痛い敗戦
こんばんは。25日(土)から27日(月)まで、関西大学戦が行われました。その3試合を振り返りたいと思います。
<4月25日 第四節 対関西大学戦 1回戦>
この日先発を任されたのは、エース柏原(4・桐光学園)。初回からランナーを背負うも、粘りのピッチングを魅せ4回まで無失点に抑えます。一方同志社打線は初回、東口(3・滝川)、檜垣(2・今治西)の連打でチャンスを作ると、宮川(4・智辯和歌山)がレフトへ適時2塁打を放ち、2人が生還。今季初の先制点を奪います。2回裏には末永(4・西城陽)、東口の安打により1点を追加します。5回表、ホームスチールを決められ1点を返されますが、その後は柏原の好投により2塁を踏ませません。そうして2点リードのまま迎えた9回表。一死1・2塁のピンチを背負いますが、平尾(拓)(2・彦根東)がリリーフで登場し、後続を断ち切り試合終了。ようやく取ることのできた柏原の1勝目は、150球の激投でした。
【写真:好投を魅せた柏原】
【写真:ベンチに迎えられる檜垣】
<4月26日 第四節 対関西大学戦 2回戦>
前日の流れに乗り、勝ち点を奪いたい同志社。しかし、相手投手の好投を前に、5回表までわずか2安打と得点を奪えません。一方マウンドにあがっていた平尾(拓)は4回裏、この回の先頭打者に安打で出塁を許すと、ここから制球が定まらず、まさかの押し出しにより先制点を奪われます。なおも一死満塁とされ、ここでマウンドには、近畿大学戦で好リリーフを魅せた福島(1・大阪桐蔭)があがります。しかし死球による押し出しで、さらに1点を追加されます。一刻も早く追いつきたい同志社は6回表、井手(3・修猷館)、宮本(2・九州学院)の安打により1点を返します。8回表には井手が安打で出塁し二死3塁とすると、相手の失策により生還。さらに、またも宮本の適時打により、ついに逆転に成功します。しかしその裏、福島が相手打線に捕まり同点とされ、3対3のまま迎えた9回裏。福島に代わりマウンドにあがった矢野(敦)(4・今治西)でしたが、一死1・2塁のピンチを背負い、打席には関西大学のエースである石田投手。甘く入った初球をライト前に運ばれ、サヨナラ負けを喫しました。
【写真:この日3安打の井手】
【写真:この日2本の適時打を放った宮本】
<4月27日 第四節 対関西大学戦 3回戦>
勝ち点を奪うため、絶対に勝たなければならないこの試合。先発を任されたのは、初戦で150球を投げ抜いた柏原。3回表、二死から4連打を浴び、1点を先制されます。一方同志社打線は、初回からチャンスを作るも無得点のまま迎えた4回裏。この回先頭の川端(4・大阪桐蔭)の放った打球は、レフトの頭上を越えスタンドへ。主将の一振りにより、試合を振り出しに戻します。しかしその後試合は動かず、勝負の行方は延長戦へもつれます。10回表、前の回からマウンドにあがっていた福島でしたが、3安打を浴び2点を奪われます。その裏、この回先頭の宮川がレフト線への2塁打で出塁しますが、後が続かず試合終了。接戦を制せず、痛い黒星となってしまいました。
【写真:本塁打を放った川端】
自分たちから勝利を手放してしまったという印象を受けた2試合でした。これで自力優勝はなくなりましたが、この結果をまっすぐ受け止め、残る近大戦、京大戦、立命戦を戦い抜いてもらいたいと思います。
マネージャー 新実未由子