23'秋季リーグ戦(立命館大学)
こんにちは。10月20日(金)、10月21日(土)に行われました秋季リーグ戦対立命館大学を振り返ります!
〈10月20日(金) 第7節 立命館大学 1回戦〉
相手投手の好投を前に手が出ず、無念の無安打無得点。
先攻の同志社は初回、一死から浅野(3・大阪桐蔭)が死球で出塁すると、盗塁と捕逸により二死3塁とします。しかし、後続が倒れ得点には至りません。
【写真:盗塁を決めた浅野】
伝統の一戦、初戦のマウンドを託されたのは今季初先発となる真野(4・天理)。一死から二者連続四球を与えるも、四番打者を併殺に打ち取り、上々の立ち上がりを魅せます。
二回裏、先頭打者に中安打を許すと、犠打と四球により一死1・2塁のピンチを招きますが、後続を三邪飛と三振に抑え、得点を与えません。
しかし三回裏、二死まで追い込むも三番打者に右安打を許すと、続く打者に中適時二塁打を放たれ、1点を先制されます。
【写真:今季初先発の真野】
四回表、ここまで無安打で抑え込まれている中、打順が二巡目となり、なんとか攻略の糸口を見つけたい同志社打線。二死から松井(4・東邦)が四球で出塁し、盗塁を決めるも、続く打者が三ゴロに打ち取られ、ここでも得点とはなりません。
その裏、見事相手打線を三人で打ち取り、流れを引き渡しません。
しかし五回裏、先頭打者に四球を与えると続く打者にも四球を与え無死1・2とされます。そして犠打により一死2・3塁のピンチを迎え、ここで先発真野に代わって阪上(陸)(3・鳥取城北)がマウンドに上がります。しかし三番打者に死球を与え、一死満塁となり、この絶体絶命の場面を橋本(裕)(2・浜田)に託します。先程、適時打を放っている四番打者を一球で左飛に打ち取ると、続く打者もフルカウントから三振に抑え、完璧な投球により窮地を救います。
【写真:一死満塁を無失点で切り抜けた橋本(裕)】
六回裏、橋本(裕)に代わって清川(3・花巻東)がマウンドに上がり、攻撃を三人で打ち取ります。
しかし七回裏、二者連続三振を奪うも二死から中安打を許し、更に疑投により二死2塁とされます。そして続く三番打者に右適時安打を放たれ、1点を追加されます。
そして八回裏、一死から左安打を許し、盗塁により一死2塁とされます。そして続く打者に右安打を許すも、右翼手の好返球により本塁を狙った二塁走者をアウトにとり二死とし、八番打者も右飛に打ち取り、九回の攻撃に望みを繋ぎます。
ここまで無安打の同志社は、九回表、代打を起用し一振りに懸けます。しかし、二ゴロと三振で二死まで追い込まれ、打席には主将釜萢(4・札幌大谷)。フルカウントまで粘ったものの、見逃し三振に抑え込まれ、試合終了。
【写真:九回表、代打で出場した釜萢】
最後まで相手投手を攻略できず、伝統一戦初戦は無念の無安打無得点に終わりました。
〈10月21日(土) 第7節 立命館大学 2回戦〉
1点差に追いつくも後一歩届かず、無念の同立戦二連敗を喫する。
もう後がない同志社の先発は野邉(1・津西)。先頭打者に中二塁打を浴びると、続く打者の犠打、右適時三塁打により一点の先制を許し、苦しい立ち上がりとなります。しかし、相手の四番・五番打者を打ち取り、攻撃へ流れを繋ぎます。
一回裏、一死から牧原(1・東山)が右安打を放ち、次の塁を狙うも盗塁死。チャンスを活かすことができません。
二回表、一回に続き野邉がマウンドに上がります。先頭打者に左安打、盗塁により2塁へ進まれます。その後打者を打ち取り一死3塁としたところで、橋本(裕)(2・浜田)にマウンドを託します。中犠飛により、一点を与えるも最少失点でこの回を切り抜けます。
三回裏、一死から2年春振りとなるスタメン起用を果たした今村(4・今治西)がチームの士気を上げる三内野安打を放ちます!しかし後続が倒れ、得点とはなりません。
【写真:ヒットパフォーマンスをする今村】
四回表、投手陣の頑張りに応えたいところ、二死から頼れる四番の松井(4・東邦)が中三塁打を放ち、一気に3塁へ到達します!しかし、後続が倒れ、得点版には0が続きます。
【写真:首位打者へリーチとなる一打を放った松井】
前半戦を橋本(裕)に代わって、四回から登板している髙木(3・福井工大福井)の好投もあり、2ー0で折り返します。
六回裏、牧原がこの日2本目となる安打を放つと、相手の隙を突いた盗塁で2塁へ進みます。松井と首位打者争いを繰り広げている川久保(3・桐蔭学園)の左適時打により、1点を返します!!
【写真:松井に引けを取らない川久保】
七・八回は清川(3・花巻東)が昨日の雪辱を果たすピッチングを魅せ、相手打線を三者凡退に抑えます。
九回表、マウンドに上がるのは黒田(4・敦賀気比)。安打を許すも、堂々たるピッチングを魅せ、得点版に0を刻みます。
【写真:頼れる4回生バッテリーの黒田と有賀(4・桐光学園)】
九回裏、一死から川久保が粘りを魅せ、出塁します。続く松井が右安打により一死1・2塁とチャンスメイクに成功しますが、後続が倒れ2ー1で試合終了。伝統の一戦は二連敗となりました。
【写真:最後の整列写真】
これにて、秋季リーグ戦が閉幕しました。同志社は二季連続の4位(3勝ち点11試合6勝5敗0分 勝率.545)という悔しい結果に終わりましたが、弊部4回生の松井が打率.375により首位打者賞とベストナイン賞、3回生の川久保がベストナイン賞を受賞しました!!
秋季リーグ戦の閉幕をもって、四回生は引退となります。「超克~超えて、越えて、頂へ~」を掲げ、主将釜萢(4・札幌大谷)を中心にチーム一丸となって12年振りとなる悲願のリーグ優勝という壁を超えるために一年間戦い抜きました。今季のリーグ戦順位は惜しくも4位となりましたが、最終節まで優勝争いを繰り広げることが出来たのは4回生が作り上げたチーム力だと感じています。後輩たちに優しさと明るさ、時には厳しさを持って接してくださり、本当にありがとうございました。
先輩達の想いを繋ぐと共に、来季こそは優勝を果たせるよう、厳しい冬の練習に取り組んでいきたいと思います。
【写真:主将釜萢の最後となるミーティング】
最後になりましたが、いつも部員を温かく見守り応援して下さる保護者の皆様、チームや部員のことを気にかけご指導下さるOB・OGの皆様、今年度から声出し応援が解禁され、大きな声で球場を盛り上げてくださった應援團の皆様、部員達が安全に活動できる環境を整えて下さった学校関係者の皆様、これまでチームを支えて下さった全ての方々に、心より御礼申し上げます。
今後とも変わらぬ温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。
マネージャー 佐藤絢子
山川愛実