TOPPAGE > ブログ
2016年10月アーカイブ: 同志社大学硬式野球部ブログ

2016年10月24日

秋季リーグ戦閉幕/ご報告

こんばんは。10月21日から23日まで、秋季リーグ戦最終節である同立戦が行われました。

<10月21日 第八節 対立命館大学戦 1回戦>

同志社打線は初回から、辻(2・履正社)、福原(2・今治西)の安打により一死1・3塁とすると、井手(4・修猷館)がレフト前へ適時打を放ち、1点を先制します。さらに2回、西田(悠)(3・富山第一)がレフト線へ2塁打を放ちその後二死3塁とすると、辻がセンター前へ適時打を放ち1点を追加します。一方今季初の1回戦先発を務める平尾(奎)(4・大阪桐蔭)は2回、連打で二死1・3塁のピンチを背負うと、ショートへの適時内野安打により1点を返されます。その後も再三ピンチを迎えますが、7回途中からマウンドに上がった福島の好投や、辻、山岸(3・天理)の好守により同点を許しません。最終回、最後の打者を平尾(拓)(3・彦根東)が三振に切って取り、試合終了。優勝に王手をかけました。

井手先制適時打.JPGのサムネイル画像

【写真:先制の適時打を放つ井手】

西田2塁打.JPG

【写真:レフト線へ2塁打を放つ西田(悠)】

もとまさ適時打.JPG

【写真:適時打を放つ辻】

ぎっさん好牽制.JPG

【写真:好牽制を見せた山岸】

福島好リリーフ.JPG

【写真:好リリーフを見せた福島】

たく最後リリーフ.JPG

【写真:最後の打者から三振を奪う平尾(拓)】

<10月22日 第八節 対立命館大学戦 2回戦>

勝てば10季ぶりのリーグ優勝。同志社のマウンドには、今季初先発の平尾(拓)が上がります。平尾(拓)は初回から一死満塁のピンチを背負いますが、後続を切って取り無失点に切り抜けます。同志社打線は2回、白水(4・大阪桐蔭)が四球で出塁しその後一死2塁とすると、西田(悠)がレフト線へ適時2塁打を放ち1点を先制します。しかし3回、連打などにより一死満塁とされると、平尾(拓)の暴投により同点に追いつかれます。4回からマウンドには溝田(1・履正社)が上がり、二死1・3塁からライト前へ適時打を浴び勝ち越しを許します。同志社打線は6回以降毎回得点のチャンスを作りますが、あと1本が出ず試合終了。勝負は3回戦へと持ち越されました。

2戦目スタンド.JPG

【写真:スタンドの様子】

副主将大西2試合目.JPG

【写真:数々の好守備でチームを救った大西】

<10月23日 第八節 対立命館大学戦 3回戦>

勝てば優勝、負ければ終わりのこの試合。先発のマウンドに上がったのは、1回戦勝利投手の平尾(奎)。平尾(奎)はテンポよく投げ込み、ランナーを出しても動じず8回まで無失点、被安打5の好投を魅せます。一方、先制点を奪いたい同志社打線は、9回まででわずか3安打。それでも得点圏に三度ランナーを進めますが、あと一本がでません。9回、二死2塁のピンチからマウンドに上がった福島が後続を断ち、勝負は延長戦へ入ります。10回、先頭の白水がレフト前安打を放ち、その後一死2塁とします。打席には西田(悠)が入り、追い込まれるも暴投により白水は3塁まで進塁。ここでスクイズを試みますが、打球は捕手の目の前に転がり、ホームでタッチアウト。その裏、失策から出塁を許し一死3塁とされると、ライトへ外野フライを放たれ走者がタッチアップ。バックホームも虚しく、これが犠牲フライとなり試合終了。まさかのサヨナラ負けを喫しました。

けいた先発好投.JPG

【写真:8回途中まで投げ無失点の好投を魅せた平尾(奎)】

10回白水ヒット.JPG

【写真:10回にチャンスメイクした白水】

10回ベンチ.JPG

【写真:白水の出塁に沸くベンチ】

10月24日をもちまして、平成28年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦が閉幕いたしました。優勝はプレーオフの結果、関西大学となり、同志社は3位という結果で終わりました。同立戦で勝ち点を奪えば、10季ぶりの優勝。1回戦で先勝し、悲願達成は目の前まで見えていました。しかし春と同じく、あと一歩のところで優勝を掴むことはできませんでした。

同立戦で敗れたと同時に、私たち4回生は引退を迎えました。1回生のときから悔しい思いをし続け、自分達の代では必ずチームを変えてやるという思いから、「熱く泥くさく」をチームスローガンに掲げこの一年を駆け抜けました。それぞれの個性が剥き出しで、勝利への執念が誰よりも強い学年でした。そのために抱えた問題は数知れませんが、主将の白水を筆頭に、最後はチームが一つとなって戦うことが出来たと思います。だからこそ果たしたかった、リーグ優勝。あと一歩、なにが足りなかったのか。4回生の残した課題を、後輩たちは必ず克服してくれると思います。

應援團との集合.JPG

【写真:應援團との集合写真】

最後に、チームを支えてくださった全ての方に、この場を借りて御礼申し上げます。本当に、ありがとうございました。今後とも同志社大学硬式野球部への温かいご声援の程、宜しくお願い申し上げます。


主務 山下大貴

4回生マネージャー 新実未由子



2016年10月20日

熱く泥くさく、優勝へ

こんばんは。数日前から夏に逆戻りしたような暑さで、選手たちも半袖で練習を行っています。

余談ですが、私はブログを書くとき、いつもタイトルで悩みます。ですが今回は、迷わず「熱く泥くさく、優勝へ」にしました。実は、昨季同立戦前日のブログも同じタイトルで書かせていただきました。今回は、春は果たせなかった優勝を、今度こそ...という思いを込めて同じものを選びました。

さて、本日は練習後に應援團と合同で応援練習を行いました。選手たちは皆、今季リーグ戦で、改めて応援の重要さを痛感させられたことと思います。ベンチとスタンドの雰囲気は、良くも悪くも一体です。明日からの同立戦、まずはスタンドで立命を圧倒します!應援團の皆さん、お忙しい中ありがとうございました!

IMG_4070.JPG

【写真:同志社ヒロスを歌う様子】

同志社は、2戦2勝で優勝、2勝1敗でも関関戦で関大が1敗でも喫した場合優勝となります。4回生は、まだまだ引退するつもりはありません。昨季、目の前で優勝を逃した悔しさを今一度思い起こし、今季は必ず同志社が優勝します!

最終節 伝統の一戦・同立戦 @わかさスタジアム京都

1回戦 10月21日(金) 17時~

2回戦 10月22日(土) 17時~

部員のご親族・ご友人、同大・同女大生(要学生証)、硬式野球部OB、京田辺市民サポーター、無料引換券をお持ちの方々は、球場三塁側入口へお越しください。

10季ぶりの優勝の瞬間を、ぜひ見届けてください!皆様のお越しを、部員一同お待ちしております!

マネージャー 新実未由子

2016年10月16日

同立戦前夜祭

こんばんは。

昨日、ロームシアター京都ロームスクエアにて同立戦前夜祭が行われました。春とは場所が変わったにも関わらず、多くの方が来場されていました。野球部からも15名の選手が参加させていただき、主将の白水(4・大阪桐蔭)が優勝への想いを、白水の注目選手である福原(2・今治西)が同立戦での活躍を誓いました。

チbaseball.jpg

【写真:チアによる演舞①】

前夜祭同立.JPG

【写真:チアによる演舞②】

福原注目選手.jpg

【写真:注目選手として挙げられた福原】

いよいよ今週末に控えた同立戦。

暫定1位の同志社、2位の立命大(関大と2位タイ)の直接対決です。まさに「優勝決定戦」ですが、昨日の楠團長のお言葉を借りると、ただの優勝決定戦ではなく「同志社が優勝を決定させる戦い」です。10季ぶりのリーグ優勝を果たす瞬間を、ぜひ見届けてください!

.camtemp.jpg

【写真:同立戦ポスター】

ご声援の程、よろしくお願いいたします!

マネージャー 新実未由子

2016年10月10日

関学に2連勝!

こんばんは。

昨日から、秋季リーグ戦第6節、関西学院大学戦が行われました。

<10月9日 第6節 関西学院大学戦 1回戦>

優勝への望みを繫ぐべく臨んだこの試合。同志社打線は初回、大西(4・大阪桐蔭)が敵失で出塁し、その後二死1・3塁とすると、白水(4・大阪桐蔭)、平山(3・鳥取城北)、西田(悠)(3・富山第一)が連打を放ち、3点を先制します。一方先発の福島(2・大阪桐蔭)は2回、四死球などにより一死満塁とされると、関学先発投手の中内にレフト線への適時2塁打を浴び、2点を返されます。その後もなかなか制球が定まらず、4回には二死1・2塁のピンチを迎え、ここでマウンドを平尾(拓)(3・彦根東)に譲ります。平尾(拓)は後続をしっかりと打ち取り、無失点に抑えます。追加点が欲しい同志社は5回、井手(4・修猷館)のレフト前安打などで無死1・2塁とすると、平山がライト前安打を放ちそれぞれ進塁します。ここでライトがボールをこぼし、走者生還。1点を追加します。続く6回にも1点、7回にも福原(2・今治西)の今季第2号の3ラン本塁打などにより4点を追加し7点差と突き放します。9回には平山や西田(悠)などの適時打により一挙6点を追加。7回途中からマウンドには溝田(1・履正社)が上がり、計4点を奪われますが、逃げ切り試合終了。18安打15得点と打線が爆発し、大勝を収めました。

白水大活躍.JPG

【写真:この試合2安打2打点の白水】

たくリリーフ.JPG

【写真:今季初勝利の平尾(拓)】

福原第2号.JPG

【写真:3ラン本塁打を放つ福原】

HRのあとのスタンド.JPG

【写真:本塁打に沸くスタンド】

<10月10日 第6節 関西学院大学戦 2回戦>

2戦2勝で勝ち点を奪いたい同志社は初回、先頭の辻(2・履正社)がセンター前安打で出塁し、その後暴投により3塁まで進むと、続く大西(4・大阪桐蔭)がライト前適時打を放ち1点を先制します。一方先発の平尾(奎)(4・大阪桐蔭)は3回、四死球により無死満塁のピンチを迎えるも、二者連続三振などにより得点を与えません。しかし4回、ソロ本塁打を浴び同点に追いつかれます。一刻も早く勝ち越したい同志社は5回、辻がレフト前安打、大西が死球で出塁し二死1・2塁とすると、福原と井手が連打を放ち3点追加、勝ち越しに成功します。7回、またもソロ本塁打を浴び1点を返されますが、8回途中からは福島が継投し、反撃を許さず試合終了。関学から2連勝で勝ち点を奪いました。

もとまさべんち.JPG

【写真:生還した辻を迎えるベンチ】

井手だせき.JPG

【写真:貴重な追加点を挙げた井手】

福島リリーフ.JPG

【写真:好リリーフを魅せた福島】

優勝の可能性を広げるため、1戦も落とすことが許されなかった関学戦。1回戦は特に選手たちはいつにも増して気持ちが入り、その分緊張度も高かったように感じられました。その中でも初回から果敢に攻め、結果的には18安打15得点の快勝となりました。京大戦から少しずつ上向きになっていた打戦が、まさに爆発した試合でした。一方で2回戦は、数少ないチャンスをしっかりとものにした試合でした。5回には、無死1塁が二死走者無しとなり悪い流れになりかけたところで、もう一度チャンスメイクし3得点を挙げました。

チャンスの時もピンチの時もスタンドは大きな声援を送り、選手を後押ししていました。授業日にも関わらず応援にかけつけてくれた應援團、スタンドの選手たち、そしてその期待に応えたメンバー、全員で掴み取った勝ち点です。優勝の行方は、最終節の関関戦・同立戦が終わるまで分かりません。同立戦まであと10日余り。この1年の集大成となる同立戦を最高の状態で迎えられるよう、毎日を過ごしてもらいたいと思います。

マネージャー 新実未由子

2016年10月 8日

チーム全員で

こんにちは。長かった夏休みも終わり、授業開始から1週間が経ちました。

さて、明日からは秋季リーグ戦第6節、関西学院大学戦です。関学戦といえば昨季、3回戦で大逆転勝利を収めたのは記憶に新しいものです。スタンドの選手たちの声援によって、球場全体の雰囲気だけでなく、試合の流れそのものを変えた試合でした。しかし、勝ち点は挙げたものの、2戦2勝で決められなかったことが後の同立戦での優勝争いに大きく影響したこともまた事実です。

現在同志社は勝ち点2。関大相手に2連敗を喫し、もうひとつも落とすことは許されません。今できることは、残りの関学戦、同立戦で4戦4勝を挙げることです。部員全員の各々の役割は明確であり、スタンドで選手と應援團が一体となった時、それに勝るものはないと思います。スタンドはベンチを信じ、ベンチはスタンドを信じています。明日からの2戦、熱く泥くさく、死に物狂いで獲りにいきます。

第6節 関西学院大学戦 @南港中央野球場

1回戦 10月9日(日) 10時30分試合開始予定

2回戦 10月10日(月・祝) 13時00分試合開始予定

ご声援の程、よろしくお願い申し上げます。

関学前ブログ.JPG

マネージャー 新実未由子

2016年10月 5日

京大に2連勝!

んばんは。

暦の上ではもう10月ですが、まだまだ暑い日が続いております。台風の影響で試合ができるか心配でしたが、中止になることなく京大戦を終えることができました。それでは10月4・5日に行われました関西学生野球連盟秋季リーグ戦第5節、対京都大学戦を振り返りたいと思います。

<10月4日  第5節  対京都大学戦  1回戦>

京大戦1回戦のマウンドに立ったのは右腕福島(2・大阪桐蔭)。1回裏にレフト前安打を2本打たれ、二死1・3塁となり続く打者にライト前適時打を放たれ先制点を与えてしまいます。1点を追いかける2回表、この回先頭打者の平山(3・鳥取城北)がレフトフェンスを優に超えるホームランを放ち同点とします。そして3回、二つの四球とセンターへの単打で二死1・3塁となり、打席に入った白水(4・大阪桐蔭)への初球が暴投、その間に1塁ランナーが進塁、3塁ランナーが生還し1点を追加します。そして白水が死球で出塁し、二死1・3塁から迎えた打者は、先ほどホームランを放った平山。初球をレフト前に運びランナー生還、この回2点目を追加し勝ち越しに成功します。続く西田(悠)(3・富山第一)も初球をライトに運び、2塁にいた白水が果敢にホームを狙いますが好返球に阻まれタッチアウト。これ以上の追加点を許してはもらえません。4回に相手投手が変わり4人で抑えられ、迎えた5回。先頭福原(3・今治西)の死球と盗塁で一死2塁とします。そして白水のライト前適時打によりランナー生還、またも勝ち越しに成功します。その後6回以降はほぼ三者凡退に抑えられます。一方、初回に先制点を挙げられた福島は、2回以降、進塁を許すはしますが6回までに奪った三振は9と試合の流れを渡さないピッチングを魅せ、7回からマウンドを溝田(1・履正社)に託します。3点のリードを守る溝田は、7・8回を三者凡退に、9回には安打を打たれますが4人できっちり締め試合終了。4-1で逃げ切り京大戦1戦目を勝ち取ります。

フクシマ.jpgのサムネイル画像

【写真:先発マウンドに上がる福島】

タクマ.jpgのサムネイル画像

【写真:ホームランを放つ平山】

ハクスイさん.jpgのサムネイル画像

【写真:4点目に貢献する白水】

ヒガキ.jpgのサムネイル画像

【写真:選手に声をかけるベンチの様子】

ミゾちゃん.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像

【写真:7回からマウンドに上がった溝田】

<10月5日 第5節 対京都大学戦 2回戦 >

2戦目の先発マウンドに上がるのは左腕平尾(奎)(4・大阪桐蔭)。立ち上がり、先頭打者に四球を、続く打者に単打を浴び二死2・3塁まで進塁を許しましたが、ショートへのライナーで打ち取り1回を守り切ります。後攻めの同志社は、1回裏の攻撃、先頭辻(2・履正社)が怪我から復帰後、初の安打となるライト線への3塁打を放ち一気に駒を進めます。続く打者が連続三振に倒れ、二死3塁から打席には強打者井手(4・修猷館)が入ります。井手は初球でセンター前適時打を放ちその間に辻がホームを踏み先制点を挙げます。そして白水が死球で出塁、二死1・2塁とまたの得点のチャンスで打席には平山が入り、初球をレフトオーバーへ2塁打を放つと、2塁にいた井手が生還、2点目を奪います。その後、3・4・6・7回に得点圏まで進塁しますが後続が絶たれ再三のチャンスをものにすることができません。初回に2点のリードを貰った平尾(奎)は2回以降2塁より先を踏ませぬ力投で試合のリズムを作ります。2・4・5・6・7・8・回を三者凡退に、3回に単打を2本、9回に失策と単打で出塁を許すも、終始落ち着いたピッチングで京大打線を封じ込め試合終了。平尾(奎)は9回112球、被安打4、1四球、11奪三振と完璧な内容で完封し、チームを盛り上げました。打線は、毎回安打を放ち出塁はしますが、後が続けない回が多く、ホームベースが遠く感じる試合となりました。

モトマサ.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像

【写真:3塁打を放つ辻】

イデサン.jpgのサムネイル画像

【写真:先制打を放ち、盗塁を成功させる井手】

ヒラケイ.jpgのサムネイル画像

【写真:先発の平尾(奎)】

スタンド.jpgのサムネイル画像

【写真:スタンドの様子】

ギッサン.jpgのサムネイル画像

【写真:2回戦2安打の山岸(3・天理)】

京大戦2戦を勝ち取り、勝ち点を挙げることができました。第5節を終えて勝ち点は2、結果は現在3位となっております。残る試合は9・10日の関学戦と21・22日にある同立戦の2節。もう勝ち点を落とすことはできません。昨季は勝ち点を挙げている両校ですが、挑戦者であるという気持ちを忘れずに、戦いたいと思います。今節は平日に試合を行いましたが、授業があるにも関わらず観戦に来て下さった皆様やいつも応援に来て下さる保護者の皆様に感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございます。是非球場に足をお運びいただき、一人でも多くの方に観に来てよかったと思っていただける試合ができるよう、試合までの練習に精進してまいります。

マネージャー武市侑子