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2023年4月アーカイブ: 同志社大学硬式野球部ブログ

2023年4月15日

'23春季リーグ戦(近畿大学戦)

こんにちは。4月14日(金)、4月16日(日)、4月22日(土)に行われました、春季リーグ戦対近畿大学を振り返ります!

<4月14日(金) 第3節 近畿大学 1回戦>

先発真野が二試合連続完投勝利を挙げ、勝ち点獲得へ前進!

聖地阪神甲子園野球場で行われた近畿大学との試合。先攻の同志社は初回三者凡退に倒れ、得点には繋がりません。

先発を任された真野(4・天理)は四球や安打により出塁を許すも、無得点に抑える好投を見せます。

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【写真:完璧なピッチングを魅せる真野】

3回表、一死から釜萢(4・札幌大谷)が中安打により出塁。二死1塁から塚本(4・智辯学園)が左安打を放ち二死1・2塁と得点圏にランナーを進めるも、先制のチャンスに1本が出ず、この回得点することは出来ません。

試合が動いたのは、6回表。一死から浅野(3・大阪桐蔭)が死球により出塁すると、続く川久保(3・桐蔭学園)の右安打により一死1・3塁とチャンスを広げます。チャンスで回ってきた4番の松井(4・東邦)の右適時二塁打により、1点を先制します!!更に二死満塁で打席が回ってきた辻井(1・京都国際)の左適時打によってリードを広げる2点を追加し、3-0とこの回一挙3得点します。

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【写真:先制の右適時二塁打を放ちガッツポーズをする松井】

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【写真:リードを広げる2点追加の適時打を放った辻井】

点差を広げたその裏。先発真野が相手の左二塁打と送りバントにより、一死3塁とピンチを迎えます。続く打者の二ゴロの間に三塁走者が生還し、1点を返され3-1となります。しかし、その後は相手打線を打ち取り、これ以上の失点は許しません。

7回から最終回まで真野が三者凡退に抑え、二点差のリードを守り抜き、甲子園初戦は見事3ー1で勝利を収めました!

<4月16日(日) 第3節 近畿大学 2回戦>

最終回の猛攻により1点差にまで追いつくも後一歩及ばず、勝ち点の行方は3回戦へ

昨日の勢いに乗り、勝ち点を得たい同志社の先発を任されたのはリーグ戦経験豊富な髙木(3・福井工大福井)。初回、近大打線を三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せます。

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【写真:今季リーグ戦初先発の高木】

しかし、2回表。先頭打者に右安打、続く打者に自身の悪送球により出塁を許し、無死1・3塁とピンチを背負います。何とか無失点で切り抜けたいところですが相手の勢いを止めることができず、左適時打を打たれ、1-0と先制を許します。その後遊直に打ち取るも、四球を与え一死満塁とピンチは続きます。次の打者を何とか抑えたい場面、この試合髙木とバッテリーを組む辻井(1・京都国際)の好判断により三塁走者の本塁への盗塁を阻止し、その間に一塁走者・二塁走者に進塁を許すも二死2・3塁と髙木を援護します。その後打者を三ゴロで打ち取り、この回1失点で切り抜けます。

その裏、一死から中森(2・大阪桐蔭)が四球を選択し出塁します。続く主将釜萢(4・札幌大谷)の右二塁打と相手の二塁手の失策も絡み、中森が生還し同点に追いつきます!!

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【写真:ガッツポーズをする釜萢】

3回表、髙木が一死から二者連続ヒットを許すもその後をしっかりと抑え、これ以上の失点は許しません。

何とか投手を援護したい同志社の3回裏。先頭の篠原(4・甲府南)が四球を選択し出塁すると、髙木に代わって佐藤(壮)(2・水城)が送りバントを決め、一死2塁とチャンスをつくります。後続が倒れるも浅野(3・大阪桐蔭)が右安打を放ち、二死1・3塁となるも、後一本が出ず、この回得点とはなりません。

4回からはリーグ戦初出場・初登板の清野(1・敦賀気比)が髙木に代わってマウンドに上がります。一死から三者連続で四球を与える苦しい展開になるも、二ゴロ併殺打によりこの回無失点と抑え、見事な投球を見せました!

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【写真:甲子園でリーグ戦デビューを飾った清野】

5回表。4回に引き続き清野がマウンドに立ちます。先頭打者に三内野安打を打たれるも、後続を三振に抑え一死1塁としたところで財原(2・明豊)にマウンドを託します。相手の4番打者を三振に打ち取る気迫あふれたピッチングを見せ、二死1塁。ここで頼れる左のワンポイント阪上(陸)(3・鳥取城北)がマウンドに上がるも、右適時三塁打を浴び、痛い追加点を相手に与えます。

前半戦を2ー1で折り返し、後半の反撃に期待します。

6回表からは今季好調の清川(3・花巻東)がマウンドに上がります。先頭打者に四球を与えると、その後送りバントや四球により二死1・2塁とピンチを背負います。追加点を阻止したい同志社ですが、相手の2番打者に右適時打を打たれ、3-1とさらに点差が広がります。

何とか追いつきたい同志社ですが、6・7回は相手の好投を前に三者凡退に打ち取られ、得点とはなりません。

8回裏、篠原がこの日2つ目の四球により出塁すると、清川に代わって打席に立つのは岡村(3・敦賀気比)。皇子山での打席の悔しさを晴らす、初球を見事に捉えた右安打を放ち無死1・3塁とチャンスを広げます。続く牧原(1・東山)が四球を選択し無死満塁とこの日一番のチャンスが到来するも後続が倒れ、この大チャンスを生かせません。

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【写真:リーグ戦初安打の岡村】

9回表、清川に代わり、橋本(裕)(2・浜田)がマウンドに上がり好テンポで三者凡退に抑え、攻撃に繋ぎます。

ここで勝ち越したい同志社はその裏。先頭の4番松井(4・東邦)が中安打により出塁し、流れを呼びこむと、中森に代わって橋本(光)(4・倉敷商)の四球・釜萢の送りバントにより一死2・3塁と4回生が粘りを見せ、得点圏にランナーを運びます。辻井がフルカウントから二ゴロを打つも、その間に松井が生還し1点を返し3ー2。二死3塁と一打同点のチャンスで篠原に代わって、山元(3・天理)が打席に立ちます。鋭い打球を放つも三ゴロに打ち取られ試合終了。

同志社はこの日わずか4安打と打線が奮わず、勝ち点の行方は3回戦へ持ち越されました。

<4月22日(土) 第4節 近畿大学 3回戦>

僅か3安打と打線が沈黙...近大戦の勝ち点を落とし、自力優勝は消滅する。

これ以上負けられない同志社の先発を任されたのはエースの真野(4・天理)。初回、先頭打者に右二塁打を打たれ、続く打者の送りバントにより一死3塁と苦しい立ち上がりとなります。なんとか無失点で切り抜けたいところですが、真野の暴投により三塁走者が生還、痛い先制点を与えます。

さらに2回裏。先頭打者に出塁を許し、続く打者の送りバントにより一死2塁とランナーを背負います。これ以上点差が広がるのは避けたいところですが、右適時三塁打、左犠飛を打たれ、0ー3と相手打線の勢いを止められません。

3回表。真野に代わって打席に立つのはリーグ戦初出場の加藤(1・東洋大牛久)。反撃のリズムを生む、見事なバッティングで出塁します!!続く塚本(4・智辯学園)の死球、浅野(2・大阪桐蔭)の送りバントにより一死1・3塁と得点圏にランナーを進めます。後続が倒れるも、松井(4・東邦)が難しいボールを見極め、四球で出塁し二死満塁の大チャンスをつくります。ここで打席は好調の辻井(1・京都国際)に回ってきます。初球をレフト前に運び、加藤・塚本が生還。2ー3と1点差に近づきます!

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【写真:リーグ戦初打席初安打の加藤】

3回裏からは甲子園でリーグ戦デビューを飾った清野(1・敦賀気比)が死球や送りバントによりランナーを背負うも、続く打者を三振に打ち取り、二死2塁とします。ここで失点は許されない場面、相手の四番打者に打順が回ります。初球を捉え、右安打を打たれるも、右翼手松井の本塁への好送球により二塁走者は本塁で走塁死し、この回無失点で切り抜けます。

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【写真:連係プレーにより二塁走者の生還を阻止した辻井】

4回裏。清野に代わって近大戦2回戦の先発投手髙木(2・福井工大福井)がマウンドに立ちます。2回戦の雪辱を果たすべく先頭打者を三振に抑えるも、三者連続ヒットを許し1点の追加点を許します。さらに四死球や適時打により、2ー6とこの回3点も相手に許します。

5回は両者ともに無得点に終わり、2ー6で前半戦を折り返します。

6回裏。今季リーグ戦初登板の土岐(3・米子東)がマウンドに上がります。三者凡退に抑え、堂々たるピッチングを見せました!!

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【写真:リーグ戦マウンドに返り咲いた土岐】

7回裏。これ以上の失点は防ぎたい同志社でいしたが、土岐に代わってマウンドを託された清川(3・花巻東)が一死から四球を与えると相手の波に吞まれ、3本の安打を許し、2ー9とさらに点差を広げる展開となります。

なんとか反撃したい同志社でしたが、近大投手陣の好投を前に4回以降0安打と全く打線が奮わず、2ー9で試合終了と近大戦の勝ち点を落とす結果となりました。

次戦は、

5月3日(水)

対 関西大学 1回戦 於:南港中央野球場

10:30試合開始予定

5月4日(木)

対 関西大学 2回戦 於:南港中央野球場

13:00試合開始予定

となっております。

※今季は感染対策を講じ、有観客での開催となっております。皆様、応援のほどよろしくお願いいたします。

同志社は近大戦の勝ち点を落としたことで、完全に自力優勝が消滅しました。他大学の試合結果に左右されますが、残りの関大戦・立命戦を全勝し、悲願のリーグ戦優勝を掲げ、選手・スタッフ一丸となって戦ってまいります。

今後とも変わらぬご声援のほど、よろしくお願いいたします。

マネージャー 佐藤絢子

       安永梨沙子

2023年4月 9日

'23春季リーグ戦(京都大学戦)

こんにちは。4月8日(土)、4月9日(日)に行われました、春季リーグ戦対京都大学を振り返ります!

 

〈4月8日(土) 第2節 京都大学 1回戦〉

 

投打が噛み合い、勝ち点獲得に向けて大きな一勝!!

 

先攻の同志社は2回、釜萢(4・札幌大谷)の安打で二死1・3塁のチャンスを作るも、後続が倒れ、先制点を挙げることはできません。

 

先発を任されたのは財原(2・明豊)。二回裏、先頭打者に中二塁打を打たれ、後続を打ち取るも、またもや左安打を打たれ一死13塁のピンチを招きます。しかし後続を左飛、一邪飛に打ち取り二回まで無失点に抑えます。

三回裏、財原に代わって髙木(3・福井工大福井)がマウンドに上がり、京大打線を三者凡退に抑えます。

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【写真:好投を見せる髙木】

四回表、先頭の川久保(3・桐蔭学園)が左二塁打で出塁すると、四番松井(4・東邦)が中適時打を放ち1点を先制します!続く中森(2・大阪桐蔭)が送りバントを決め一死2塁とチャンスを広げますが、その後の一本が出ず、追加点を獲得することはできません。

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【写真:先制打を放った好調の松井】

その裏、二死から四球と安打により二死1・2塁のピンチを招くと、八番打者に中適時打を打たれ同点とされてしまいます。さらに二死1・3塁とピンチが続きますが、後続を抑え、これ以上の失点は許しません。

 

反撃に出たい同志社ですが、五・六回は相手投手の好投を前にチャンスを作ることができません。

 

試合が動いたのは、七回表。主将の釜萢が相手の失策により出塁すると、続く辻井(1・京都国際)が左安打でチャンスを広げ、無死1・2塁とします。代打内海(2・佐久長聖)の送りバントで、一死23塁と塁を進め、チャンスで回ってきた一番牧原(1・東山)が中適時打を放ち、二点を追加します!!続く浅野(3・大阪桐蔭)も右安打で出塁し、一死1・3塁と再びチャンスを作ると川久保が四球を選び、一死満塁。この試合先制打を放った松井の犠飛により、さらに一点を追加し4-1とします!

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【写真:この試合2安打の活躍を見せた牧原】

八回表、先頭の塚本(4・智弁学園)の右二塁打を放ち、辻井の二打席連続ヒットにより、さらに1点を得ます。

 

髙木に代わりマウンドに上がった清川(3・花巻東)が、安定感のあるピッチングを見せ、七・八回を三者凡退に抑えます。

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【写真:三者凡退の好投を見せた清川】

九回表、先頭の浅野が死球で出塁すると、続く川久保、松井の連打によりさらに2点を追加します。

 

同志社リードの7ー1で迎えた最終回。今季初登板の橋本(2・浜田)がマウンドに上がり、京大打線を三者凡退に抑え、試合を締めくくりました!

〈4月9日(日) 第2節 京都大学 2回戦〉

エースが踏ん張りを見せ、今季初勝ち点を獲得!!

この日先発を任されたのは、真野(4・天理)。初回、安打や四球を許し、ランナーを背負うも後続を打ち取り、無失点に抑えます。

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【写真:大事な試合の先発を任された真野】

一回裏。昨日リーグ戦デビューを飾った牧原(1・東山)が昨日に引き続きスタメンで起用され、期待が高まる一打席目。初球を見事に捉え、左安打で出塁。続く浅野(3・大阪桐蔭)が左安打で出塁し、無死1・2塁。さらに川久保の遊ゴロにより、塁を進め一死2・3塁と一打2得点のチャンスをつくります。ここで打席が松井(4・東邦)に回ります。5球目を捉え、左適時打を放ち、2点を先制します!!

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【写真:期待の新星 牧原】

さらに四回裏。釜萢(4・札幌大谷)が四球を選択し、出塁すると、続く辻井(1・京都国際)が右安打を放ち、無死1・3塁とチャンスメイクに成功します。続く真野が投ゴロを打つも、相手投手が落球し、その間に三塁走者の釜萢が生還し、1点を追加。真野が出塁し、無死1・2塁とチャンスが続きます。牧原の送りバントにより、一死2・3塁と塁を進め、さらに相手投手の暴投により、辻井が生還し1点追加、0ー4とします。

7回までランナーを背負うも、味方の好援護もあり、得点は許しません。

8回表。一死から遊内野安打で出塁を許すと、その後死球と右安打により、1点を返されます。

しかし、その後は出塁を許さないパーフェクトピッチングを見せ、1ー4と今季初勝ち点を獲得しました!

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【写真:スタンドの応援の様子】

次戦は、

4月14日(金)

対近畿大学戦 1回戦 於:甲子園野球場

10:00試合開始予定

4月16日(日)

対近畿大学戦 2回戦 於:甲子園野球場

10:00試合開始予定

となっております。

※今季は感染対策を講じ、有観客での開催となっております。皆様、応援のほどよろしくお願いいたします。

皆様の温かいご支援の下、今季初勝ち点を得ることができました。12年ぶりのリーグ戦優勝という目標に向けて、今年度のチームスローガン「超克~超えて、越えて、頂へ~」を胸に掲げ、チーム一丸となって頑張って参ります。

今後とも変わらぬご声援の程、よろしくお願いいたします。

マネージャー 佐藤絢子

       芝田玲央奈

2023年4月 1日

'23春季リーグ戦(関西学院大学戦)

こんにちは。

4月に入り、春の日差しが心地よくなりましたが、皆様変わらずお過ごしでしょうか。

さて、4月1日(土)、令和5年度関西学生野球連盟春季リーグ戦が開幕いたしました。

わかさスタジアム京都にて、新型コロナウイルス感染症感染拡大により中止されていた入場行進が約4年ぶりに行われました。

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【写真:入場行進をする開幕戦メンバー】

それでは同志社の初陣となる第1節、関西学院大学戦を振り返ります。

〈4月1日(土) 第1節 関西学院大学 1回戦〉

初回5得点をあげるも、サヨナラ負けを喫し、開幕戦は黒星発進となる。

先攻の同志社は初回、一死から浅野(3・大阪桐蔭)が死球で出塁すると、二死1塁から四番を任された副主将の松井(4・東邦)が右安打を放ち、二死1・3塁とチャンスをつくります。そして続く中森(2・大阪桐蔭)の左適時打により先制します!さらに続く主将の釜萢(4・札幌大谷)の左適時打や山元(3・天理)の右適時三塁打によりこの回一挙5得点をあげます!!

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【写真:先制打を放った中森】

開幕戦の先発を任されたのは、エースの真野(4・天理)。初回、安定感のあるピッチングで相手打線を無失点に抑えるも、二回裏、一死から左安打で出塁を許すと、盗塁や味方の失策により一死3塁のピンチを招きます。後続を一ゴロで打ち取るも、その間に3塁ランナーが生還し、1点を返されます。

追加点をあげたい同志社は三回表、一死から塚本(4・智辯学園)が相手の失策により出塁し、釜萢の二ゴロの間に塁を進め、二死2塁のチャンスをつくります。その後、初回右適時三塁打を放った山元の二打席連続ヒットにより、1点を追加し、6ー1とします!

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【写真:この試合二打席連続ヒットの活躍を見せた山元】

四回裏、先頭打者を味方の失策により出塁を許すと、続く打者に右適時三塁打を許し、1点を返されます。後続を中飛と二ゴロに打ち取るも、ランナーが生還し、6ー3と点差を縮められます。

さらに五回裏、先頭打者に左中間への二塁打を許すと、続く後続を一ゴロと二ゴロに打ち取るも、ランナーが進塁し、二死3塁とピンチを迎えます。この回をなんとか抑えたい同志社でしたが中適時打を浴び、更に1点を失います。前半戦を6ー4で折り返します。

なんとか点差を広げたい同志社ですが、相手投手の好投を前に得点へ繋げることができません。

六回裏、二死から三者連続安打を許し、同点へと追いつかれます。二死2塁でマウンドを阪上(陸)(3・鳥取城北)に託し、ピンチを切り抜けます。

七・八回を財原(2・明豊)、清川(3・花巻東)の継投で、これ以上の失点は許しません!!

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【写真:三者凡退の好投を見せた財原】

試合が動いたのは九回表。先頭の橋本(4・倉敷商)が中安打で出塁すると、続く松井がこの試合四本目のヒットを放ち、勝ち越しに成功します!

このまま1点差で逃げ切りたい同志社。九回裏、登板経験豊富な髙木(3・福井工大福井)にマウンドを託すも、先頭打者に中安打を浴びると、さらに味方の失策や死球により、一死満塁とピンチを迎えます。ここでリーグ戦初登板の末冨(2・同志社)がマウンドに上がります。しかし、押し出し四球を与え、同点に追いつかれます。さらに左適時打を許し、サヨナラ負けを喫し、開幕戦は無念の黒星発進となりました。

〈4月2日(日) 第1節 関西学院大学 2回戦〉

投手陣が見事な完封リレーを見せ、今季初勝利!

先発マウンドに上がったのは、昨日1イニングを三者凡退で抑え、圧巻のリーグ戦デビューを飾った財原(2・明豊)。初回、先頭打者を空振り三振に抑えると、続く打者も打ち取り、上々の立ち上がりを見せます。

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【写真:先発投手として試合をつくった財原】

その裏、一死から浅野(3・大阪桐蔭)が中安打で出塁すると、続く橋本(4・倉敷商)の一ゴロの間に二塁へ、二死2塁とします。四番松井(4・東邦)が四球を選び、チャンスを広げると、中森(2・大阪桐蔭)が右安打を放ち、二死満塁としますが、チャンスに一本が出ず、この回無得点に終わります。

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【写真:2安打の活躍を見せた四番松井】

二回表、二死から連打と四球により、満塁のピンチを背負いますが、続く打者を空振り三振に抑え込み、無失点で切り抜けます。

その後も安定した投球を見せ、相手打線を封じ込みます。

財原の好投に応えたい同志社打線。四回裏、一死1塁から篠原(4・甲府南)が左安打を放ち、一死1・2塁のチャンスをつくります。しかし、続く打者が併殺打に打ち取られ、またも得点には結びつきません。

五回表、先頭打者に中三塁打を許し、ピンチを迎えます。続く打者を遊ゴロに打ち取ると、ここまでマウンドを守ってきた財原に代わり、昨日に続きピンチの場面で阪上(3・鳥取城北)が登板します。一死3塁から一番打者を中飛に打ち取り、中堅手の浅野、遊撃手の川久保(3・桐蔭学園)の好返球により、三塁走者の生還を阻止、見事な連携プレーによりピンチを脱却します。

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【写真:2日連続の見事な火消しを魅せた阪上(陸)】

その裏、一番打者からの好打順でしたが、三者凡退に終わり一点が遠く感じられます。

試合が動いたのは六回裏、先頭打者の松井が右安打で出塁すると、中森が犠打を成功させ一死2塁のチャンスをつくります。代打岡村(3・敦賀気比)が四球を選びチャンスを拡大させると、リーグ戦初出場の辻井(1・京都国際)が左適時打を放ち、待望の先制点を挙げます!

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【写真:リーグ戦初出場で初安打初打点を挙げた辻井】

その後も両者得点がなく0-1で迎えた最終回。六回表からマウンドに上がった三番手清川(3・花巻東)が三者凡退に抑える圧巻の投球を魅せ、試合終了。

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【写真:4イニングを見事無失点で抑えた清川】

今季初勝利を飾りました!

〈4月3日(月) 第1節 関西学院大学 3回戦〉

チャンスの場面での決定打に欠け、無念の敗北を喫す。

この試合先発を任されたのは、1回戦での雪辱を果たすべく、リベンジに燃える真野(4・天理)。初回、二者連続安打により、一死1・3塁のピンチを迎えると、続く打者に適時打を打たれ、先制を許します。

先攻の同志社は二回表。一死から中森(2・大阪桐蔭)が四球を選び、出塁。後続が打ち取られるも、塚本(4・智辯学園)が左安打、篠原(4・甲府南)が相手の失策により出塁し、二死満塁の反撃のチャンスをつくるも、後続が倒れ、この回無得点に終わります。

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【写真:今季リーグ戦初安打の塚本】

これ以上の失点を避けたい同志社。二回裏、先頭打者に四球を与え、続く打者に右適時三塁打を打たれ、0ー2と追加点を与えます。無死3塁から右犠飛により、三塁走者が生還し、0-3とさらに点差を広げられます。しかし、続く打者を空振り三振に打ち取り、二死。ここで真野に代わり、髙木(3・福井工大福井)がマウンドに上がります。四球を与えるも、後続を抑え、これ以上の失点は許しません。

四回表、先頭打者の辻井(1・京都国際)が四球により出塁。後続が打ち取られるも、辻井が盗塁を決め、一死2塁。さらに篠原の俊足を生かした内野安打により、一死1・3塁のチャンスをつくります。ここで髙木に代わって、1回戦で3打点を記録した好調の山元(3・天理)が打席に立ちます。山元の中犠飛により、辻井が生還し1点を返します!!

四回裏、髙木から、2回戦好投を見せた財原(2・明豊)がマウンドに立ちます。先頭打者を遊飛に打ち取るも、続く打者に右二塁打を許し、さらに犠打により、二死3塁のピンチを迎えます。ここで財原から阪上(陸)(3・鳥取城北)に代わり、ピンチを切り抜けたいところですが、二者連続安打を浴び、1ー5とさらに点差を広げられます。これ以上の失点を許したくない同志社は清川(3・花巻東)にマウンドを託します。相手の二番打者を三ゴロに打ち取り、これ以上は点差を広げさせません。

五・六・七回は清川の好投や野手の好プレーにより、無失点に抑えます。清川は味方の援護を待ちます。

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【写真:力投を見せた清川】

追加点を得たい同志社は八回表、代打に抜擢された1回生の牧原(1・東山)が粘りを見せ、左安打で出塁するも、後続が倒れ、この回も無得点となります。

八回裏、先頭打者に左安打を許すと、続く打者を打ち取るも進塁され、二死2塁のピンチを迎えます。続く打者にフルカウントから中適時三塁打を浴び、1点を献上します。しかし、その後三振に打ち取り、最終回の攻撃へ繋げます。

九回表、リーグ戦初打席の佐藤(壮)(2・水城)が初球を捉え左安打で出塁、同じく初打席の櫻井(遥)(2・金光八尾)が四球を選び、二死1・2塁とチャンスをつくります。続く副主将の松井(4・東邦)が四番の意地を見せ、内野安打で出塁し二死満塁。しかし、後続が倒れ、1ー6で関西学院大学に勝ち点を落としました。

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【写真:リーグ戦初打席の2回生(上から佐藤(壮)、櫻井(遥))】

次戦は、

4月8日(土)

対京都大学戦 1回戦 於:マイネットスタジアム皇子山

13時00分試合開始予定

4月9日(日)

対京都大学戦 2回戦 於:マイネットスタジアム皇子山

10時30分試合開始

となっております。

※今季は感染対策を講じ、有観客での開催となっております。皆様、応援のほどよろしくお願いいたします。

勝ち点を落としてしまいましたが、12年ぶりのリーグ戦優勝という目標を掲げ、今年度のチームスローガン「超克~超えて、越えて、頂へ~」の下、チーム一丸となって頑張って参ります。

今後とも変わらぬご声援の程、よろしくお願いいたします。

マネージャー 佐藤絢子

       山川愛実