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2015年4月アーカイブ: 同志社大学硬式野球部ブログ

2015年4月28日

痛い敗戦

こんばんは。25日(土)から27日(月)まで、関西大学戦が行われました。その3試合を振り返りたいと思います。

<4月25日 第四節 対関西大学戦 1回戦>

この日先発を任されたのは、エース柏原(4・桐光学園)。初回からランナーを背負うも、粘りのピッチングを魅せ4回まで無失点に抑えます。一方同志社打線は初回、東口(3・滝川)、檜垣(2・今治西)の連打でチャンスを作ると、宮川(4・智辯和歌山)がレフトへ適時2塁打を放ち、2人が生還。今季初の先制点を奪います。2回裏には末永(4・西城陽)、東口の安打により1点を追加します。5回表、ホームスチールを決められ1点を返されますが、その後は柏原の好投により2塁を踏ませません。そうして2点リードのまま迎えた9回表。一死1・2塁のピンチを背負いますが、平尾(拓)(2・彦根東)がリリーフで登場し、後続を断ち切り試合終了。ようやく取ることのできた柏原の1勝目は、150球の激投でした。

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【写真:好投を魅せた柏原】

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【写真:ベンチに迎えられる檜垣】

<4月26日 第四節 対関西大学戦 2回戦>

前日の流れに乗り、勝ち点を奪いたい同志社。しかし、相手投手の好投を前に、5回表までわずか2安打と得点を奪えません。一方マウンドにあがっていた平尾(拓)は4回裏、この回の先頭打者に安打で出塁を許すと、ここから制球が定まらず、まさかの押し出しにより先制点を奪われます。なおも一死満塁とされ、ここでマウンドには、近畿大学戦で好リリーフを魅せた福島(1・大阪桐蔭)があがります。しかし死球による押し出しで、さらに1点を追加されます。一刻も早く追いつきたい同志社は6回表、井手(3・修猷館)、宮本(2・九州学院)の安打により1点を返します。8回表には井手が安打で出塁し二死3塁とすると、相手の失策により生還。さらに、またも宮本の適時打により、ついに逆転に成功します。しかしその裏、福島が相手打線に捕まり同点とされ、3対3のまま迎えた9回裏。福島に代わりマウンドにあがった矢野(敦)(4・今治西)でしたが、一死1・2塁のピンチを背負い、打席には関西大学のエースである石田投手。甘く入った初球をライト前に運ばれ、サヨナラ負けを喫しました。

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【写真:この日3安打の井手】

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【写真:この日2本の適時打を放った宮本】

<4月27日 第四節 対関西大学戦 3回戦>

勝ち点を奪うため、絶対に勝たなければならないこの試合。先発を任されたのは、初戦で150球を投げ抜いた柏原。3回表、二死から4連打を浴び、1点を先制されます。一方同志社打線は、初回からチャンスを作るも無得点のまま迎えた4回裏。この回先頭の川端(4・大阪桐蔭)の放った打球は、レフトの頭上を越えスタンドへ。主将の一振りにより、試合を振り出しに戻します。しかしその後試合は動かず、勝負の行方は延長戦へもつれます。10回表、前の回からマウンドにあがっていた福島でしたが、3安打を浴び2点を奪われます。その裏、この回先頭の宮川がレフト線への2塁打で出塁しますが、後が続かず試合終了。接戦を制せず、痛い黒星となってしまいました。

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【写真:本塁打を放った川端】

自分たちから勝利を手放してしまったという印象を受けた2試合でした。これで自力優勝はなくなりましたが、この結果をまっすぐ受け止め、残る近大戦、京大戦、立命戦を戦い抜いてもらいたいと思います。

マネージャー 新実未由子

2015年4月24日

明日から関大戦

こんばんは。不安定なお天気から一転、春らしい陽気が続いています。

先週末はリーグ戦がなかったため、オープン戦を行いました。その際に、同志社スポーツアトム編集局の皆さんがグラウンドにお越しくださり、選手への取材が行われました。スポーツアトムは毎季同立戦前になると、同立戦号を作成し、野球部を盛り上げてくださります。野球部の活動は、様々な方の支えや応援があって成り立っているということを、忘れてはいけません。

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【写真:取材の様子】

さて、明日は第四節1回戦、関西大学戦、南港中央野球場にて13時試合開始予定となっております。優勝するには、残りの勝ち点を全て取るしかありません。なんとしても2連勝で勝ち点を取り、優勝への望みを繋げたいと思います。是非球場へお越しいただき、ご観戦いただければ幸いです。ご声援の程、よろしくお願い申し上げます。

マネージャー 新実未由子

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2015年4月13日

勝ち点の行方は3回戦へ

こんばんは。不安定なお天気が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日予定しておりました近畿大学戦は、残念ながら雨天中止となってしまいました。試合メンバーは京田辺に集合し、屋内練習場でバッティングやストレッチなどを行いました。なお、第二節3回戦、対近畿大学戦は、5月7日(木)南港中央野球場にて13時試合開始予定となっております。

さてここで、一昨日、昨日に行われました近畿大学戦を振り返りたいと思います。

<4月11日 第二節 対近畿大学戦 1回戦>

この日の先発を任されたのは、エース柏原(4・桐光学園)。7回まで何度もランナーを背負うも、粘りのピッチングを魅せホームを踏ませません。一方同志社打線も7回までわずか3安打と、柏原を援護できずに迎えた8回表。均衡を破ったのは近畿大学でした。2本の安打により1点を先制されます。9回表には漆原(3・天理)、矢野(敦)(4・今治西)が継投しますが、踏ん張りきれずさらに2点を追加されます。3点のリードを許し迎えた9回裏、同志社の最後の攻撃。先頭の井手(3・修猷館)、竹中(2・県岐阜商)が安打で出塁すると、リーグ戦初スタメンの宮本(2・九州学院)がレフトへ適時打を放ち、1点を返します。さらに代打片山(3・倉敷商)が死球で出塁し、打席には代打平山(2・鳥取城北)。相手投手の投じた4球目をうまくセンター前に運び、3塁ランナーが生還。2塁ランナーの宮本もサードを回りホームを目指しますが、センターからの好返球により、タッチアウト。同点目前で破れる結果となってしまいました。


<4月12日 第二節 対近畿大学戦 2回戦>

3回戦に望みを繋げるべく臨んだこの試合。先制点を奪って流れを掴みたい同志社でしたが、相手投手の好投の前に8回まで3塁を踏むことができません。一方、この日先発の平尾(拓)(2・彦根東)は4回裏、相手打線に掴まり、マウンドを矢野(敦)に譲ります。ここはしっかりとリリーフの役目を果たした矢野(敦)でしたが、6回裏、一死1・2塁から長打を浴び2点を先制され、さらに犠牲フライにより1点を追加されます。8回裏には、1回生で唯一のベンチ入りメンバー福島(1・大阪桐蔭)が登板し、無失点に抑え反撃への流れを作ります。前日と同じく3点差で迎えた9回表。先頭の井手が安打で出塁すると、川端(4・大阪桐蔭)、白水(3・大阪桐蔭)が四死球で出塁し一死満塁とします。ここで相手投手の暴投によりようやく1点を奪います。さらに、代打鈴木(航)(2・桐光学園)、大西(3・大阪桐蔭)が四球を選択し、押し出しにより1点差とします。ここで打席には、リーグ戦初出場の代打檜垣(2・今治西)。高めに甘く入った初球を左中間へ運び、ついに逆転に成功します。続く宮川(4・智弁和歌山)の犠牲フライ、片山(3・倉敷商)の右中間への適時打によりさらに2点を追加し、勝負の行方は9回裏へ。マウンドには柏原があがり、1点を奪われたものの、最後は打ち取り同志社の勝利となりました。

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【写真:多くの好プレーでチームを救った大西】

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【写真:リーグ戦初登板で勝利投手となった福島】

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【写真:両試合とも活躍を見せた平山】

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【写真:逆転の適時打を放つ檜垣】

全員で掴み取った今季リーグ戦初勝利。チームの一体感を持続させ、来週の関西大学戦まで練習に励んでもらいたいと思います。


マネージャー 新実未由子


2015年4月 7日

リーグ戦開幕!

こんばんは。春の訪れを感じさせてくれた桜はもう散り始めていますが、本日は肌寒くなっております。選手たちも数日前に比べ、厚着をしてグラウンドに出てきています。

さて、4月4日(土)、2015年春季リーグ戦が開幕いたしました。新体制となり、初めて迎えるリーグ戦。同志社の初戦は関西学院大学でした。

<4月4日 第一節 対関西学院大学戦 1回戦>

開幕戦での先発を任されたのは、エース柏原(4・桐光学園)。守備から流れを作りたい同志社でしたが、初回、四球を皮切りにここから2連打を浴び、1点を先制されます。2・3・4回は相手打線を三者凡退に抑えましたが、5回表、先頭打者に安打で出塁を許すと、四球と2塁打により1点を追加されます。ここでマウンドには、3回生にしてリーグ戦初登板の平尾(奎)(3・大阪桐蔭)が上がります。なんとか流れを断ち切りたいところでしたが、制球が定まらずさらに3点を追加されてしまいます。一方同志社打線は、再三チャンスを作るもあと一本が出ず、ここまで無得点のまま迎えた6回裏。川端(4・大阪桐蔭)、竹中(2・県岐阜商)が連打で出塁し、白水(3・大阪桐蔭)の犠牲フライによりようやく1点を返します。しかし、6回からマウンドに上がっていた漆原(3.天理)が関学打戦に掴まり、8回表に3点を追加されます。その裏には井手(3・修猷館)が、通算第1号のソロホームランを放つも、反撃はここまで。大差で敗れる結果となってしまいました。

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【写真:ホームランを放った井手】

<4月6日 第一節 対関西学院大学戦 2回戦>

雨により一日遅れで迎えた2回戦。この日の先発は、昨季から頭角を現している平尾(拓)(2・彦根東)。初回からテンポ良く関学打戦を打ち取り、4回までパーフェクトピッチングを魅せます。しかし6回裏、味方の失策により出塁を許すと、この日初めての安打を浴び、ここから一気に3点を奪われます。一方、ここまで三度得点圏にランナーを置くも無得点だった同志社打線は7回表、西田(貴)(2・富山第一)、白水、大西(3・大阪桐蔭)の3連打により1点を返します。一気に追いつきたいところでしたが、スクイズ失敗や、後続が凡退し、チャンスをものにできません。8回表には川端、宮本(2・九州学院)の安打で1点を返すも、あと一歩及ばず。攻撃がうまく噛み合わず、勝ち点を落としてしまいました。

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【写真:6回10奪三振の好投を魅せた平尾(拓)】

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【写真:難しい球をうまくライトに運んだ大西】

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【写真:雨の中声援を送るスタンド】

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【写真:代打で適時打を放った宮本】

試合後、悔しさを抑えきれない選手たちの姿も見えました。しかし、今週末には第二節・近畿大学戦があります。うまく気持ちを切り替え、残りの試合全て勝つことだけを考えて3日間を過ごしてもらいたいと思います。

マネージャー 新実未由子