智(4・今治西)が適時中前安打を放ち、追加点を挙げ、相手を突き放します。

一方仲野は、五回まで5奪三振無失点と好投を見せますが、六回裏、被安打二本と味方のエラーで一点を失います。
九回裏、一死1・3塁から四番打者の内野ゴロの間にランナーが生還し、一失点を喫します。さらに二死をとったところで適時打を浴び、追加点を奪われてしまい、ここで先発仲野はマウンドを村居に託します。
しかし、代わった村居は一人目の打者に安打を許してしまい、ここでマウンドを降ります。そして二死2・3塁絶体絶命のピンチでマウンドを託されたのは福島(孝)でした。しかし、ボールが先行し、二者連続四球を与え、押し出しにより一点を献上してしまいます。一点差に迫られると、九番打者に代打が送られ、適時二塁打を浴び、走者が二人還り、ゲームセット。
最終回、4点の差を返され、逆転サヨナラ負けを喫しました。

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【写真:試合終了後のエール交換】

この試合をもって春季リーグ戦は幕を閉幕し、勝ち点2、6勝8敗で4位という悔しい結果に終わりました。この結果を重く受け止め、来季こそは悲願の優勝を果たすべく精進して参ります。

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【写真:春季リーグ戦は4位に終わった。】


最後なりましたが、今季も弊部を応援してくださいましたファンの皆様、並びに関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
今後ともどうか温かいご声援の程、宜しくお願い申し上げます。


マネージャー 川岸さくら

2018年5月20日

チャレンジリーグ初戦、白星発進


こんばんは。

穏やかな春の陽だまりに、夏の強い日差しが垣間見える一日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、当野球部にとっては今年初めてとなる2018春季チャレンジリーグ対京都大学戦が、同志社大学グラウンドにて、5月20日に行われました。1回生のメンバーはこれが初めての公式戦デビューとなり、胸の高まりやら緊張やらが入り混じっていたのではないでしょうか。

多くの方々にご来場いただいた一戦を振り返っていきたいと思います。


チャレンジリーグ初戦、白星発進をしたい同志社は、1回表、その想いのままにいきなり先制点のチャンスを迎えます。リードオフマンの相部(2・橿原)が、左中安打を放ち、出塁すると、一死1塁、鎌倉(2・聖光学院)の打席で一塁走者の相部が快足をとばし、盗塁に成功。相手バッテリーの乱れる間に三塁まで足を進め、鎌倉が四球を選び、チャンスを広げ、一死1・3塁とします。一打先制の場面で、4番打者高尾(2・今治西)の犠飛により、相部がホームに帰還、先制に成功します。


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【写真:先頭打者の役割を果たし、自慢の足が光った相部】


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【写真:一打先制の場面で犠飛を放った高尾】



投げては先発都築(2・志学館)が、立ち上がり2イニングをそれぞれ三者凡退に抑える好投を魅せ、相手チームに1塁ベースでさえも踏ませません。


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【写真:立ち上がり好調の都築】


好調の都築を援護したい同志社打線が再び奮い立つのは、三回表、ニ死からでした。鎌倉が、右中間へ安打を放ち、追加点の突破口を開くと、続く高尾が四球を受け、ニ死1・2塁とします。勢いそのままに城下(1・天理)が、右本塁打を放ち、この回一挙3点を挙げ、4対0とします。

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【写真:今試合4打席3安打の活躍を魅せた鎌倉】

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【写真:走者一掃の本塁打を放った城下】


このまま完封したいところでしたが、三回裏、好調の先発都築が相手打線につかまります。8番打者に左線二塁打を打たれ、一死2塁とされると、次の打者には、右安打を放たれ、1点を許し、4対1とされます。四回裏、一死から4番打者に左安打を浴び、追加点のピンチを迎えると続く打者にも四球を与え、一死1・2塁から6番打者に右安打を浴び、二塁走者がホームに帰還。更に1点を追加され、2点差まで詰め寄られます。

なんとか逃げ切りたい同志社打線は、鎌倉が2打席連続、長打を放つなどの活躍がありましたが、後続が続かず、追加点まであと一歩及びません。

初戦白星を飾るために、多彩な投手陣が腕を振るいます。都築からマウンドを託された西村(1・今治西)は、被安打を1に抑え、2イニングを無失点で終えます。続いて登板した安藤(1・石見智翠館)、高橋(1・高田)が七回・八回と1イニングずつ投げ、見事三者凡退に打ち取り、相手打線に追加点を与えません。ラストマウンドを託された山下(裕)(2・寝屋川)の三人斬りにより、4対2のまま試合終了。最初の勢いを背に白星を掴み取りました。

白星発進の流れをそのままに、次回のチャレンジリーグでも皆様のご期待に応えられるよう、精一杯戦って参る所存にございますので、ご多忙かとは存じますが、是非グラウンドに足をお運びいただきますようお願いいたします。


次戦のチャレンジリーグは、 6月2日(土) 対 関西大学@同志社G 12時試合開始予定 となっております。


白星を積み重ねていくには負けられない一戦となっております。

当野球部の未来を担っていくであろう若武者たちにどうか温かいご声援の程、よろしくお願い申し上げます。



マネージャー 辻 弥侑





2018年5月19日

同立戦前夜祭

こんにちは。

本日は京都市北文化会館ホールにて同志社大學應援團・立命館大学応援団主催によります同立戦前夜祭が開催されました。

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【写真:同志社大學應援團による演舞】

今季リーグ戦も残すところあと1節、伝統の一戦、同立戦のみとなりました。応援してくださる皆様への恩返しは試合に勝つということが一番だと思います。ここまで6勝6敗、勝ち点は2という結果になっております。来季に繋がるいい形でシーズンを終えるには、なんとしてでも勝ち点を掴み取らなければなりません。チーム一丸となって「俺がやる」を胸に最後まで一生懸命戦います。

同立戦の試合予定は以下の通りです。

1回戦:5月25日(金)13:00~ 対立命館大学 @わかさスタジアム京都

2回戦:5月26日(土)13:00~ 対立命館大学 @わかさスタジアム京都

(3回戦:5月28日(月)13:00~ 対立命館大学 @わかさスタジアム京都   1試合のみの場合12:00~

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【写真:今季同立戦ポスター】


試合開始1時間30分前から、一塁側チケットブースにてチケットを販売しております。同志社大学の学生の皆様には無料でチケットをお渡しします。

是非皆様お誘い合わせの上、球場までお越しいただければ幸いです。温かいご声援のほど、宜しくお願い申し上げます。


マネージャー松川桃子

2018年5月16日

あと一本が出ず、関学に負け越す。


こんにちは。

5月11日(金)・12日(土)・15日(火)に行われました、春季リーグ戦第六節対関西学院大学戦を振り返ります。 


<5月11日(金) 第六節 関西学院大学 一回戦>

これまでの試合は全てエース福島(孝)が一戦目の先発マウンドを任されていましたが、この日は仲野(2・天理)が先発のマウンドに登板しました。

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【写真:先発の仲野】


一回表、同志社はいきなり好機を迎えます。一死から杉内(3・今治西)、越智(4・今治西)、福原(4・今治西)の連打で満塁とし、絶好のチャンスを作ると森田(4・天理)の犠牲フライにより先制に成功します。


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【写真:杉内】

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【写真:越智】

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【写真:福原】

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【写真:先制点となる犠牲フライを放つ森田】


さらに、三回表、福原、森田、西林(4・清教学園)の三連打で再び得点のチャンスを広げると、前田(4・福知山成美)の適時右中二塁打で一挙三点を奪います。


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【写真:ようやく快音を鳴らした主砲前田】

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【写真:ハイタッチを交わす西林】


すると続く足立(3・八戸学院光星)も安打を放つとここで関学は二番手の投手がマウンドに上がります。しかし、勢いに乗った同志社の打線を止めることが出来ず、先発仲野が適時打を放ち一点を追加し、関学を突き放します。

五回表、森田が相手のエラーで出塁すると、またも前田が適時二塁打を放ち、関学に追い打ちをかけます。


一方、仲野は序盤、四死球を与え、ランナーを背負うものの徐々に修正をし、無失点に切り抜けます。四回裏には、二塁打を浴び、無死3塁というピンチを招きますが、落ち着いたピッチングで後続を断ち相手にホームを踏ませません。

七回裏、ここまで許した安打は二本と好投を見せていた仲野でしたが、関学打線に捕まり二点を失ってしまいます。

しかし八回裏からは村居(3・県岐阜商)にマウンドを託し、九回裏、二死2・3塁まで詰め寄られるものの最後は四番打者を凡打に打ち取りゲームセット。

打線が序盤から点を積み重ね、投手陣が関学の強力打線に対し力投し、チーム一丸となって掴んだ勝利となりました。

七回二失点の投球で先発の役目を果たした仲野は今季三勝目を挙げました。



<5月12日(土) 第六節 関西学院大学 二回戦>

優勝へ向けもう後一戦も落とす事が出来ない背水の陣で試合に臨みました。

この日の先発投手は福島(孝)(4・大阪桐蔭)。

二回裏、森田が内野安打で出塁すると前田の適時二塁打で昨日同様、先制点を挙げ、主導権を握ろうと試みます。しかし、序盤から福島(孝)の制球が定まらず、三回表、二つの四死球を与えピンチを招くと適時二塁打を浴び、すぐに同点とされてしまいます。ここで福島(孝)はマウンドを降り、難波(3・PL学園)に交代を告げられます。

何とかこの流れを断ち切りたいところでしたが、一死1・3塁から併殺崩れの間に一点を奪われます。さらに四回表、関学打線に捕まり、長打を含む4安打を浴び、一挙三失点を喫してしまいます。

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【写真:関学打線に捕まってしまう難波】

五回からは栗田(1・済美)、村居のリレーでこれ以上の失点を防ぎます。

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【写真:三番手の栗田】

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【写真:ベンチで声を出す林田(4・東稜)(中央)】


一方、反撃したい打線ですが、幾度となく得点圏にランナーを置くも得点に繋ぐことが出来ず、試合は終盤に差し掛かります。

しかし、八回裏、今季のチームの特徴である粘りで反撃を開始します。先頭の代打工藤(3・同志社国際)の内野安打を皮切りに、福原、森田の安打で無死満塁という絶好のチャンスを作ります。続く西林、前田は内野ゴロに倒れるもその間に二者が生還し、二点差に詰め寄ります。

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【写真:俊足を活かし塁に出る工藤】

さらに九回裏、またも先頭に小川(晃)(2・龍谷大平安)が代打に告げられます。すると右翼線へ痛烈な安打を放ち二塁まで進むと続く辻(4・履正社)も右前安打を放ち、一気に逆転の好機を作ります。そして一死1・3塁から途中から守備に就いていた四川(2・履正社)の犠牲フライにより一点差に詰め寄ります。

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【写真:代打の起用に応えた小川(晃)】

二死1塁で迎えたのは、四番福原。あわよくば抜けるかと思われた三塁手へのライナーでゲームセット。

約三時間に及ぶ試合の中、チーム総勢力を挙げての戦いとなりましたがあと一歩反撃が及ばず、自力優勝の可能性は消滅してしまいました。



<5月15日(火) 第六節 関西学院大学 三回戦>

三回戦の先発マウンドには一回戦に好投を見せた仲野が再び登板しました。

初回からキレのあるピッチングを披露し、凡打の山を築き、スコアボードに0を並べていきます。

攻撃は、初回、辻の安打などで一死満塁と先制のチャンスを迎えるも後続が倒れ、得点とはなりません。さらに三回表、小川(航)(2.桐蔭学園)が左線へ二塁打を放ち、続く西林の中前安打で帰塁を試みますが、相手の守備に阻まれ再び得点のチャンスを逃します。

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【写真:二塁打を放つ小川(航)】

一方仲野は、八回までに許した安打は三本、奪った三振は七つと文句なしのピッチングを続け、味方の援護を待ちます。

互いに無得点のまま迎えた九回表、代打の松本(3・敦賀気比)が中前安打で出塁すると足立(3・八戸学院光星)がバントで送り、打線を上位に回します。

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【写真:代打でチャンスメイクをする松本】

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【写真:ガッツポーズをする添田(4・桐光学園)(右)、福島(孝)(左)

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【写真:この日二安打の辻】


しかし、ここでも打線が繋がらず、0を刻みます。九回裏からは村居がマウンドに上がりますが先頭打者に安打を許し、一死1・2塁のピンチを招きます。ここで先日も登板した栗田にマウンドを託されますが、七番打者に適時二塁打を浴び、サヨナラ負けを喫してしまいました。

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【写真:三試合すべてに登板した村居】


4度に渡って三塁まで進塁をするもホームにランナーを還すことが出来ず、数えてみれば安打数は8、残塁数は11という課題が残る結果となりました。

何としても勝ち点を物にし、最終節に臨みたいところでしたが、初回から再三あったチャンスをものに出来ず、最後までホームが遠く、敗北を喫してしまいました。




次戦は、

第八節 

月25日(金)

1回戦 対立命館大学@わかさスタジアム京都 13時試合開始予定

月26日(土)

2回戦 対立命館大学@わかさスタジアム京都 13時試合開始予定


となっております。

リーグ戦最終節、わかさの地で伝統の一戦が繰り広げられます。

残念ながら優勝の可能性はなくなってしまいましたが、最後まで戦い抜き、良い形でリーグ戦を終え、次に繋げられるよう精進して参ります。

皆様、どうか最後まで温かいご声援の程、宜しくお願い申し上げます。



マネージャー 川岸さくら


2018年5月10日

近大戦、痛い敗北を喫する。

こんばんは。

5月5日(土)・6日(日)・9日(水)に行われました、春季リーグ戦第五節対近畿大学戦を振り返りたいと思います。 


<5月5日(土) 第五節 近畿大学 一回戦>

昨春王者、近大との戦いを制すべく、先発のマウンドに上がったのは絶対的エース福島(孝)(4・大阪桐蔭)。

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【写真:絶対的エース福島(孝)】

四回表、無死1塁から四番打者にツーラン本塁打を浴び、二点を許すもののそれ以降は連打を許さず、近大の強力打線を封じます。

一方、打線は近大のエースを打ち崩すことが出来ないまま、七回裏を迎えます。七回裏、先頭の打席に立った福原(4・今治西)が追い込まれながらもファールで粘った12球目、投じられた打球を見事レフトスタンドへと運び、一点を返します。

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【写真:通算3号となるソロ本塁打を放つ福原】

ここで近大は二番手の投手がマウンドに上がります。

一点を追いかける同大打線は、九回裏、越智(4・今治西)が左中二塁打を放ち、四球などで二死1・3塁の好機を作り、望みを前田(4・福知山成美)に繋ぎます。2-2のカウントからサードへ弱い当たりの打球を放ち、前田が全力で一塁を駆け抜け、その間に越智が生還し試合を振り出しに戻します。

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【写真:九回裏に二塁打を放つ越智】

今季初の延長戦に突入したものの、試合は動かずスコアボードには0が並びます。

十三回表、福島(孝)が相手打者の強烈な打球が左足を直撃し倒れ込むアクシデントに見舞われ、174球を投げ終えたところでマウンドを降ります。しかし、信頼のおけるリリーフ陣村居(3・県岐阜商)、仲野(2・天理)のリレーで十四回まで無安打に抑えます。

そして、十四回裏、先頭の辻が左前安打で塁に出ると、越智が一球で送り、続く小川(晃)(2・龍谷大平安)が敬遠で出塁し一死1・2塁という好機が到来します。そこで打席に立ったのは途中出場の森田(4・天理)。チーム全員の期待を背負い、振り抜き放たれた打球は右中間を突き破り、見事サヨナラ打となり、三時間半に渡る激闘に終止符が打たれました。


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【写真:サヨナラ勝利を決めた森田】


延長十四回の末、今季3度目となる逆転サヨナラ勝ちを収めました。

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【写真:森田を迎えるナイン】



<5月6日(日) 第五節 近畿大学 二回戦>

二連勝をすることで優勝へ大きく前進をしたい二回戦。

風が吹き荒れる曇り空の下、昨秋ぶりに難波(3・PL学園)が先発のマウンドに上がりました。

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【写真:今季初先発の難波】

初回に四番打者に適時打を浴び、先制されますが、打線ですぐに反撃をします。二回表、西林(4・清教学園)、難波のバッテリーが安打で出塁しチャンスメイクすると、辻(4・履正社)の適時右越二塁打により一挙二得点と逆転をします。

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【写真:中前安打を放つ西林】

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【写真:適時二塁打を放つ辻】

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【写真:逆転に成功し歓喜に沸くベンチ】

さらに三回表には相手の守備の乱れをつき、一点を追加します。三点の援護を受けた難波は、ランナーを背負うものの無得点で切り抜けます。

しかし、六回裏、一死から四球と安打を許してしまい、ここでマウンドを村居に託します。すると八番打者に代打が送られ、右中間を割く適時三塁打を浴び、二者が帰塁し試合は振り出しに戻されてしまいます。

一方打線は、終盤以降ホームが遠ざかり、得点圏にランナーを置くも得点する事が出来ません。そして九回裏、三番手の仲野が連打と敬遠で無死満塁のピンチを背負うと、代打に適時左前安打を浴び、ゲームセット。

一点に泣く、無念のサヨナラ負けとなり勝負の行方は三回戦に持ち越しとなりました。



<5月9日(水) 第五節 近畿大学 三回戦>

月曜日は予め、雨天の影響で順延となり、予備日の9日(水)に三回戦が行われました。

一回戦の負傷が心配される中、福島(孝)が先発のマウンドに上がり、再び両校エース対決となりました。

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【写真:この日も先発の福島(孝)】

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【写真:今季初スタメンの宮﨑】

一回表、先頭打者に安打を許すと四番打者の適時二塁打でいきなり先制をされてしまいます。さらに三回表・六回表には三本ずつ安打を許し、得点を与えてしまいます。

一方の打線は、六回まで二回裏に小川(航)(2・桐蔭学園)が放った二塁打のみ。

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【写真:二塁打を放つ小川(航)】

八回表には二塁打と犠牲フライで一点を追加され、点差を広げられてしまいます。


七回以降、一本ずつ安打を放つものの、これまでの試合と打って変わって淡白な攻撃で三者凡退が続き、最後まで打線が勢いづくことはありませんでした。五点の差を縮めることは出来ず、完封負けを喫し勝ち点を落としてしまう結果となりました。


現在、勝ち点2で三位という状況です。中一日という時間のない中ですが、気持ちを改めてもう一度チーム全員が「俺がやる」という強い意識を持ち、まずは明日からの関学戦を二連勝し、優勝への望みを繫ぎたいと思います。


次戦は、

第六節 

月11日(金)

1回戦 対関西学院大学@南港中央野球場 10時半試合開始予定

月12日(土)

2回戦 対関西学院大学@南港中央野球場 13時試合開始予定


となっております。

優勝する為にはもう一戦も落とすことは出来ません。一戦一戦、全員が最後まで勝ちへの執念を持って戦って参ります。

皆様、どうか熱いご声援の程、宜しくお願い申し上げます。



マネージャー 川岸さくら