TOPPAGE > ブログ
2014年4月アーカイブ: 同志社大学硬式野球部ブログ

2014年4月15日

「球道即人道」

こんにちは。

 昨日、同志社大学学生支援センター主催の新入生特別歓迎会として、硬式野球部の宮本慎也OB(元東京ヤクルトスワローズ)が、今出川校地の寒梅館ハーディーホールにて講演をしてくださいました。そのタイトルは「球道即人道」。野球で歩む道は人の道そのものだという意味です。

講演の中で頻繁に出てきた言葉の一つに、「目配り気配り」がありました。PL学園高校時代の寮生活では、正直首をかしげたくなるほどの厳しいルールの中に身を置いていた宮本OBですが、プロ野球界では、それらのおかげか、細かな目配り気配りが自然と身についたそうです。(ただし、片岡篤史OBや立浪和義さんの振る舞いには圧倒されたそうです...)しかし、そのような立ち居振る舞いのできる方々は、人望も兼ね備えているのだそうです。もう一つ、「言い訳をしない」こいう言葉も非常に印象的でした。何かを言い訳にして日々を過ごしている人は、自分の立ち位置を認識することなく、自己の底上げにはつながらないとのことです。そこで、宮本OBが取り組んだことは、「でも」という言葉を使わないようにしたことでした。こうして一度、自分を見つめ直し、失敗を認めて反省することで、後の失敗を防ぎ、何度も立ち上がって「強い人」となっていくことに徹したそうです。

以上のことは、プレーの際いざというときに、出てくるものだと強調しておられました。これらは、当の本人にしか感じることのできないことであり、良いことも悪いことも、やってみなくては実感することはできません。しかし、こうして偉大な先輩の経験談を糧に、これからの野球に取り組むことができる特権を、私たち現役野球部が活かさないわけにはいかないと、強く感じました。講演後、話に刺激された選手も多数いたようで、これからシーズン半ばに入るチームにどのような変化が起こるか、楽しみにしたいと思います。最後に、貴重な講演をしてくださった宮本慎也OB、本当にありがとうございました。

マネージャー 井上果純

2014年4月11日

春季リーグ戦開幕

こんばんは。桜の見頃も終盤を迎え、すっかり新緑の季節となりました。

さて、先週末に春季リーグ戦が開幕いたしました。同志社の初節は関西大学、リーグ戦優勝のためには欠かせない一つ目の勝ち点をかけて戦いました。

1回戦はエース柏原(3・桐光学園)がマウンドにあがり好投を見せますが、打線が援護できず、0対0のまま延長戦へともつれ込みます。11回にようやく同志社の打線が動き、結果3対0で勝利しました。2連勝で勝ち点を得たいところでしたが、2回戦は終盤の関西大学の猛攻に圧倒されてしまい、勝ち点の行方は3回戦へと持ち越されます。3回戦でマウンドにあがったのは、初戦で11回完封勝利を収めている柏原。ここでも9回を2失点に抑える好投を見せ、攻撃も理想的な形で3点を得ることができました。

この節で勝ち点を得ることができた要因は、ベンチ入りしているメンバーの頑張りはもちろんですが、スタンドで懸命に応援するベンチ外の選手たちの力もあるのではないかと思います。仲間でもありライバルでもある選手たちですが、リーグ戦では全員が勝利を願い、メンバーを応援しています。特に3回戦では、全員が笑顔で楽しそうに応援している姿が印象的でした。

明日は第2節1回戦、関西学院大学戦、皇子山球場にて10時30分試合開始の予定でございます。是非球場へお越しいただき、ご観戦いただければ幸いです。ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。

なお、関西大学戦の写真は、第2節が終わり次第、関西学院大学戦の写真とあわせてアップさせていただきます。更新が遅れてしまい、申し訳ございません。

マネージャー 新実未由子