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2016年8月アーカイブ: 同志社大学硬式野球部ブログ

2016年8月11日

京都トーナメント、優勝!

こんばんは。

本日は、全京都大学野球トーナメント大会ファイナルステージ準決勝、決勝が行われました。昨日の涼しかったナイターゲームから一転、本日は日中の強い日差しが照りつける中での2試合となりました。

<準決勝 対京都教育大学>

この試合先発のマウンドに上がったのは、漆原(4・天理)。 初回、先頭打者に四球を許すと、その後守りのミスにより1点を先制されます。さらにレフトとショートの間へと上がった打球が適時2塁打となり、1点を追加されます。2回にも守りのミスが絡み2点を追加され、序盤に4点差をつけられます。4回には二死2塁のピンチを迎えますが、代わってマウンドに上がった村居(1・県岐阜商)が後続を断ち、追加点を許しません。一刻も早く点を返したい同志社打線はその裏、無死満塁のチャンスを作ると、代打岩田(3・敦賀気比)、南(俊)(4・光泉)、酒谷(3・聖光学院)の連打により3点を返します。さらに千原(3・同志社)のファーストゴロの間に1点を追加し同点、続く沼谷(4・清教学園)の適時打によりついに勝ち越しに成功します。7回にも酒谷の適時打などで4得点し、5点差に突き放します。5回途中からマウンドに上がっていた大福(3・倉敷青陵)は、持ち前の安定したピッチングで反撃を許さず、5点差のまま試合終了。決勝戦への進出を決めました。

なんくん代打.JPG

【写真:代打で適時打を放つ南(俊)】

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【写真:首位打者とMVPに輝いた酒谷】

<決勝 対京都産業大学>

優勝を掴むべくマウンドに上がったのは、同大会ファーストステージで勝利を挙げている渡邉(3・川越東)。初回からテンポの良いピッチングで三者凡退に抑え、流れを同志社に引き寄せます。するとその裏、二死1・2塁から佐藤(翼)(3・東北学院)がレフト前へ適時打を放ち、1点を先制します。その後さらにチャンスを広げると、木下(3・大船渡)も適時打を放ち2点目を奪います。2回にも無死1・3塁から京田(4・聖光学院)が絶妙なバントを決め、これが適時打となります。バッテリーミスも絡みこの回3得点。序盤から5点差に突き放します。6回には酒谷の適時打によりダメ押しの6点目を奪い、流れは完全に同志社ペースに。打撃陣の援護を受けた渡邉は7回まで6奪三振、被安打5の力投を魅せ、8回からマウンドを平尾(拓)(3・彦根東)に託します。平尾(拓)は持ち前のキレで隙を与えず、6点差を守り切り試合終了。見事な完封リレーで、2年ぶりの優勝を手にしました。

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【写真:最優秀投手賞に輝いた渡邉】

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【写真:適時バント安打を決める京田】

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【写真:集合写真】

昨日の逆転サヨナラ勝利の勢いをそのままに、暑さに負けず2試合を戦い抜きました。守備の乱れから失点してしまう場面も見られましたが、優勝への執念、そしてなによりも、"FOR THE TEAM"精神がどのチームよりも勝っていた結果が、優勝に繋がったのだと感じています。この大会に懸ける想いは人それぞれですが、全員で掴んだ優勝が与えた影響はとても大きいものだと思います。

次は、秋季リーグ戦です。本日の試合をスタンドで応援していた選手たちの気持ちはより一層、リーグ優勝へと向いたことと思います。開幕まで残り、約3週間。今一度全員の気持ちを一つに、残りの期間を過ごしてもらいたいと思います。

マネージャー 新実未由子


2016年8月10日

京都トーナメントファイナルステージ

こんばんは。

本日から、全京都大学野球トーナメント大会ファイナルステージが開始されました。京田辺のグラウンドでオープン戦や練習を行っていた選手たちも、全員わかさスタジアム京都へ応援に駆け付けました。

ファイナルステージ初戦の相手は花園大学。予定開始時間を2時間押して18時30分頃に始まったこの試合、マウンドには平尾(奎)(4・大阪桐蔭)が上がりました。初回、いきなり一死満塁のピンチを背負いますが、味方の守りに助けられ無失点に切り抜けます。序盤に先制点が欲しい同志社は2回、酒谷(3・聖光学院)のセンター前安打、片山(4・倉敷商)の死球で一死1・2塁のチャンスを作ります。続く沼谷(4・清教学園)がきっちりと送りバントを決めると、一塁手が捕球ミス。その間にランナーが生還し、1点を先制します。さらに東口(4・滝川)が右中間へ適時3塁打を放ち、2点を追加。3点の余裕をもらった平尾(奎)は3回、初めての長打を浴び1点を返されるも最少失点に抑えます。しかし8回、一死1・3塁のピンチを背負うとここから4連打を浴び2点を奪われ、同点に追いつかれます。その裏、沼谷と東口の連打で勝ち越しに成功するも、9回に守りのミスから2点を奪われ、再び逆転を許します。4対5と1点差で迎えた最後の攻撃、四死球から二死満塁のチャンスを作ると、打席には今大会主将を務める片山が入ります。この回からマウンドに上がっていた相手投手が投じた4球目、放った打球は左中間へ。二者が生還し、劇的な逆転サヨナラ勝利となりました。

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【写真:先発を任された平尾(奎)】

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【写真:2本の長打を放った沼谷】

よしきタイムリー.JPGのサムネイル画像

【写真:サヨナラの適時打を放った片山】

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【写真:逆転勝利に沸く選手たち】

最後はここまで無安打だった片山が試合を決め、ベンチ、スタンドが一体となって沸きあがりました。しかし、そういったチャンスをものにできた攻撃とは裏腹に、守備では失点につながるミスが目立ちました。今日の勢いと見えた課題を明日に活かし、準決勝、決勝と2連勝で2年ぶりの優勝を果たしたいと思います。

マネージャー 新実未由子