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2016年5月アーカイブ: 同志社大学硬式野球部ブログ

2016年5月24日

春季リーグ戦閉幕

こんばんは。

昨日、平成28年度春季リーグ戦が閉幕いたしました。まずは、21日(土)から23日(月)まで行われました、同立戦を振り返ります。

<5月21日 第8節 立命館大学戦 一回戦>

9季ぶりの優勝のためには2連勝が条件の同志社。絶対に負けられない戦いのマウンドに上がったのは、今季3勝を挙げている福島(2・大阪桐蔭)。3回表、1アウト満塁のピンチを迎えますが、ファーストゴロをホームへ送球し2アウト。さらにサードランナーが飛び出したのをキャッチャーの山岸(3・天理)が見逃さず、サードへ送球し3アウト。守備の援護により、無失点に切り抜けます。しかし5回表、今度は守備の乱れから出塁を許すと、この試合初の長打を浴び、今季初の先制点を許してしまいます。6回表からマウンドには平尾(奎)(4・大阪桐蔭)が上がりますが、2アウト2塁からまさかの4連打。3点を追加されます。一方ここまでわずか3安打の同志社打線は7回裏、内野安打と四球により2アウト満塁のチャンスを迎えますが、後続が断たれ無得点。8回には、1アウト1・2塁のチャンスから平山(3・鳥取城北)が右中間へ適時2塁打を放ち1点を返しますが、ここも後が続かず1点止まりとなります。3点ビハインドで迎えた最終回、代打前田(2・福知山成美)がセンター前安打で出塁しチャンスを作りますが得点には繋がらず、試合終了。この結果、今季リーグ戦は立命館大学が制しました。

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【写真:3試合連続で先発を務めた福島】

<5月22日 第8節 立命館大学戦 二回戦>

優勝は逃したものの、勝ち点を掴み意地を見せたい同志社。初回から1アウト2塁のチャンスを作ると、竹中(3・県岐阜商)がライト線へ適時2塁打を放ち1点を先制します。さらに井手(4・修猷館)、白水(4・大阪桐蔭)が連打を放ち1点を追加すると、2回表には竹中の犠牲フライ、井手の右中間への適時3塁打で2点を追加します。ここからさらに猛攻を見せ、4回終了時点で15得点と立命館を引き離します。2試合連続で先発のマウンドに上がった福島は5回裏、2アウト1塁から2連打を浴びますが、2失点に切り抜けます。6回からは溝田(1・履正社)が登板し、8回に1点を奪われるも被安打1の好投を魅せます。同志社は6回にも2点を追加し、計21安打17得点。大勝を収めました。

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【写真:この試合4安打3打点の井手】

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【写真:スタンドの様子】

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【写真:得点に喜ぶベンチ】

<5月23日 第8節 立命館大学戦 三回戦>

2位を賭けて臨んだこの試合。同志社打線は初回、先頭の辻が四球で出塁すると、井手がレフト前適時打を放ち1点を先制します。5回裏には代打大谷(司)(2・龍谷大平安)が左中間への2塁打で出塁し、その後1アウト1・3塁とすると、竹中が左中間へ適時2塁打を放ち2点を追加します。一方、3試合連続の先発を任された福島は4回表、2アウト1・3塁のピンチを迎えますが好守に助けられ、5回まで無失点に抑えます。同志社打線は6回裏に平尾(奎)のリーグ戦初安打で1点、大西(4・大阪桐蔭)、井手の適時打でさらに2点を追加しリードを広げます。6回から継投した平尾(奎)は、7回表にエラー絡みで1点を奪われるも最少失点に切り抜け、5点リードを守ったまま試合終了。この結果、同志社は5季ぶりの2位となりました。また、井手が4割1分5厘(53-22)で首位打者に、井手、白水、山岸、辻がベストナインに選出されました。

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【写真:自らも適時打を放った平尾(奎)】

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【写真:ベストナイン】

優勝を賭けた戦いが初経験だった選手たち。「いつも通り」とは頭ではわかっていても、心はそうはいかなかったのかもしれません。目の前で優勝を手にした立命館大学の歓喜の輪は、ベンチにいた選手だけでなく、スタンドにいた選手、スタッフ、全員がしっかりと目に焼き付けたと思います。だからこその悔し涙、そして翌日からの2連勝だったのだと感じています。

秋はもう、優勝争いを知らない同志社ではありません。手が届きそうで届かなかったリーグ優勝。次は必ず、同志社が掴み取ります。

最後に、今季リーグ戦も幣部を応援してくださいました皆様へ、心より感謝申し上げます。今後ともご声援の程、よろしくお願い申し上げます。

マネージャー 新実未由子



2016年5月20日

熱く泥くさく、優勝へ

こんにちは。まだ5月ですが夏日が続いており、選手たちは皆半袖で汗を流しながら練習しています。

昨日は應援團と合同で、同立戦に向けた応援練習を行いました。これまで以上に一体となったスタンドの応援も、同立戦の見所の一つです。

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【写真:コンバットを踊る應援團】

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【写真:声を揃える選手たち】

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【写真:全体の様子】

明日からはいよいよ春季リーグ戦最終節・同立戦です。誰もリーグ優勝を知らないこのチームが、主将の白水(4・大阪桐蔭)を中心にまとまり、全員でリーグ戦を戦い抜いてきました。そして今やっと、「優勝」の二文字がすぐそこまで見えてきています。優勝の条件は、2連勝。対して立命館は、1勝した時点で優勝が決まります。同志社は厳しい条件のように思えますが、白水の言葉通り、「これまで通り戦うだけ」。そうすれば自ずと結果はついてくるはずです。全員で優勝を信じ、明日からの2戦を戦います。

第8節 伝統の一戦・同立戦

1回戦 5月21日(土) 13:00~@わかさスタジアム京都

2回戦 5月22日(日) 13:00~@わかさスタジアム京都

9季ぶりの優勝決定戦である同立戦。盛り上がること間違いなしです!皆様お誘いあわせの上、是非球場に足をお運びいただき、ご声援を賜りましたら幸いです。部員のご親族・ご友人、同大・同女大生、硬式野球部OB、京田辺市民サポーター、無料引換券をお持ちの方々は、球場一塁側入口へお越しください。

皆様のお越しを、部員一同お待ちしております!

マネージャ 新実未由子


2016年5月16日

同立戦に向けて


こんにちは。
昼間は暖かく、半袖でも過ごすことができる気候が続いております。

さて、同立戦までいよいよ一週間を切りました。5年ぶりとなる同立戦での優勝争いということで、本日は京田辺市役所へ挨拶に行って参りました。
市長は甲子園に出場された経験のある元高校球児でもあり、格別の思いで我々硬式野球部を応援していると言ってくださいました。京田辺市が全面的に同立戦を宣伝してくださるとのことで、京田辺市内の各掲示板に同立戦のポスターを貼っていただけることになりました。

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【写真:京田辺市長と記念撮影をする左から主将の白水(4・大阪桐蔭)、副主将の大西(4・大阪桐蔭)】


後日、京田辺市のホームページやfacebookにも本日の様子を掲載してくださるので、是非ご覧ください。
我々はたくさんの方々から応援やサポートをしていただいているのだということを改めて実感致しました。日頃支えてくださっている方々に恩返しをするためにも必ず立命館大学との試合を制し、全国大会へと繋ぎたいと思います。

第8節   対立命館大学

1回戦   5月21日(土)   13:00〜@わかさスタジアム京都

2回戦   5月22日(日)   13:00〜@わかさスタジアム京都


皆様の声援が我々の力になります。皆様お誘い合わせの上、是非球場に足をお運びいただければ幸いです。



マネージャー   川岸さくら












2016年5月12日

全員で掴む勝利の花

はようございます。

時間が経つのは早いもので、春季リーグ戦が開幕してから1か月以上が経ち、リーグ戦も終盤になるにつれ盛り上がりが増してきました。

さて、5月7、8、11日に2016年春季リーグ戦第六節、対関西学院大学戦が行われました。

<5月7日 第六節 対関西学院大学戦 一回戦>

優勝する条件は、残りの試合全てで勝ち点を取ること。この条件を胸に迎えた第一戦目。1回裏、同志社の攻撃、先頭打者辻(2・履正社)がセンター前安打で出塁すると、犠打でランナーを送り一死2塁とします。そして3番矢野(3・杵築)がセンター前適時安打を放ち一点を先制します。この日の先発マウンドに立ったのは左腕平尾(奎)(4・大阪桐蔭)。先制点を挙げた打撃陣に応えたい平尾(奎)でしたが、3回表、安打と四球で一点を許し同点に追いつかれてしまいます。続く打者にも安打を許し、更に押し出しの四球により逆転されます。投手を援護したい打撃陣は、1回裏後、出塁はするも相手投手中内を打ち崩すことが出来ず、相手のペースで試合が進みます。そして6回表、センター前安打を許しランナーが出塁すると、二死3塁からセンター前適時安打を浴び、一点を追加され二点差になります。その後、7回からマウンドに上がった平尾(拓)(3・彦根東)は出塁は許すも点を与えることはなく、試合は終了となり一戦目は黒星を飾ります。

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【写真:先発を任される平尾(奎)】

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【写真:先制点に貢献する矢野】

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【写真:盛り上がるスタンドの様子】


<5月8日 第六節 対関西学院大学戦 二回戦>

昨日の雪辱を果たしたい同志社。皆の思いを背にマウンドに上がったのは右腕エース福島(2・大阪桐蔭)立ち上がりから好投を見せ、4回終了までに奪った三振は七つ。終始落ち着いたピッチングで相手に隙を与えません。試合が動いたのは2回表、同志社の攻撃。この回先頭打者の白水(4・大阪桐蔭)がセンター前安打を放つと、犠打で送り死球とセンター前安打で一死満塁とします。ここで打順は9番福島。福島に放たれた5球目をライト前に運び先制します。そして二死満塁から四球を選び押し出しで二点目を追加します。相手投手が代わった直後、矢野がセンター前適時打を放ち二人が生還、この回四点を奪います。3回表にも白水がレフト前に安打を放ち、犠打と単打で進塁し、ワイルドピッチにより五点目を追加します。味方の援護を受けた福島は5回裏、ライトへの二塁打を浴び、内野ゴロの間に進塁され二死3塁に。続く打者に内野安打を打たれランナー生還、一点を返されます。そして6回裏、四球と安打を許し一死満塁のピンチを迎え、続く打者も四球を選び押し出しで追加点を与えます。4・5・6回と無失点の同志社終盤に入り追加点を狙います。7回表、矢野がセンター前安打で出塁すると井手(4・修悠館)がライト前に運び無死1・2塁とします。犠打を成功させこの絶好のチャンスで打席に入るのは長打率チームトップの平山(3・鳥取城北)。初球を見事に左中間へ三塁打を放ち二点を追加します。五点のリードを貰った7回裏、福島に代わりマウンドを託されたのは平尾(拓)。7回、8回をきっちり抑え残るイニングは9回裏。二死から出塁を許し、迎えた4番打者に放った4球目。打球は外野手の頭上を大きく超えライトスタンドへ。ツーランホームランで点を追加されますが、次の打者を打ち取りゲームセット、リードを守り切り二戦目は白星を挙げます。

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【写真:二戦目先発の福島】

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【写真:初回セカンドへの内野安打で出塁する辻】

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【写真:今季チームトップ打率を誇る山岸(3・天理)】

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【写真:走者に声をかけるランナーコーチ京田(4・聖光学院)】

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【写真:スタンドの応援の様子】

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【写真:7回表三塁打を放つ平山】


<5月11日 第六節 対関西学院大学戦 三回戦>

雨の影響で二日空いて迎えた三戦目。相手エースに苦しむ同志社でしたが、3回裏、エラー間に一気に3塁まで駒を進め、犠飛で一点を先制します。初回からのマウンドには二戦目で力投を魅せた福島。迎えた4回表、三塁打を浴び内野ゴロの間に点を与え先制点を守り切ることはできませんが、5回まで被安打二本と粘り強いピッチングをします。しかし6回表、二本の長打と二つの四死球で一死満塁になると続く打者にも安打を許しこの回二点を追加されます。ここで福島から平尾(拓)へバトンが渡り、一死満塁から二者できっちり抑ます。その裏の攻撃、相手の失策で出塁すると、井手がライトへの適時打を放ちランナー生還、一点を返します。そして試合は終盤に入ります。7回表、一死1・2塁から二本の安打を打たれ二点、二死満塁から四球を選ばれ押し出しでこの回三点目を奪われます。四点差で迎えた裏の攻撃、打線が漸く繋がります。西田(悠)(3・富山第一)、山岸、辻がそれぞれ安打で出塁し一死満塁を作ります。そして相手エースをマウンドから降ろすことに成功した直後、大西(4・大阪桐蔭)、代打出場の福原(2・今治西)が四球を選び押し出し、ここで打席に入った4番井手が走者一掃となる右中間への二塁打を放ちます。続く白水、も右中間へ運び二塁打とするとランナーが生還し点を追加します。そして二死1・2塁から山岸がこの回二本目の安打を放ち、代打竹中(3・県岐阜商)もセンター前に運び7回に一挙八得点で試合をひっくり返します。四点差を守り切りたい同志社、8回からマウンドに立つ平尾(奎)は、好守備もあり8回、9回をきっちり抑え試合終了、三回戦に白星を飾り勝ち点を掴み取ります。

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【写真:先制点を挙げる福島】

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【写真:三塁牽制で審判にアピールする井手】

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【写真:井手の二塁打により生還したランナーを迎えるベンチの様子】

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【写真:7回裏に二塁打を放つ白水】

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【写真:8回9回をきっちり抑える平尾(奎)】

この三戦、全てにおいて先制点を挙げたのは同志社でした。それを守り切れるかどうか、また点差が離れても諦めない姿勢が勝敗のカギを握ったのではないでしょうか。スタンドで応援している選手たちも、相手スタンドに負けず劣らずの声援を送っていました。第六節を終え現在勝ち点3と好成績で同立戦を迎えます。同立戦までの残りの時間、新しいことを始めるのではなく、新チームになってから続けてきたことに磨きをかけ、大輪の花を咲かせたいと思います。


マネージャー 武市侑子

2016年5月 1日

二連勝で勝ち点を掴む

 

こんばんは。本日から5月が始まり、暖かい日差しがてりつける過ごしやすい一日となりました。

昨日から2日間、南港中央野球場にて対京都大学戦が行われました。


<4月30日 第五節 対京都大学戦 1回戦>

 優勝をつかみ取るため、確実に勝ち点を奪いたい同志社は初回、大西(4・大阪桐蔭)、井手(4・修猷館)の安打で二死1、3塁とすると、白水(4・大阪桐蔭)がレフト前へ適時打を放ち、1点を先制します。さらに4回、一死2、3塁から辻(2・履正社)がスクイズを成功させ1点を追加します。一方、この日先発を任された福島(2・大阪桐蔭)は初回、先頭打者に四球を与えるも、その後4回まで1人も出塁を許さず好投を見せます。5回、一死満塁となりこの試合初めてのピンチを迎えるも併殺に打ち取り、試合は後半戦へ。6回、一死満塁から辻の適時打により2点を追加、さらに二死満塁から井手の走者一掃となるライトオーバー三塁打で3点を追加し、この回計5点を加えます。7回にはまたもや辻が適時打を放ち2点を追加。8回には山岸(3・天理)が適時打を放ち1点を追加します。最終回、井手のゴロの間に1点を追加し、決して気を抜くことのない攻撃で付け入る隙を与えません。投手陣は8回、9回と溝田(1・履正社)、難波(1・PL学園)が継投し、完封リレーで試合終了。計17安打11得点の大勝利となりました。

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【写真:2安打5打点と活躍を見せた辻】

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【写真:先制打を放った白水】

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【写真:7回を2安打無失点に抑えた福島】

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【写真:リーグ戦初登板の難波】

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【写真:3安打4打点でチームをけん引した井手】


<5月1日 第五節 対京都大学戦 2回戦>

 本日の先発は左のエース平尾(奎)(4・大阪桐蔭)。初回に二者連続三振を奪い流れを掴むと、そのままテンポのよいピッチングで5回まで相手打線を2安打に抑えます。一方の同志社打線は初回、四球から一死1、2塁のチャンスを作ると、白水がセンター前へ適時打を放ち1点を先制します。さらに4回、井手の内野安打で二死2塁とすると、今季初スタメンとなる大和(4・鳴門)がレフト前へ適時打を放ち1点を追加します。5回以降は投手戦となり、両チーム無安打。先発の平尾(奎)は9回2安打完封の好投を見せ、序盤にとった2点を守りきり、2連勝で勝ち点を獲得しました。

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【写真:好投を見せた平尾(奎)】

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【写真:今季初スタメンでチームに貢献した大和】

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【写真:本日3打数2安打で現在打率チームトップの山岸】

主将白水、副将井手といった4回生がプレーで皆を引っ張り、大量得点をとっても油断することなく、最終回まで攻める野球ができたのではないかと思います。チャンスでの一打が出なかった昨シーズンまでとは違い、どの選手も自分が決めるという強い意志で、チーム全体の意識を高めています。近大戦から続けて4連勝となりますが、ここで満足することなく、残りの試合も全て勝利して、必ず優勝をつかみ取ります。


マネージャー 片平佳奈