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2020年9月アーカイブ: 同志社大学硬式野球部ブログ

2020年9月25日

'20秋季リーグ戦 (対関西大学戦)

こんにちは。

夏の厳しい暑さも収まり、季節の変わり目ごとく、夜は肌寒くなって参りましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
開幕戦を1勝1敗で終え、一戦必勝で臨んだ関大戦を振り返ります。


〈9月19日(土)第3節 関西大学 1回戦〉

豊富な投手陣の継投策と終盤の追い上げで勝利への流れを引き寄せようとするも、接戦を制せず。関大戦初戦は黒星スタートとなりました。

先発マウンドを任されたのは、髙橋(恭)(3・高田)。注目の立ち上がり、ツーストライクを難なく取り、このままアウトを重ねていくように思われましたが、一死2塁から、三番打者に左中間への適時三塁打を放たれ、先制を許してしまいます。続く打者にも、レフト方向に適時打を浴び、追加点を献上してしまいます。
ここでマイナスな流れを引きずらないのが鉄腕エース髙橋(恭)。次の回を三者凡退に抑え、気持ちを切り替えます。

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【写真:先発マウンドを任された髙橋(恭)】

髙橋(恭)を擁護するために打線の奮起を試みますが、相手投手の好投を前に反撃への突破口を開くことができません。

追加点は防ぎたいところでしたが、三回表に一死1・3塁から、犠牲フライの間に追加点を許し、リードを広げられてしまいます。

三点ビハインドで迎えた四回裏。五番打者の髙尾(4・今治西)が、一死ランナー無しの場面で、左中間へ抜ける二塁打を放ち、出塁。塚本(1・智辯学園)が、左安打で続き、チャンスを広げます。続く橘髙(4・同志社国際)が、死球となり、一死満塁。栗林(4・大阪桐蔭)のゴロの間に、三塁走者の髙尾が生還!一点を挙げます!

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【写真:好機の足掛かりを作った髙尾】

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【写真:ルーキーながらチャンスを広げる一打を放った塚本】

継投した道端(2・大阪桐蔭)、西村(3・今治西)が失点なしで追加点を狙う関大打線をくぐり抜ける好投を魅せます。

投手陣の踏ん張りに応えたい同志社打線は、七回裏。代打の鎌倉(4・聖光学院)が四球で出塁すると、一死1塁から、代打の杉森(4・敦賀気比)が、中安打で出塁、好機を演出します。一死満塁の場面で、主将四川(4・履正社)の右前適時打が殊勲打となり、2塁、3塁走者が還り、同点のホームを踏みます!

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【写真:殊勲打を放った四川】

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【写真:ホームインの場面】

同点に追いついた直後の八回表。マウンドを任されたのは、リーグ戦初登板となった田中(大樹)(2・花巻東)。悔しくも、先頭打者を死球で出塁を許してしまいます。一死2塁の場面で、都築(4・志学館)にマウンドを託し、二死まで追い込みます。二死1・3塁から、七番打者に右前適時打を浴び、一失点を喫してしまいます。

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【写真:ほろ苦いリーグ戦デビューとなった田中(大樹)】

再びリードを奪われた同志社。九回表に、一失点を喫するも、救援の高橋(佑)(2・豊田西)がこれ以上の失点を許さず、最終回の攻撃に逆転の望みを懸けます。
しかしながら、思いむなしく、5対3でシーソーゲームを制することはできませんでした。


〈9月20日(日)第3節 関西大学 2回戦〉

前半戦にリードを広げられ、2連敗を喫する。


同志社は初回、先頭打者の青地(2・大阪桐蔭)が四球により出塁すると、続く松井(1・東邦)が送りバントを決め、一死2塁と得点圏へとランナーを進めます。四番打者の所村(3・星稜)も四球を選び二死1・2塁とすると、五番打者の城下(3・天理)が左前適時打を放ち、先制に成功します!

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【写真:先制打を放った城下】

しかし、関西大学打線も黙ってはいません。
先頭打者が左越二塁打を放ち出塁すると、続く打者の送りバントにより一死3塁とピンチを背負います。先発投手の東山(2・丸亀)は続く打者を見逃し三振に仕留めますが、四番打者に中前適時打を放たれ、1失点。同点に追いつかれてしまいます。

四回裏には、無死3塁から五番打者の左前適時打により、1点を追加されます。その後もピンチは続き、一死満塁から九番打者にレフト線への適時二塁打を浴び、3失点。1対5とリードを広げられてしまいます。

更に五回裏、道端がマウンドに立ちますが、三番打者に左前二塁打、続く打者に左前安打を許し、無死1・3塁とピンチを迎えます。ここでマウンドを西村に託しますが、五番打者の内野ゴロの間に3塁ランナーが還り1失点。続く打者も内野ゴロに打ち取り二死に追い込みます。しかし、七番打者にセンターオーバーの適時三塁打を決められ、この回計2失点を喫します。


一方の同志社は、6点を追いかける八回表、代打起用された杉森が左前安打を放つと、続く青地と鎌倉が四球を選び、無死満塁とチャンスを作ります。このチャンスで、小川(晃)(4・龍谷大平安)が右前適時打を放ち、1得点!
なおもチャンスは続き、所村の内野ゴロの間に3塁ランナーの青地がホームに生還!この回計2得点を挙げ、7対3と点差を縮めます。

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【写真:無死満塁のチャンスで適時打を放った小川(晃)】

投げては、六回裏から髙橋(佑)、八回裏には髙橋(恭)が登板し、これ以上の失点は許しません。

何とか逆転したい同志社は九回表、七番打者の橘髙の四球と一番打者の青地による左前安打で二死2塁としますが、後続が続かず、3対7で関西大学に2連敗を喫しました。

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【写真:この日3打数2安打の青地】


次戦は、第4節
9月26日(土)
1回戦 対関西学院大学戦 於:ほっともっとフィールド神戸
14時30分試合開始予定

9月27日(日) ▷YouTubeでライブ中継予定◁
2回戦 対関西学院大学戦 於:ほっともっとフィールド神戸
12時00分試合開始予定
となっております。



なお、今季のリーグ戦は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、部員、部員の保護者(二親等まで)、4回生の応援団のみ入場可能の無観客試合での開催となっております。
日ごろから多大なる応援をしてくださっている皆様には、申し訳ありませんが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。

また、明後日の試合は、YouTubeでのライブ中継が決定いたしましたので、当日になりましたら、以下のURLにて、ご覧ください!!


最後まで戦いぬいて行く所存にございますので、みなさまどうか温かいご声援の程、よろしくお願いいたします。


マネージャー 辻 弥侑
      冨田 真結

2020年9月12日

'20秋季リーグ戦(対近畿大学戦)

こんにちは。

はじめに、新型コロナウイルス感染症に羅患された方々にお見舞い申し上げますとともに、最前線で国民の健康福祉に貢献してくださっている医療従事者、介護従事者に心より敬意を表します。
また、秋季リーグ戦の開催にあたり、尽力してくださった関西学生野球連盟の方々をはじめとする各関係者のみなさま、リーグ戦への出場を許可してくださった学校関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、何の制限もなく、みんなで集まり、学校で授業を受けて、大好きな「野球」ができていた毎日が一変し、これまでの当たり前の世界がどれだけ大切だったかを感じさせられました。春季リーグ戦が中止となり、悔しい思いをしましたが、様々な制限の中で、再スタートを切り、精神面でも技術面でもパワーアップした四川組。9月5日(土)に開幕となった秋季リーグ戦の初陣を振り返ります。

〈9月5日(土)第1節 近畿大学 1回戦〉

開幕投手を任された先発髙橋(恭)(3・高田)が8回を投げ、快投を魅せました。エースの力投を援護するべく、打線も奮起し、終盤に猛追をみせ、強敵近畿大学相手に粘り勝ち。開幕戦を白星で飾りました。

勝負の命運を任されたエース髙橋(恭)。ストライク先行のテンポのいいピッチングで、立ち上がりを三者凡退に抑えます。

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【写真:チームを勝利に導く快投を魅せた髙橋(恭)】

両チームとも投手の好投に打線が振るわず、四回までスコアボードに0が並びます。
均衡を破ったのは、五回裏。この回先頭打者の栗林(4・大阪桐蔭)が、四球で出塁すると、続く本間(4・敦賀気比)の送りバントにより、チャンスを広げます。二死3塁から、青地(2・大阪桐蔭)の打席時、相手投手の暴投の間に、三塁走者の栗林がホームに帰還。貴重な先制点の獲得に成功します。

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【写真:盛り上がるベンチ】

このまま逃げ切りたいところでしたが、八回表、二死3塁から失策により、一失点。同点に追いつかれてしまいます。
ターニングポイントとなったのは、追いつかれた直後の八回裏。この日3打数2安打と得点の火付け役となった青地が、ライト前へ二塁打を放ち出塁すると、続く四川(4・履正社)も、内野安打で出塁、好機を演出します。一死2・3塁となり、このチャンスをものにしたい同志社打線。勝利の行方を託されたのは、リーグ戦初の四番を任された田村(2・桐光学園)。相手の隙をつき、センター前にうまく運び、勝負強さを魅せた適時打で二点追加、相手を突き放します。救援した髙橋(佑)(2・豊田)が九回表に一失点を喫すも、最少失点に留め、粘り勝ち。開幕戦は、白星発進となりました。

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【写真:リードオフマンの役割を果たした青地】

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【写真:四番デビューで爪痕を残した田村】

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【写真:救援した髙橋(佑)】


〈9月6日(日)第1節 近畿大学 2回戦〉

接戦を制せず、悔しい敗北を喫しました。

この日、先発マウンドを任されたのは小倉(2・同志社国際)。初回に一死1・3塁のピンチを背負うも、気迫あるピッチングで無失点に切り抜けます。
しかし二回裏、先頭打者に安打を許すと、続く七番打者の送りバントにより、一死2塁。そこから3連続四球を与え、押し出しにより先制点を許してしまいます。ここでマウンドを黒田(1・敦賀気比)に託しますが、一死満塁から二番打者に犠牲フライを許し、この回計2失点を喫します。

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【写真:先発投手の小倉】

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【写真:リーグ戦初登板を果たした黒田(右)と捕手の栗林(左)】


それでも直後の三回表、同志社が反撃の狼煙を上げます。二死3塁から三番打者の小川(晃)(4・龍谷大平安)が右中間を破る適時二塁打を放ち1得点!続く田村(2・桐光学園)も右前適時打を放ち、追加点を挙げます。続く所村(3・星稜)も二打席連続のセンター前への安打が適時打となり、二死1・2塁とチャンスを広げると、続く塚本(1・智辯学園)が相手の失策を誘い、2塁走者の田村がホームに生還。この回、計3得点で見事逆転に成功します!

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【写真:適時二塁打を放った小川(晃)】

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【写真:頼れる四番の田村】

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【写真:この日4打席3安打の所村】

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【写真:ハイタッチするベンチの様子】


しかし五回表、三回から登板していた都築(4・志学館)が一死満塁から六番打者に左前適時打を許し、1失点。
3対3の同点のまま、試合は後半戦へと移ります。

六回裏からは、髙橋(恭)が登板しますが、七回裏に2安打を許し1失点。さらに、八回表にも二死から2安打を浴び、1点を失います。

一方の同志社打線は六回以降、相手投手の好投を前に打線が奮起せず。3対5で、敗北という悔しい結果となりました。



次戦は、第3節
9月19日(土)
1回戦 対関西大学戦 於:南港中央野球場
10時30分試合開始予定

9月20日(日)
2回戦 対関西大学戦 於:南港中央野球場
13時00分試合開始予定
となっております。


なお、今季のリーグ戦は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、部員、部員の保護者(二親等まで)、4回生の応援団のみ入場可能の無観客試合での開催となっております。
日ごろから多大なる応援をしてくださっている皆様には、申し訳ありませんが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
1勝1敗でのスタートとなりましたが、良かった点、課題点をそれぞれ見つめ直し、一戦必勝の勢いで次節へ臨みたいと思います。
スローガンである「下剋上~悔いを残すな名を残せ~」を体現するべく、リーグ優勝に向け、チーム一丸となって最後まで戦いぬいて行く所存にございますので、みなさまどうか温かいご声援の程、よろしくお願いいたします。


マネージャー 辻 弥侑
      冨田 真結