TOPPAGE > ブログ
2023年10月アーカイブ: 同志社大学硬式野球部ブログ

2023年10月30日

23'秋季リーグ戦(立命館大学)

こんにちは。10月20日(金)、10月21日(土)に行われました秋季リーグ戦対立命館大学を振り返ります!

〈10月20日(金) 第7節 立命館大学 1回戦〉

相手投手の好投を前に手が出ず、無念の無安打無得点。

先攻の同志社は初回、一死から浅野(3・大阪桐蔭)が死球で出塁すると、盗塁と捕逸により二死3塁とします。しかし、後続が倒れ得点には至りません。

IMG_9929.jpeg

【写真:盗塁を決めた浅野】

伝統の一戦、初戦のマウンドを託されたのは今季初先発となる真野(4・天理)。一死から二者連続四球を与えるも、四番打者を併殺に打ち取り、上々の立ち上がりを魅せます。

二回裏、先頭打者に中安打を許すと、犠打と四球により一死1・2塁のピンチを招きますが、後続を三邪飛と三振に抑え、得点を与えません。

しかし三回裏、二死まで追い込むも三番打者に右安打を許すと、続く打者に中適時二塁打を放たれ、1点を先制されます。

IMG_0193.jpeg

【写真:今季初先発の真野】

四回表、ここまで無安打で抑え込まれている中、打順が二巡目となり、なんとか攻略の糸口を見つけたい同志社打線。二死から松井(4・東邦)が四球で出塁し、盗塁を決めるも、続く打者が三ゴロに打ち取られ、ここでも得点とはなりません。

その裏、見事相手打線を三人で打ち取り、流れを引き渡しません。

しかし五回裏、先頭打者に四球を与えると続く打者にも四球を与え無死1・2とされます。そして犠打により一死2・3塁のピンチを迎え、ここで先発真野に代わって阪上(陸)(3・鳥取城北)がマウンドに上がります。しかし三番打者に死球を与え、一死満塁となり、この絶体絶命の場面を橋本(裕)(2・浜田)に託します。先程、適時打を放っている四番打者を一球で左飛に打ち取ると、続く打者もフルカウントから三振に抑え、完璧な投球により窮地を救います。

IMG_1286.jpeg

【写真:一死満塁を無失点で切り抜けた橋本(裕)】

六回裏、橋本(裕)に代わって清川(3・花巻東)がマウンドに上がり、攻撃を三人で打ち取ります。

しかし七回裏、二者連続三振を奪うも二死から中安打を許し、更に疑投により二死2塁とされます。そして続く三番打者に右適時安打を放たれ、1点を追加されます。

そして八回裏、一死から左安打を許し、盗塁により一死2塁とされます。そして続く打者に右安打を許すも、右翼手の好返球により本塁を狙った二塁走者をアウトにとり二死とし、八番打者も右飛に打ち取り、九回の攻撃に望みを繋ぎます。

ここまで無安打の同志社は、九回表、代打を起用し一振りに懸けます。しかし、二ゴロと三振で二死まで追い込まれ、打席には主将釜萢(4・札幌大谷)。フルカウントまで粘ったものの、見逃し三振に抑え込まれ、試合終了。

IMG_2092.jpeg

【写真:九回表、代打で出場した釜萢】

最後まで相手投手を攻略できず、伝統一戦初戦は無念の無安打無得点に終わりました。

〈10月21日(土) 第7節 立命館大学 2回戦〉

1点差に追いつくも後一歩届かず、無念の同立戦二連敗を喫する。

もう後がない同志社の先発は野邉(1・津西)。先頭打者に中二塁打を浴びると、続く打者の犠打、右適時三塁打により一点の先制を許し、苦しい立ち上がりとなります。しかし、相手の四番・五番打者を打ち取り、攻撃へ流れを繋ぎます。

一回裏、一死から牧原(1・東山)が右安打を放ち、次の塁を狙うも盗塁死。チャンスを活かすことができません。

二回表、一回に続き野邉がマウンドに上がります。先頭打者に左安打、盗塁により2塁へ進まれます。その後打者を打ち取り一死3塁としたところで、橋本(裕)(2・浜田)にマウンドを託します。中犠飛により、一点を与えるも最少失点でこの回を切り抜けます。

三回裏、一死から2年春振りとなるスタメン起用を果たした今村(4・今治西)がチームの士気を上げる三内野安打を放ちます!しかし後続が倒れ、得点とはなりません。

IMG_0408.JPG

【写真:ヒットパフォーマンスをする今村】

四回表、投手陣の頑張りに応えたいところ、二死から頼れる四番の松井(4・東邦)が中三塁打を放ち、一気に3塁へ到達します!しかし、後続が倒れ、得点版には0が続きます。

IMG_0403.JPG

【写真:首位打者へリーチとなる一打を放った松井】

前半戦を橋本(裕)に代わって、四回から登板している髙木(3・福井工大福井)の好投もあり、2ー0で折り返します。

六回裏、牧原がこの日2本目となる安打を放つと、相手の隙を突いた盗塁で2塁へ進みます。松井と首位打者争いを繰り広げている川久保(3・桐蔭学園)の左適時打により、1点を返します!!

IMG_0404.JPG

【写真:松井に引けを取らない川久保】

七・八回は清川(3・花巻東)が昨日の雪辱を果たすピッチングを魅せ、相手打線を三者凡退に抑えます。

九回表、マウンドに上がるのは黒田(4・敦賀気比)。安打を許すも、堂々たるピッチングを魅せ、得点版に0を刻みます。

IMG_0405.JPG

【写真:頼れる4回生バッテリーの黒田と有賀(4・桐光学園)】

九回裏、一死から川久保が粘りを魅せ、出塁します。続く松井が右安打により一死1・2塁とチャンスメイクに成功しますが、後続が倒れ2ー1で試合終了。伝統の一戦は二連敗となりました。

IMG_0406.JPG

【写真:最後の整列写真】

これにて、秋季リーグ戦が閉幕しました。同志社は二季連続の4位(3勝ち点11試合6勝5敗0分 勝率.545)という悔しい結果に終わりましたが、弊部4回生の松井が打率.375により首位打者賞とベストナイン賞、3回生の川久保がベストナイン賞を受賞しました!!

秋季リーグ戦の閉幕をもって、四回生は引退となります。「超克~超えて、越えて、頂へ~」を掲げ、主将釜萢(4・札幌大谷)を中心にチーム一丸となって12年振りとなる悲願のリーグ優勝という壁を超えるために一年間戦い抜きました。今季のリーグ戦順位は惜しくも4位となりましたが、最終節まで優勝争いを繰り広げることが出来たのは4回生が作り上げたチーム力だと感じています。後輩たちに優しさと明るさ、時には厳しさを持って接してくださり、本当にありがとうございました。

先輩達の想いを繋ぐと共に、来季こそは優勝を果たせるよう、厳しい冬の練習に取り組んでいきたいと思います。

IMG_0407.JPG

【写真:主将釜萢の最後となるミーティング】

最後になりましたが、いつも部員を温かく見守り応援して下さる保護者の皆様、チームや部員のことを気にかけご指導下さるOB・OGの皆様、今年度から声出し応援が解禁され、大きな声で球場を盛り上げてくださった應援團の皆様、部員達が安全に活動できる環境を整えて下さった学校関係者の皆様、これまでチームを支えて下さった全ての方々に、心より御礼申し上げます。

今後とも変わらぬ温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。

マネージャー 佐藤絢子

       山川愛実

2023年10月13日

令和五年度後期チャレンジリーグ(関西大学戦)

こんにちは。10月7日(土)に行われました、令和五年度後期チャレンジリーグ戦関西大学戦を振り返ります!

<10月7日(土)令和五年度後期チャレンジリーグ(関西大学戦)>

投手陣が粘るも打線が振るわず、2試合連続の黒星。

先攻の同志社は初回、一死から佐藤(壮)(2・水城)が失策により出塁するも結果的に3人で攻撃を終え、得点とはなりません。

先発マウンドを任されたのは、北尻(2・同志社香里)。先頭打者に四球を与え、更に盗塁を許すと、続く打者に中安打を放たれ、無死1・3塁のピンチを招きます。ピンチを切り抜けたいところですが、続く打者に左適時打を浴び、一点を先制されます。その後も一死満塁とピンチは続きますが、後続を打ち取り、最少失点で抑えます。

続く二回裏、一死から二連打を浴びるも後続を二者連続三振に抑え、無失点で切り抜けます。さらに三回裏にも三者連続三振を奪い、これで五者連続三振と圧巻の投球を魅せます。

IMG_0777.jpg

【写真:五回一失点八奪三振と粘りの投球を魅せた北尻】

投手の好投に応え、なんとか反撃したい同志社ですが、四回まで無安打に抑え込まれます。しかし五回表、先頭打者の今岡(1・同志社香里)が中安打で出塁すると、一死1塁から山岸(1・静岡)が左安打を放ち、一死1・2塁とします。続く都甲(1・大分舞鶴)が四球を選び、一死満塁とチャンスを広げると続く坂(2・大阪桐蔭)の游ゴロの間に三塁走者が生還し、同点に追いつきます!二死1・3塁とチャンスは続くも、あと一本が出ず、逆転とはなりません。

2E4DC81F-5598-43D6-A2FD-5D3BE563D3A9.jpeg

【写真:先制点に繋がる左安打を放った山岸】

六回表、先発の北尻に代わり清野(1・敦賀気比)がマウンドに上がります。無失点で攻撃に繋げたいところですが、先頭打者に四球を与えると続く打者が失策により出塁し、無死1・2塁とします。その後、七番打者に右適時打を放たれ、1点を追加されます。無死満塁とピンチが続き、ここで田野(1・玉野光南)にマウンドを託します。後続を完璧に打ち取り、見事な救援を魅せます!

IMG_1215.jpg

【写真:無死満塁を無失点で抑えた田野】

八回表、二死から寺島(1・同志社国際)が左安打を放つと、続く佐藤(壮)が失策により出塁し二死1・2塁のチャンスを迎えます。しかし、後続が倒れ、得点には結びつきません。

その裏、七回から登板している野田(2・三田学園)が先頭打者に四球を与えますが、続く打者を二併殺打に打ち取り、九回の攻撃に繋げます。

なんとか追いつきたい同志社は九回表、無死から今岡がこの試合二本目の安打となる中二塁打を打ち、同点のチャンスを作ります。しかし、後続が三人で打ち取られ試合終了。1-2で関西大学に敗戦を契し、チャレンジリーグ2連敗となりました。

IMG_1551.jpg

【写真:二安打の活躍を魅せた今岡】

次戦は、

11月5日(日)

対近畿大学 於:近畿大学G

10時30分試合開始予定

となっております。

今後とも変わらぬご声援の程、よろしくお願い致します。

マネージャー 中條 玲音

2023年10月 4日

23'秋季リーグ戦(近畿大学戦)

こんにちは。10月1日(日)、10月2日(月)に行われました秋季リーグ戦対近畿大学を振り返ります!

〈10月1日(日) 第5節 近畿大学 1回戦〉

延長12回の投げ合いを制し、勝利。

近畿大学1回戦の先発を任されたのは、今季3回目の先発登板である野邉(1・津西)。持ち味のコントロールで相手打線を翻弄します。

一回裏、先制点が欲しい同志社は二死から三番川久保(3・桐蔭学園)が右安打で出塁しますが、走塁死により得点には繋がりません。

二回表、相手打者に安打を許しはするものの無失点で切り抜けます。

その裏、内海(2・佐久長聖)が持ち前の足を活かして内野安打を放ちますが、後続が倒れ得点とはなりません。

その後も同志社打線は相手投手を打ち崩す事が出来ず、七回わずか二安打と封じ込まれます。

対する野邉も見事な好投を見せ、六回に二死3塁のピンチを背負うも切り抜け、八回までを無失点に抑えます。

IMG_1843.jpeg

【写真:八回まで無失点に抑え好投を見せた野邉】

先制点を争う展開で迎えた八回裏、一死から絶好調の七番近藤(1・大阪桐蔭)が右安打を放つと、続く堀内(2・天理)も右安打を放ち一死1・2塁と大きなチャンスを迎えます。しかし走者が牽制死により二死となると、チャンスで一本を打つ事が出来ず、またもや無得点に終わります。

九回表、好投を見せた野邉に代わりマウンドを任されたのは大迫(2・小樽双葉)。先頭打者に四球を与え、続く打者の犠打を処理した所で交代となります。ここでマウンドに上がったのは真野(4・天理)。一人目の打者を三振、二人目の打者を三邪飛で打ち取る完璧な立ち上がりを見せます。

両チーム共に優勝の可能性を残すためには絶対に負けられないこの試合、投手陣が意地の好投を見せ、無得点のまま九回が終了し延長戦へと突入します。

十回表、絶対に得点を許したくない同志社ですが、先頭打者に本塁打を打たれ1点を先制されます。しかし、続く打者を三者凡退に抑えこれ以上の得点は許しません。

その裏、得点出来なければ負けが確定する場面で打順は四番松井(4・東邦)から始まります。昨秋首位打者の意地を見せ、左安打で出塁すると、盗塁を成功させ一死2塁とします。六番辻井(1・京都国際)に打順が回ると、中適時打により1点を返して試合を振り出しに戻します。2点目が欲しい同志社ですが、後続が倒れ1ー1のまま試合は続きます。

IMG_1851.jpg

【写真:安打を放った松井】

十一回は両チーム共に無得点で終わり、試合の行方は分からないまま十二回にもつれ込みます。

十二回表、緊迫した場面でマウンドを任されたのは橋本(裕)(2・浜田)。相手打者を三者凡退に抑え、攻撃への流れを作ります。

IMG_1852.jpg

【写真:好投を見せた橋本(裕)】

何としても得点したい同志社の先頭打者は代打を任された中森(2・大阪桐蔭)。監督の期待に応え、左安打を放ち無死1塁とチャンスを作ります。後続が打ち取られ一死1塁となった所で、打順は近藤に回り、この試合二本目の安打により一死1・2塁とチャンスを広げます。しかし、続く打者が三振に打ち取られ二死1・2塁となります。ここで代打牧原(1・東山)が死球により出塁。二死満塁とこの試合最大のチャンスを迎え、試合の勝敗を左右する場面で主将釜萢(4・札幌大谷)に打順が回ります。四球を選び、押し出しにより1点を追加し試合終了となりました。

IMG_1853.jpg

【写真:四球を選んだ主将釜萢】

このように近畿大学1回戦は1-2で勝利し、勝ち点獲得に向けて大きく前進しました。

〈10月2日(月) 第5節 近畿大学 2回戦〉

八回裏に先制を許すも、九回表・十回表の猛攻により近大戦を制する。

12年振りのリーグ戦優勝を目指す同志社にとって負けられない一戦。先攻の同志社は初回、二死から川久保(3・桐蔭学園)が中安打により出塁すると、続く松井(4・東邦)が右安打を放ち二死1・3塁のチャンスを作るも後続が打ち取られ、無得点に終わります。

一回裏、先発を任されたのは髙木(3・福井工大福井)。先頭打者に安打を許すも得意のストレートを活かし、得点を許しません。

四回裏、相手は四番打者から始まる好打順であったものの気迫あふれる投球で三者連続三振を奪い、チームを牽引します。

taka.jpg

【写真:七回1/3を投げ切り、六奪三振被安打四の好投を記録した髙木】

前半戦は0ー0と両者が拮抗する中、後半戦を迎えます。

八回裏。髙木が先頭打者に四球を与えると、続く打者に犠打、左安打、死球を与え一死満塁のピンチを迎えます。ここで今季リーグ戦で投手デビューを果たした大迫(2・小樽双葉)がマウンドに上がります。相手に中犠飛により1点の先制を許すも、その後は打者を打ち取り、最小失点で切り抜けます。

後がない同志社の九回表。先頭打者の浅野(3・大阪桐蔭)が二球目を捉えライト線への長打を放ち、得意の俊足を活かし一気に3塁に到達します。ここで打席が回ってきたのは今季リーグ戦首位打者争いをしている川久保。左適時打を放ち、浅野が生還し同点に追いつきます!

sukippa.jpg

【写真:今季リーグ戦初の長打を放った浅野】

九回裏、再びマウンドには大迫が上がります。二死まで打ち取ったところで、橋本(裕)(2・浜田)にマウンドを託すも相手に三塁打を浴び、二死3塁とピンチを迎えます。続く打者を申告敬遠としたところで、同志社の頼れるエース真野(4・天理)が登板します。苦しい場面でありながらも、相手を右飛に打ち取り攻撃へ繋げます。

二日連続で延長を迎えた同志社の十回表。先頭打者の主将釜萢(4・札幌大谷)が投内野安打、続く堀内(2・天理)が死球により出塁し無死1・2塁とします。続く代打の篠原(4・甲府南)が投ゴロを打ち、二塁走者が走塁死するも一死1・2塁とチャンスが続きます。ここで代打起用の山元(3・天理)が打席に立ち、ツーストライクに追い込まれるも左安打を放ち、一死満塁とチャンスを広げます!!ここで後続が打ち取られ二死満塁となるも、相手投手の暴投の間に三塁走者が生還し、2ー1と勝ち越しに成功します!!

taiyo.jpg

【写真:チームの士気を高める安打を打った山元】

十回裏。マウンドに立つのは清川(3・花巻東)。先頭打者に四球を与えるも、味方の好守備もあり続く打者を併殺打に打ち取り、二死とします。最後は相手の三番打者を左飛に打ち取り、試合終了。今季、三つ目の勝ち点を獲得しました!!

kiyo.jpg

【写真:最後の打者を打ち取り、チームメイトと抱き合う清川】

次戦は、

10月20日(金)

対立命館大学戦 1回戦 於:わかさスタジアム京都

16時30分試合開始予定

10月21日(土)

対立命館大学戦 2回戦 於:わかさスタジアム京都

13時30分試合開始

となっております。

次節の同立戦で今季リーグ戦は最終戦となります。約12年ぶりとなるリーグ戦優勝が懸かっていますが、今季限りで引退の四回生と共にチーム一丸となって目の前の一戦に全力で戦ってまいります。

今後とも温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。

マネージャー 佐藤絢子

       芝田玲於奈