平成30年度秋季リーグ戦閉幕・4回生引退ご報告
こんばんは。
さて、10月20日から22日にかけて行われました、秋季リーグ戦最終節、対立命館大学戦を振り返りたいと思います。
<10月20日 第八節 対立命館大学戦 1回戦>
同志社のプライドをかけて、決して負けるわけにはいかない伝統の一戦。
1回戦の先発は8季連続同立戦のマウンドに立ち続けている福島(孝)(4・大阪桐蔭)。
通算72戦目の登板に挑みました。
初回からテンポよく投げ込み、三回以降は4イニング連続三者凡退に打ち取り、相手を全く寄せつけません。
一方の攻撃は、二回裏、小田(4・北海)、福島(孝)の安打などで満塁の好機を演出すると、杉内(3・今治西)の適時打で一挙二点を先制します。さらに、四回裏には二死から辻(4・履正社)、杉内の安打などでまたもや満塁のチャンスを作ると福原(4・今治西)の適時打で二点を追加します。
先発福島(孝)は、九回に犠牲フライで一点を失うものの、見事完投を4-1と勝利を収めました。
【写真:攻守に渡り勝利に貢献した杉内】
【写真:好守備で再三福島(孝)を助けた添田】
一塁側からは今季一の大声援が送られ、福島(孝)は同志社では2010年以来の20勝を挙げました。
【写真:ガッツポーズをするエース福島(孝)】
【写真:野球部と應援團が一体となって作り上げた最高の応援】
【写真:福島(孝)を囲んで20勝の記念撮影(提供:同志社スポーツアトム編集局)】
<10月21日 第八節 対立命館大学戦 2回戦>
昨日の勝利に続き、二連勝で勝ち点を奪取したく臨んだ2回戦。
一回表、先頭の辻が左前安打で出塁すると、頼れる四番・福原の適時打で幸先良く先制点を奪います。
【写真:最後まで四番の仕事を果たした福原】
しかし、この日先発の溝田(3・履正社)は三回裏に一失点を喫すると、六回裏、立命館打線に捕まってしまい、六回途中でマウンドを降ります。
代わった村居(3・県岐阜商)、髙橋(1・高田)も相手打線を食い止めることが出来ず、二本の本塁打を含め、六・七回に七点を失ってしまいます。
【写真:悔しくも自責点4でマウンド降板となった溝田】
何としても逆転をしたい同志社の攻撃は、七回表に二点を追加し、八回表にはリーグ戦初スタメンの山下(樹)(2・高松商)の適時二塁打で一点を返すと、代打西林(4・清教学園)、辻の内野ゴロの間にさらに二者が生還し計三得点を挙げるなど、意地を見せましたが反撃もここまで。
乱打戦を制することが出来ず、6-8で敗北を喫し、勝負の行方は3回戦へと持ち越されました。
【写真:リーグ戦初スタメンで活躍を見せた山下(樹)】
<10月22日 第八節 対立命館大学戦 3回戦>
泣いても笑ってもこのチームで戦う最後の試合。
最後の試合は福島(孝)が先発を務めました。
しかし、1回戦での完投の疲労を隠し切れず、ボールが先行し、コントロールがままならず4回と1/3で自責点8、無念の降板をしました。その後は髙橋、仲野(2・天理)、今季初登板となった都築(2・志学館)の継投で流れを同志社に引き寄せようと試みます。
しかし攻撃はなかなか相手の先発投手の攻略の糸口を掴むことができず、七回までスコアボードには0が並びます。
十点差を付けられた八回裏、代打宮﨑(4・福知山成美)が適時二塁打を放ち、一点を返すと、前田(4・福知山成美)の犠牲フライでさらに追加点をもぎ取り、4回生が執念を見せました。しかしその後は追加点を挙げる事ができず、試合終了。
【写真:この日二安打の小田】
【写真:二点目の犠牲フライを放った前田】
2-11とまさかの大差での敗北となり、今季のリーグ戦は幕を閉じました。
試合終了後、すぐに閉会式が行われました。
優勝は、近畿大学、同志社大学は、5勝8敗、勝ち点1で5位という悔しい結果に終わりました。
その後、ベストナインの発表があり、
弊部からは遊撃手:杉内洸貴(3・今治西)[打率 0.264]
外野手:小川晃太朗(2・龍谷大平安)[打率 0.333]
が選出されました!
沢山のご声援の程、ありがとうございました。
10月22日をもちまして、平成30年度秋季リーグ戦が閉幕し、それと同時に現4回生が引退をしました。そして、ほとんどの人が長く続けてきた野球人生に終止符を打ちました。
2年前の優勝争いをしたリーグ戦での悔しさを経験したメンバーも多く、日本一になる、自分たちが同志社の歴史を変える、という思いから「維新~俺がやる~」をチームスローガンに掲げ、この1年間、主将福島を中心にチーム一丸となって取り組んできました。一人一人が個性強く、勝ちたいという思いが強い人が多かったため、ぶつかることも沢山ありました。しかし、その度に絆が深まり、一つの目標に向かって走り抜けることができたのだと思います。
残念ながら結果に結びつけることは出来ませんでしたが、勝ちたいと思い続け行動することが大切だという事を教えてくれました。
4回生が成し遂げる事が出来なかった、リーグ戦優勝、並びに日本一は後輩達に託したいと思います。
最後になりましたが、チームを支えてくださった全ての方々にこの場を借りて御礼申し上げます。
本当に有難う御座いました。
今後とも、同志社大学硬式野球部へ温かいご声援の程、宜しくお願い致します。
主務 安井勇人
マネージャー 川岸さくら
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