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'23春季リーグ戦(近畿大学戦) - 同志社大学硬式野球部ブログ

2023年4月15日

'23春季リーグ戦(近畿大学戦)

こんにちは。4月14日(金)、4月16日(日)、4月22日(土)に行われました、春季リーグ戦対近畿大学を振り返ります!

<4月14日(金) 第3節 近畿大学 1回戦>

先発真野が二試合連続完投勝利を挙げ、勝ち点獲得へ前進!

聖地阪神甲子園野球場で行われた近畿大学との試合。先攻の同志社は初回三者凡退に倒れ、得点には繋がりません。

先発を任された真野(4・天理)は四球や安打により出塁を許すも、無得点に抑える好投を見せます。

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【写真:完璧なピッチングを魅せる真野】

3回表、一死から釜萢(4・札幌大谷)が中安打により出塁。二死1塁から塚本(4・智辯学園)が左安打を放ち二死1・2塁と得点圏にランナーを進めるも、先制のチャンスに1本が出ず、この回得点することは出来ません。

試合が動いたのは、6回表。一死から浅野(3・大阪桐蔭)が死球により出塁すると、続く川久保(3・桐蔭学園)の右安打により一死1・3塁とチャンスを広げます。チャンスで回ってきた4番の松井(4・東邦)の右適時二塁打により、1点を先制します!!更に二死満塁で打席が回ってきた辻井(1・京都国際)の左適時打によってリードを広げる2点を追加し、3-0とこの回一挙3得点します。

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【写真:先制の右適時二塁打を放ちガッツポーズをする松井】

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【写真:リードを広げる2点追加の適時打を放った辻井】

点差を広げたその裏。先発真野が相手の左二塁打と送りバントにより、一死3塁とピンチを迎えます。続く打者の二ゴロの間に三塁走者が生還し、1点を返され3-1となります。しかし、その後は相手打線を打ち取り、これ以上の失点は許しません。

7回から最終回まで真野が三者凡退に抑え、二点差のリードを守り抜き、甲子園初戦は見事3ー1で勝利を収めました!

<4月16日(日) 第3節 近畿大学 2回戦>

最終回の猛攻により1点差にまで追いつくも後一歩及ばず、勝ち点の行方は3回戦へ

昨日の勢いに乗り、勝ち点を得たい同志社の先発を任されたのはリーグ戦経験豊富な髙木(3・福井工大福井)。初回、近大打線を三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せます。

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【写真:今季リーグ戦初先発の高木】

しかし、2回表。先頭打者に右安打、続く打者に自身の悪送球により出塁を許し、無死1・3塁とピンチを背負います。何とか無失点で切り抜けたいところですが相手の勢いを止めることができず、左適時打を打たれ、1-0と先制を許します。その後遊直に打ち取るも、四球を与え一死満塁とピンチは続きます。次の打者を何とか抑えたい場面、この試合髙木とバッテリーを組む辻井(1・京都国際)の好判断により三塁走者の本塁への盗塁を阻止し、その間に一塁走者・二塁走者に進塁を許すも二死2・3塁と髙木を援護します。その後打者を三ゴロで打ち取り、この回1失点で切り抜けます。

その裏、一死から中森(2・大阪桐蔭)が四球を選択し出塁します。続く主将釜萢(4・札幌大谷)の右二塁打と相手の二塁手の失策も絡み、中森が生還し同点に追いつきます!!

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【写真:ガッツポーズをする釜萢】

3回表、髙木が一死から二者連続ヒットを許すもその後をしっかりと抑え、これ以上の失点は許しません。

何とか投手を援護したい同志社の3回裏。先頭の篠原(4・甲府南)が四球を選択し出塁すると、髙木に代わって佐藤(壮)(2・水城)が送りバントを決め、一死2塁とチャンスをつくります。後続が倒れるも浅野(3・大阪桐蔭)が右安打を放ち、二死1・3塁となるも、後一本が出ず、この回得点とはなりません。

4回からはリーグ戦初出場・初登板の清野(1・敦賀気比)が髙木に代わってマウンドに上がります。一死から三者連続で四球を与える苦しい展開になるも、二ゴロ併殺打によりこの回無失点と抑え、見事な投球を見せました!

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【写真:甲子園でリーグ戦デビューを飾った清野】

5回表。4回に引き続き清野がマウンドに立ちます。先頭打者に三内野安打を打たれるも、後続を三振に抑え一死1塁としたところで財原(2・明豊)にマウンドを託します。相手の4番打者を三振に打ち取る気迫あふれたピッチングを見せ、二死1塁。ここで頼れる左のワンポイント阪上(陸)(3・鳥取城北)がマウンドに上がるも、右適時三塁打を浴び、痛い追加点を相手に与えます。

前半戦を2ー1で折り返し、後半の反撃に期待します。

6回表からは今季好調の清川(3・花巻東)がマウンドに上がります。先頭打者に四球を与えると、その後送りバントや四球により二死1・2塁とピンチを背負います。追加点を阻止したい同志社ですが、相手の2番打者に右適時打を打たれ、3-1とさらに点差が広がります。

何とか追いつきたい同志社ですが、6・7回は相手の好投を前に三者凡退に打ち取られ、得点とはなりません。

8回裏、篠原がこの日2つ目の四球により出塁すると、清川に代わって打席に立つのは岡村(3・敦賀気比)。皇子山での打席の悔しさを晴らす、初球を見事に捉えた右安打を放ち無死1・3塁とチャンスを広げます。続く牧原(1・東山)が四球を選択し無死満塁とこの日一番のチャンスが到来するも後続が倒れ、この大チャンスを生かせません。

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【写真:リーグ戦初安打の岡村】

9回表、清川に代わり、橋本(裕)(2・浜田)がマウンドに上がり好テンポで三者凡退に抑え、攻撃に繋ぎます。

ここで勝ち越したい同志社はその裏。先頭の4番松井(4・東邦)が中安打により出塁し、流れを呼びこむと、中森に代わって橋本(光)(4・倉敷商)の四球・釜萢の送りバントにより一死2・3塁と4回生が粘りを見せ、得点圏にランナーを運びます。辻井がフルカウントから二ゴロを打つも、その間に松井が生還し1点を返し3ー2。二死3塁と一打同点のチャンスで篠原に代わって、山元(3・天理)が打席に立ちます。鋭い打球を放つも三ゴロに打ち取られ試合終了。

同志社はこの日わずか4安打と打線が奮わず、勝ち点の行方は3回戦へ持ち越されました。

<4月22日(土) 第4節 近畿大学 3回戦>

僅か3安打と打線が沈黙...近大戦の勝ち点を落とし、自力優勝は消滅する。

これ以上負けられない同志社の先発を任されたのはエースの真野(4・天理)。初回、先頭打者に右二塁打を打たれ、続く打者の送りバントにより一死3塁と苦しい立ち上がりとなります。なんとか無失点で切り抜けたいところですが、真野の暴投により三塁走者が生還、痛い先制点を与えます。

さらに2回裏。先頭打者に出塁を許し、続く打者の送りバントにより一死2塁とランナーを背負います。これ以上点差が広がるのは避けたいところですが、右適時三塁打、左犠飛を打たれ、0ー3と相手打線の勢いを止められません。

3回表。真野に代わって打席に立つのはリーグ戦初出場の加藤(1・東洋大牛久)。反撃のリズムを生む、見事なバッティングで出塁します!!続く塚本(4・智辯学園)の死球、浅野(2・大阪桐蔭)の送りバントにより一死1・3塁と得点圏にランナーを進めます。後続が倒れるも、松井(4・東邦)が難しいボールを見極め、四球で出塁し二死満塁の大チャンスをつくります。ここで打席は好調の辻井(1・京都国際)に回ってきます。初球をレフト前に運び、加藤・塚本が生還。2ー3と1点差に近づきます!

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【写真:リーグ戦初打席初安打の加藤】

3回裏からは甲子園でリーグ戦デビューを飾った清野(1・敦賀気比)が死球や送りバントによりランナーを背負うも、続く打者を三振に打ち取り、二死2塁とします。ここで失点は許されない場面、相手の四番打者に打順が回ります。初球を捉え、右安打を打たれるも、右翼手松井の本塁への好送球により二塁走者は本塁で走塁死し、この回無失点で切り抜けます。

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【写真:連係プレーにより二塁走者の生還を阻止した辻井】

4回裏。清野に代わって近大戦2回戦の先発投手髙木(2・福井工大福井)がマウンドに立ちます。2回戦の雪辱を果たすべく先頭打者を三振に抑えるも、三者連続ヒットを許し1点の追加点を許します。さらに四死球や適時打により、2ー6とこの回3点も相手に許します。

5回は両者ともに無得点に終わり、2ー6で前半戦を折り返します。

6回裏。今季リーグ戦初登板の土岐(3・米子東)がマウンドに上がります。三者凡退に抑え、堂々たるピッチングを見せました!!

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【写真:リーグ戦マウンドに返り咲いた土岐】

7回裏。これ以上の失点は防ぎたい同志社でいしたが、土岐に代わってマウンドを託された清川(3・花巻東)が一死から四球を与えると相手の波に吞まれ、3本の安打を許し、2ー9とさらに点差を広げる展開となります。

なんとか反撃したい同志社でしたが、近大投手陣の好投を前に4回以降0安打と全く打線が奮わず、2ー9で試合終了と近大戦の勝ち点を落とす結果となりました。

次戦は、

5月3日(水)

対 関西大学 1回戦 於:南港中央野球場

10:30試合開始予定

5月4日(木)

対 関西大学 2回戦 於:南港中央野球場

13:00試合開始予定

となっております。

※今季は感染対策を講じ、有観客での開催となっております。皆様、応援のほどよろしくお願いいたします。

同志社は近大戦の勝ち点を落としたことで、完全に自力優勝が消滅しました。他大学の試合結果に左右されますが、残りの関大戦・立命戦を全勝し、悲願のリーグ戦優勝を掲げ、選手・スタッフ一丸となって戦ってまいります。

今後とも変わらぬご声援のほど、よろしくお願いいたします。

マネージャー 佐藤絢子

       安永梨沙子

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