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中学生野球教室 - 同志社大学硬式野球部ブログ

2018年12月10日

中学生野球教室


こんばんは。
一年も早いもので、足を急ぐかのように、師走の時期に差し掛かりました。

ついこの間まで季節外れの暖かさが訪れ、暖冬かと世間を騒がしていた気候も週末には一転、本格的な冬の気候となり、指先までひえきるような寒い日々が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

昨日は、毎年恒例の中学生野球教室を開催しました。
昨年度同様、少しでも、気温の高い時期に行おうということから、この時期に行う運びとなりました。
この中学生野球教室は、私たちが普段お世話になっている京田辺市と連携し、地域活性化の一環として行っています。当日は、京田辺市立大住中学校と田辺中学校の野球部、約40名が参加してくれ、弊部からは、一回生の選手たちが指導係として参加しました。

<12月9日(日) 中学生野球教室>

開会式では、澁谷監督、石井市長から開会の辞が述べられました。
部員代表としては、自身も田辺中学校出身であり、中学生の頃、野球教室に参加したことのある鎌倉(2・聖光学院)が「自分もこの野球教室の経験が、その先の野球人生に響くこととなった。受け身で参加するだけではなく、積極的に自ら質問をするなどして、実りある一日にしてほしい。」と参加した中学生へ向け、激励の言葉を述べました。

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【写真:澁谷監督の挨拶】

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【写真:昨年に引き続き、二年連続の挨拶となった鎌倉】

中学生達は、アップから大学生たちと一緒に行動し、普段とは少し違った雰囲気に戸惑いながらも、必死に学ぼうとする姿が、見受けられました。
ノックでは、ポジション別に分かれ、技術面での指導を一回生の選手が行いました。

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【写真:大学生と一緒にランをする様子】

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【写真:学生トレーナーの指導の下、室内でのアップをする様子】

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【写真:ノック時に笑顔を魅せる中学生】

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【写真:ブルペンで投手指導をする井上(大)(1・大阪桐蔭)、今井(1・長田)】

技術面をグラウンドでしっかりと学んだ後は、ディヴィスカフェに移動し、弊部の部員、主に一・二回生の選手達が普段喫食しているアスリート食を体験してもらいました。
アスリート食とは、栄養士の考案したアスリートに必要なバランスのいい食事を摂るだけではなく、筋肉の分解を止め、疲労回復を進めるためにも、できるだけ速やかに、30分以内に食事をとり、栄養補給をするという目的で提供されているものです。
果たして大学生と同じ量を食べられるのか、、という不安をよそに、中にはご飯とお味噌汁をおかわりする子がいたりと、ぺろりと平らげてくれました!

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【写真:アスリート食を喫食する様子】

その後は、ディヴィス記念館内のトレーニングルームを見学し、学生トレーナーからトレーニングの大切さについて学んでもらいました。

寒空の下での開催となりましたが、参加してくれた元気な野球少年たちの笑顔で温かい雰囲気に包まれました。

私自身、この野球教室に携わってから今年で、二回目となる開催となりましたが、中学生の元気あふれるプレーや、学ぼうと熱心に話を聞く姿、野球が本当に大好きなのだなと伝わる笑顔を見ると、心があたたかくなりますし、野球という一つのスポーツを通して普段はなかなか関わる機会もないであろう中学生と大学生が繋がることができるかけがえのない機会だと思っています。

参加してくれた中学生の子供たちのこれから歩んでいく野球人生に、この野球教室を通して、同志社大学硬式野球部が、少しでも良い影響を与えられることができたならとても幸いです。

最後となりましたが、毎年ご多忙の中、野球教室を開催してくださる、京田辺市役所の方々、並びに支援してくださる大学関係者の皆様に心から感謝申し上げます。


マネージャー 辻弥侑


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