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'20秋季リーグ戦(関西学院大学戦) - 同志社大学硬式野球部ブログ

2020年10月 4日

'20秋季リーグ戦(関西学院大学戦)

こんにちは。

夜空に中秋の名月が浮かぶなど、秋らしさを感じる季節となってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
神宮出場への切符を掴むべく、一戦必勝で臨み、接戦を繰り広げた関西学院大学戦を振り返ります。

〈9月26日(土)第4節 関西学院大学 1回戦〉

最終回まで両者譲らぬ試合展開となった一戦目。9回に塚本のタイムリーで、一点を先制するも、直後に同点に追いつかれ、勝負の行方は、タイブレークにもつれこみました。
先発マウンドを任されたエース髙橋(恭)が8回無失点、息をのむような力投を続けるも、接戦を制せず。無念の延長サヨナラ負けを喫しました。

今季ここまで全ての試合で先発マウンドを任されている鉄腕エース髙橋(恭)(3・高田)。
武器であるぐんと伸びるストレートに変化球をうまく織り交ぜながら、八回まで無失点に抑える力投を魅せます。

好投を続ける髙橋(恭)を援護したい同志社打線。
五回表と七回表にそれぞれ得点圏にランナーを進めるも、相手投手の好投に阻まれ、なかなか得点へと繋げるあと一本が出ません。

両者譲らぬ緊迫した展開で迎えた9回表。
一死から所村(3・星稜)が死球で出塁。盗塁を決め、積極的な攻撃を仕掛けると、続くルーキーの塚本(1・智辯学園)が、左線適時二塁打を放ち、二塁ランナーの所村が生還!長かった均衡を破り、先制点を得ます!

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【写真:勝負強さを魅せたルーキー塚本】

このまま同志社が軍配を上げたいところでしたが、関学打線も黙ってはいません。
この回先頭の打者に中安打を放たれ、出塁を許すと、続く打者に送りバントを決められ、一死2塁。気迫の投球で、続く打者を空振り三振に仕留め、残るアウトは一つ。緊張感漂う中、初球を振り抜かれたのは、ファースト方向。プレッシャーからか、冷静に処理をしきれず、失策の間に、二塁走者が還り、同点のホームを許してしまいます。
試合は振り出しに戻ります。

勝負の行方は、連盟規定により、今季初となるタイブレークへと持ち越されます。
延長10回表。二死2・3塁から、代打で登場した、鎌倉(4・聖光学院)の犠牲フライにより、一点を追加します!

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【写真:ベンチでも盛り上げ、犠牲フライで追加点も挙げた鎌倉】

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【写真:8回無失点、129球を投げぬいた髙橋(恭)】

逃げ切りたい同志社でしたが、10回裏。一死2・3塁から代打の八番打者に右中適時二塁打を浴び、2、3塁走者が帰還。悔しい延長サヨナラ負けとなり、2対3で幕切れとなりました。

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【写真:試合終了時の様子】


〈9月27日(日)第4節 関西学院大学 2回戦〉

シーソーゲームを制し、白星を挙げた!

前日に悔しい敗戦を喫した同志社。どうにか勝利を挙げようと強い気持ちで試合に望みます。

そんな同志社の先発投手は東山(2・丸亀)。先頭打者を空振り三振に仕留めますが、続く打者に中安打を許し、二死1・2塁から五番打者に中前適時打を放たれ、先制点を失います。
三回表には、二死2・3塁から自らの暴投の間に、追加点を許してしまいます。

このまま流れを渡したくない同志社は、三回裏。先頭打者の塚本にレフト方向への本塁打が飛び出し、一点を返します!

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【写真:リーグ戦初本塁打を放った塚本】

さらに五回裏、五番打者の所村が内野安打で出塁すると、続く鎌倉が左中間への二塁打を放ち、一死2・3塁のチャンスを作ります。
そして本間の犠牲フライにより、一点を追加します。

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【写真:同点のチャンスを作った鎌倉】

2対2の同点で迎えた六回裏。髙橋(佑)(2・豊田西)が内野安打で出塁すると、続く塚本が送りバントを決め、一死2塁とします。この逆転のチャンスで主将の四川(4・履正社)が左前適時打を放ち、勝越しに成功!

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【写真:主将の意地を見せた四川】

しかし、八回表、五回から登板し、落ち着いたピッチングで関学打線を無失点に抑えてきた髙橋(佑)が先頭打者にレフト線への三塁打を許してしまいます。さらに四番打者に四球を与え、一死1・3塁。ここで、道端(2・大阪桐蔭)にマウンドを託します。しかし、五番打者に右前適時打を許してしまい、1失点。その後も二死1・3塁とピンチは続きますが、ここで都築(4・志学館)に継投し、七番打者をレフトフライに打ち取り、最少失点で切り抜けます。

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【写真:見事ピンチを切り抜けた都築】

またしても同点に追いつかれた同志社。前日の悔しさを晴らそうと、一死から代打起用された山下(樹)(4・高松商)がライト線への三塁打を放ちます。さらに、六回裏に逆転の一打を放った四川が、このチャンスでも右前適時打を放ち逆転!!

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【写真:ガッツポーズする山下(樹)】

九回表は西村(3・今治西)が登板し、安定感のあるピッチングで無失点に抑え、4対3で白星を挙げました。

神宮出場の夢を掴むためには、負けられない戦いとなり、2試合とも、接戦となった今節は、1勝1敗となりました。
2試合目は、初の試みとなるYouTubeライブ配信が行われました。
この場を借りてではございますが、YouTubeライブ配信にあたり、尽力してくださった関西学生野球連盟の皆さま、関係者各位、視聴をして下さった皆様に心より感謝申し上げます。
新型コロナウイルスの影響で、会場に足をお運びいただけなかった皆様も、画面越しではありますが、久しぶりに関西学生野球連盟の試合を観ていただけたのではないでしょうか。
今後の配信等は、未定ですが、引き続き、選手たちに熱いご声援の程、よろしくお願いいたします。

次戦は、第5節
10月10日(土)
1回戦 対京都大学戦 於:ほっともっとフィールド神戸
13時00分試合開始予定

10月11日(日) 
2回戦 対京都大学戦 於:ほっともっとフィールド神戸
10時30分試合開始予定
となっております。

なお、今季のリーグ戦は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、部員、部員の保護者(二親等まで)、4回生の応援団のみ入場可能の無観客試合での開催となっております。
日ごろから多大なる応援をしてくださっている皆様には、申し訳ありませんが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。

早くも、残り2節となりましたが、残る試合は全勝するべく、チーム一丸となって、戦いぬいて行く所存にございますので、みなさまどうか温かいご声援の程、よろしくお願いいたします。


マネージャー 辻 弥侑
      冨田 真結

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