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'20秋季リーグ戦(対近畿大学戦) - 同志社大学硬式野球部ブログ

2020年9月12日

'20秋季リーグ戦(対近畿大学戦)

こんにちは。

はじめに、新型コロナウイルス感染症に羅患された方々にお見舞い申し上げますとともに、最前線で国民の健康福祉に貢献してくださっている医療従事者、介護従事者に心より敬意を表します。
また、秋季リーグ戦の開催にあたり、尽力してくださった関西学生野球連盟の方々をはじめとする各関係者のみなさま、リーグ戦への出場を許可してくださった学校関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、何の制限もなく、みんなで集まり、学校で授業を受けて、大好きな「野球」ができていた毎日が一変し、これまでの当たり前の世界がどれだけ大切だったかを感じさせられました。春季リーグ戦が中止となり、悔しい思いをしましたが、様々な制限の中で、再スタートを切り、精神面でも技術面でもパワーアップした四川組。9月5日(土)に開幕となった秋季リーグ戦の初陣を振り返ります。

〈9月5日(土)第1節 近畿大学 1回戦〉

開幕投手を任された先発髙橋(恭)(3・高田)が8回を投げ、快投を魅せました。エースの力投を援護するべく、打線も奮起し、終盤に猛追をみせ、強敵近畿大学相手に粘り勝ち。開幕戦を白星で飾りました。

勝負の命運を任されたエース髙橋(恭)。ストライク先行のテンポのいいピッチングで、立ち上がりを三者凡退に抑えます。

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【写真:チームを勝利に導く快投を魅せた髙橋(恭)】

両チームとも投手の好投に打線が振るわず、四回までスコアボードに0が並びます。
均衡を破ったのは、五回裏。この回先頭打者の栗林(4・大阪桐蔭)が、四球で出塁すると、続く本間(4・敦賀気比)の送りバントにより、チャンスを広げます。二死3塁から、青地(2・大阪桐蔭)の打席時、相手投手の暴投の間に、三塁走者の栗林がホームに帰還。貴重な先制点の獲得に成功します。

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【写真:盛り上がるベンチ】

このまま逃げ切りたいところでしたが、八回表、二死3塁から失策により、一失点。同点に追いつかれてしまいます。
ターニングポイントとなったのは、追いつかれた直後の八回裏。この日3打数2安打と得点の火付け役となった青地が、ライト前へ二塁打を放ち出塁すると、続く四川(4・履正社)も、内野安打で出塁、好機を演出します。一死2・3塁となり、このチャンスをものにしたい同志社打線。勝利の行方を託されたのは、リーグ戦初の四番を任された田村(2・桐光学園)。相手の隙をつき、センター前にうまく運び、勝負強さを魅せた適時打で二点追加、相手を突き放します。救援した髙橋(佑)(2・豊田)が九回表に一失点を喫すも、最少失点に留め、粘り勝ち。開幕戦は、白星発進となりました。

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【写真:リードオフマンの役割を果たした青地】

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【写真:四番デビューで爪痕を残した田村】

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【写真:救援した髙橋(佑)】


〈9月6日(日)第1節 近畿大学 2回戦〉

接戦を制せず、悔しい敗北を喫しました。

この日、先発マウンドを任されたのは小倉(2・同志社国際)。初回に一死1・3塁のピンチを背負うも、気迫あるピッチングで無失点に切り抜けます。
しかし二回裏、先頭打者に安打を許すと、続く七番打者の送りバントにより、一死2塁。そこから3連続四球を与え、押し出しにより先制点を許してしまいます。ここでマウンドを黒田(1・敦賀気比)に託しますが、一死満塁から二番打者に犠牲フライを許し、この回計2失点を喫します。

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【写真:先発投手の小倉】

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【写真:リーグ戦初登板を果たした黒田(右)と捕手の栗林(左)】


それでも直後の三回表、同志社が反撃の狼煙を上げます。二死3塁から三番打者の小川(晃)(4・龍谷大平安)が右中間を破る適時二塁打を放ち1得点!続く田村(2・桐光学園)も右前適時打を放ち、追加点を挙げます。続く所村(3・星稜)も二打席連続のセンター前への安打が適時打となり、二死1・2塁とチャンスを広げると、続く塚本(1・智辯学園)が相手の失策を誘い、2塁走者の田村がホームに生還。この回、計3得点で見事逆転に成功します!

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【写真:適時二塁打を放った小川(晃)】

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【写真:頼れる四番の田村】

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【写真:この日4打席3安打の所村】

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【写真:ハイタッチするベンチの様子】


しかし五回表、三回から登板していた都築(4・志学館)が一死満塁から六番打者に左前適時打を許し、1失点。
3対3の同点のまま、試合は後半戦へと移ります。

六回裏からは、髙橋(恭)が登板しますが、七回裏に2安打を許し1失点。さらに、八回表にも二死から2安打を浴び、1点を失います。

一方の同志社打線は六回以降、相手投手の好投を前に打線が奮起せず。3対5で、敗北という悔しい結果となりました。



次戦は、第3節
9月19日(土)
1回戦 対関西大学戦 於:南港中央野球場
10時30分試合開始予定

9月20日(日)
2回戦 対関西大学戦 於:南港中央野球場
13時00分試合開始予定
となっております。


なお、今季のリーグ戦は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、部員、部員の保護者(二親等まで)、4回生の応援団のみ入場可能の無観客試合での開催となっております。
日ごろから多大なる応援をしてくださっている皆様には、申し訳ありませんが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
1勝1敗でのスタートとなりましたが、良かった点、課題点をそれぞれ見つめ直し、一戦必勝の勢いで次節へ臨みたいと思います。
スローガンである「下剋上~悔いを残すな名を残せ~」を体現するべく、リーグ優勝に向け、チーム一丸となって最後まで戦いぬいて行く所存にございますので、みなさまどうか温かいご声援の程、よろしくお願いいたします。


マネージャー 辻 弥侑
      冨田 真結

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