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2018秋季チャレンジリーグ閉幕 - 同志社大学硬式野球部ブログ

2018年11月17日

2018秋季チャレンジリーグ閉幕


こんばんは。

秋も終盤に差し掛かり、冬の気配がする季節となってまいりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

春季チャレンジリーグでの同率1位という結果より、単独優勝という目標を掲げ、戦ってきた秋季チャレンジリーグ。
最終戦となった豊中ローズ球場での対京都大学戦を振り返ります。

〈11月16日(金) 対京都大学戦〉

白星で終えたい同志社の先発は、山下(裕)(2・寝屋川)。注目の立ち上がりは、三者凡退に抑えこみます。このまま安定したピッチングを続けたいところでしたが、早くも二回表、京大打線に捕まってしまいます。一死1塁から、六番打者に左越本塁打を浴び、二点の先制点を許します。しかし、後続を討ち取り、それ以上の点は与えず、味方の反撃を待ちます。

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【写真:最終戦の先発を任された山下(裕)】

反撃したい同志社打線ですが、相手投手の緩急のあるピッチングを前に、なかなか快音を響かすことができません。

これ以上点差を広げたくない同志社でしたが、再びピンチの波が押し寄せます。三回表、無死満塁から三番打者に中前適時打を放たれ、その間に二塁走者、三塁走者が相次いでホームに生還、二失点を喫し、リードを広げられてしまいます。踏ん張りたいところでしたが、続く打者に四球を与えてしまい、ピンチは続きます。この場面で、マウンドに上がったのは、チャレンジリーグ初登板となった井上(大)(1・大阪桐蔭)。
緊張の場面ですが、ストライク先行でしっかりと最初の打者を見逃し三振に斬ります。続く打者を味方の守備にも助けられ、セカンドゲッツーに討ち取り、悪い流れを断ち切ります。

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【写真:初登板で中継ぎの役割をしっかりと果たした井上(大)】

相手投手の好投を前に、五回まで二安打となかなか反撃の糸口を掴むことのできなかった同志社打線。六回裏、遂に反撃の狼煙を上げます。
この回先頭打者の相部(2・橿原)が、四球を選び出塁すると、続く橘髙(2・同志社国際)が、俊足を活かし、内野安打で繋げます。
一死1・3塁から山内(2・今治西)が、勝負強さを発揮し、右前適時打を放ち、三塁走者の相部が生還、待望の一点をもぎとります。
更なる得点を狙う同志社は、続く片岡(2・國學院久我山)が四球を選び、一死満塁と追加点のチャンスを迎えます。櫛間(2・八幡商)が右中間を破る適時打を放ち、二点を追加、この回一挙三得点とし、三対四と1点差まで迫ります。

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【写真:チームを引っ張り、勝負強さを発揮した山内】

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【写真:チャンスを活かす適時打を放った櫛間】

味方の援護を得た井上(大)。安定したピッチングを続け、2つ四球を与えたものの、4回無安打無失点で投げぬき、二番手の役割をしっかりと果たし、マウンドを降ります。
三番手の左腕西村(1・今治西)は、これ以上の失点は許したくないものの、制球が定まらず、三者連続四死球により、二死満塁と窮地に立たされます。この窮地を切り抜けたのは、チャレンジリーグでエースの地位を築き上げた都築(2・志学館)。ピッチャーゴロに討ち取り、この回無失点とします。
好投を魅せた都築でしたが、九回表、内野安打でランナーを出すと、続く打者に左安打を放たれ、一死1・2塁。流れを止めたいところでしたが、守備の乱れの間に、二塁走者がホームイン、追加点を与えてしまいます。

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【写真:全試合登板となった都築】

白星で締めくくりたい同志社でしたが、最終回を三者凡退に抑えられ、三対五のまま試合終了。チャレンジリーグ最終戦は、悔しい黒星となりました。
黒星を喫してしまったものの、ベンチからの相手を圧倒する声掛けや、試合前、試合後のミーティングの大切さは、継続していくべきものとしてチャレンジリーグでの産物となったのではないでしょうか。

この一戦にて2018年秋季チャレンジリーグは、閉幕し、同志社は、勝ち点4、2勝3敗で、4位という結果になりました。目指していた単独優勝へは届かぬ結果となりましたが、振り返ってみれば、ベンチからも、ダイヤモンドでも声を掛け合い、チーム一丸となって必死に闘う姿は、見ている側に応援したいと思わせるような姿だったのではないかと思います。これから新体制になっていくにあたり、縦と横の繋がりを大事に、下級生もこのチャレンジリーグを土台として、自分自身の役割を見つけ、チームの勝利に貢献していってほしいと思います。

最後となりましたが、春季・秋季を通して、チャレンジリーグにお越し下さった保護者の皆さま、関係者の皆さま、都合が合わず、球場までは来られなかった方々も、奮闘する選手たちへの後押しとなる声援を送り続けてくださり、ありがとうございました。選手たちの励みになったに違いありません。
より一層精進して参りますので、今後とも温かいご声援の程、宜しくお願い申し上げます。



2回生マネージャー 辻弥侑





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