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13安打の猛攻敵わず、悔しい黒星を喫する。 - 同志社大学硬式野球部ブログ

2018年10月 7日

13安打の猛攻敵わず、悔しい黒星を喫する。


こんにちは。
肌寒い日々が続き、本格的な秋の気候となって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


秋季チャレンジリーグこそ、単独優勝を成し遂げようという気持ちで挑んだ初戦を、チーム一丸となって戦い抜き、白星発進とした同志社。
昨日は、関西大学グラウンドにて、対関西大学戦が行われました。雨天の為、試合時間を遅らせての開始となりましたが、多くの保護者の方々にご来場いただきました。では、その一戦を振り返ります。


〈10月6日(土)対関西大学戦〉

連勝で白星を重ねたい同志社は、先攻を選択します。
一回表、先頭打者の相部(2・橿原)が、四球を選び出塁すると、続く橘髙(2・同志社国際)の犠打により、一死2塁、先制のチャンスを迎えます。山下(樹)(2・高松商)が、右翼手の頭上を大きく越える適時二塁打を放ち、二塁走者の相部が生還、先制に成功します。尚も一死2塁から小川(航)(2・桐蔭学園)が、山下(樹)と逆方向に左翼手の頭上を越える適時二塁打を放ち、更に一点を追加し勢いに乗ります。

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【写真:先制のチャンスで適時二塁打を放った山下(樹)】

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【写真:追加点となる適時二塁打を放った小川(航)】


先発マウンドを任されたのは、初戦の対立命館大学戦で、完投勝利を収めた都築(2・志学館)。
打線の援護を受けた立ち上がりを三者凡退に抑えます。その後も相手打線に、得点の隙を与えず、同志社の好調ムードを崩させません。

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【写真:立命館大学戦に続いて先発のマウンドを託された都築】


五回裏、好投を続けていた都築が相手打線に捕まります。七番打者に中安打を放たれ、味方の失策も絡み、二死1・2塁とピンチを背負います。なんとか切り抜けたい都築でしたが、一番打者に右前適時打を放たれ、一失点を喫しますが、後続を抑え、最少失点に留めます。


ここですぐさま同志社打線が反撃ののろしをあげます。六回表、髙尾(2・今治西)が四球を選び、続く城下(1・天理)が犠打で送り、一死2塁と得点圏にランナーを進めます。八番打者の加藤(碩)(1・米子東)が、左安打を放ち、一死1・3塁、追加点への絶好の機会を迎えます。
この場面で、打席が回ってきたのは片岡(2・國學院久我山)。ボール先行のカウントから、3球目を左方向に大きく振りぬき、左本塁打となり、ベンチも一体となって盛り上がります。
「結果を残すべく、チームの為になんとしてでも得点をするべきだと思い、思いきり振りぬいた」と語る、頼れる男、片岡の一打で、この回一挙三得点とし、リードを大きく広げます。

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【写真:大学初本塁打を放った片岡】


このまま逃げ切りたい同志社でしたが、六回裏、一死から二者連続で安打を放たれ、続く打者に死球を与え、一死満塁の場面で、七番打者の犠飛の間に、三塁走者が還り、八番打者にも左前適時二塁打を浴び、二点を追加され、一点差に迫られます。

勝利へ向け、再びリードを広げたい同志社打線は、七回表、髙尾が四球で出塁し、続く城下が左越二塁打を放ち、一死2・3塁と得点圏にランナーを置きます。追加点へ向け、好機を作るも、打線が繋がらず、得点を挙げることができません。

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【写真:指名打者起用に応え、二安打を放った城下】


七回裏、先発都築に代わり、マウンドに上がったのは、山下(裕)(2・寝屋川)。立ち上がりから、この回先頭打者に四球を与え、犠打でランナーを送られ、一死2塁とされます。

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【写真:先発都築に代わり、マウンドに上がった山下(裕)】


なんとしてでも踏ん張りたい同志社ですが、続く打者に中安打を放たれ、一死1・3塁とされると、五番打者に左中間を破る適時二塁打を浴び、同点に追いつかれます。
尚も一死2・3塁、この緊迫した場面で山下(裕)からマウンドを託されたのは、金子(1・観音寺第一)。フレッシュな力で、流れを変えたい所ですが、初球を暴投してしまい、その間に三塁走者がホームイン、逆転されてしまいます。続く打者の犠牲フライの間に更に一点を追加され、この回三失点を喫します。

二点のビハインドで迎えた八回表、相部が四球で出塁し、山下(樹)が、中前安打を放ち、一死1・2塁とするも、好機を活かせず、この回は無得点に終わります。


八回裏を金子から継投した安藤(1・石見智翠館)がランナーを出すも、見事三者凡退に抑え、最終回に望みを懸けます。

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【写真:三者凡退に抑え、望みを懸けた安藤】


逆転勝利を掴むべく迎えた最終回、一死から城下がセンター前に上手くはじき返し、出塁します。続く代打の松原(1・土佐)が三振に倒れ、二死1塁、六回表に本塁打を放ち、ここまで三打数二安打と好調の片岡(2・國學院久我山)に打席が回ります。
ここで、城下のピンチランナーとして出場した所村(1・星稜)が、二盗、三盗と連続して盗塁を決め、二死3塁とチャンスを作り、そのチャンスを活かし、片岡が適時右安打を放ち、一点差まで詰め寄ります。
しかし、後続が倒れ、6対7のまま試合終了、悔しい黒星を喫する事となりました。


接戦を制する事ができなかったものの、白熱した試合運びをしたことにより、これからの同志社大学硬式野球部の中軸を担っていくための成長する種となったのではないでしょうか。この悔しさをバネにし、次の関西学院大学戦では、白星を奪取できるよう、チーム一丸となり、戦って参りたいと思います。

次戦のチャレンジリーグは、
10月28日(日) 対関西学院大学@関西学院大学グラウンド(12時00分試合開始予定)
となっております。

熱いご声援の程、よろしくお願い申し上げます。



マネージャー 辻弥侑

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