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関大戦を振り返る - 同志社大学硬式野球部ブログ

2017年9月20日

関大戦を振り返る

 

 こんにちは。4回生マネージャーの片平佳奈です。

 先日行われました秋季リーグ戦第三節、対関西大学戦では、南港中央野球場という遠方での試合にも関わらず、たくさんのご声援を賜り、誠にありがとうございます。本日はその試合を振り返りたいと思います。


〈9月18日(月) 第三節 対関西大学 1回戦 (同志社大学後攻)〉

 1回戦は17日(日)の予定でしたが、台風18号の影響により、一日押して試合が行われました。6季連続勝ち点を落としている関西大学相手に、「今季こそは勝ち点を奪い取りたい」という強い気持ちで挑んだこの試合。

 同志社の先発投手はエース福島(3・大阪桐蔭)。安打を許しながらも、6回まで7奪三振と関大打線を無得点に抑えます。一方の打撃陣は2回裏、8番宮﨑(3・福知山成美)が左安を放つも、その後併殺に倒れ得点に繋がらず。3回裏にはこの回先頭の9番ピッチャー福島が自ら右線2塁打を放ち、大きなチャンスを作りますがその後凡退。4回、5回にも平山(4・鳥取城北)、西林(3・清教学園)が安打でチャンスを作りますが、関西大学の好投手、阪本(大)を相手になかなか先制点を取ることができません。

二裏 宮﨑ヒット.JPG

【写真:この試合チーム初安打を放つ宮﨑】

三回福島ヒット.JPG

【写真:3回裏2塁打を放ってチャンスメイクする先発福島】

西林 スタメン.JPG

五回裏安打の西林.JPG

【写真:リーグ戦では捕手として初のスタメン起用となり、5回裏には安打を放つ西林】

 均衡が破れたのは7回表。先頭打者に右安を許すと、次の打者にも右安を放たれ、四球で無死満塁とするも、死球で押し出し1点を先制されます。なおも無死満塁のピンチが続くなか、中安、右安と連続安打でさらに3点を追加され、4-0の場面で投手は難波(3・PL学園)に交代。二死まで追い込みますが、三塁手の失策間に走者が生還。さらに1点を追加されます。この回5点を失った同志社は反撃を試みますが、7回裏、8回裏と三者凡退に倒れ、得点のチャンスを作れません。

難波くん中継ぎ.JPG

【写真:7回表途中からマウンドに上がった難波】

 8回表には四球と左安で二死1,2塁となり、適時右線2塁打を放たれ2点を追加されます。9回表には村居(3・県岐阜商)が登板し、三者連続三振で相手打線を封じ込め、7点差を追って9回裏の攻撃へ。2番山内(1・今治西)が左安を放って意地を見せるも、その後が続かずゲームセット。結果的に7-0と大敗を喫しました。

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【写真:9回表、三者連続三振に抑える村居】

山内君の打席.JPG

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【写真:9回裏に左安を放つ山内とランナーコーチ杉内(2・今治西)】


〈9月19日(火) 第三節 対関西大学 2回戦 (同志社大学先攻)〉

 この試合に負ければ勝ち点を落としてしまう状況。優勝を目指す以上、絶対に負けられない同志社の先発投手は溝田(2・履正社)。6回まで7奪三振、被安打1と関大打線に勢いを渡さない気迫の好投を魅せます。

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【写真:関大相手に好投を魅せた溝田】

 一方の同志社打線は3回表、この回先頭の松本(2・敦賀気比)が右安で出塁し、犠打で一死2塁のチャンスを作るも捕邪飛、投ゴと倒れて得点に繋がらず。4回表には四川(1・履正社)が右安で出塁しますが盗塁刺となり後が続かず。5回表には松本が二打席連続安打を放ちますが併殺に倒れ、6回表には一死から福原(3・今治西)が中安を放ち犠打で二塁へ進むも、続く安打が出ず。何度もチャンスを作るものの、本塁を踏むことができません。

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【写真:この試合2安打と活躍した松本】

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【写真:4回表、右安で出塁した四川。9回にも得点につながる2塁打を放つ】

 7回表には前田(3・福知山成美)が右安で出塁し、犠打でチャンスを作るも併殺に抑えられます。するとその裏、一死から左中間への三塁打を浴び、ピンチの場面で投手は村居に交代。相手打者の放った打球は三塁への難しいバウンド。三塁手前田が好守を魅せ捕球するも本塁への送球が高く浮き、三塁走者の好走も相まって先制点を許してしまいます。8回裏から福島が登板しますが、四球で先頭打者を出すと内野安打と犠打で走者を進められ、適時遊内安で1点を追加されて2点差となります。

七かい表ヒットを放つ前田.JPG

【写真:7回表、右安を放ちチャンスを作る前田】

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【写真:投手交代を告げられ、マウンドを降りる溝田(中央)と継投を任された村居(左)、捕手の山岸(右)(4・天理)】

 9回表、福原が中安で出塁するも併殺に倒れ、二死の場面で3番四川が左越2塁打でチャンスを作り、4番前田の適時左安打により1点を返しますが、あと1点が届かず。1-2で敗戦となりました。

監督澁谷と話す前田.JPG

【写真:9回表二死2塁の場面で回ってきた前田と打席前に話をする監督澁谷】

 

 関西大学に連勝を許し、勝ち点を落とした第三節。2戦目については、同志社大学のヒット数は8本。関大の4本を上回り、好投手山本を相手にしながら打線の調子も良く、何度も得点のチャンスはありました。先発溝田も、集中力を保ちながら相手打線を見事に封じ込める落ち着いた好投球を魅せました。しかし、結果は二敗。勝てなければ意味はありません。何としてでも勝ちたいという思いがあったからこそ、チーム全員が非常に悔しい思いをした2日間の試合でした。

 しかし、昨年の秋季リーグ戦も同じ状況から気合いを入れ直し、優勝戦線に食い込んでおります。すでにあと3日後には近大戦が控えており、選手たちもここから何とか立て直そうと練習に励み、ミーティングを重ねております。不甲斐ない結果となり、応援して下さっている皆様には大変申し訳ない気持ちではございますが、まだ、優勝の可能性は残されております。最後まで諦めずにチーム全員で戦って参りますので、皆さまも心を一つに、選手たちの努力と勝利を信じていただけますと幸いです。

 次の試合は9月23日(土)、第四節 対近畿大学戦 (一回戦) 於ほっともっとフィールド神戸 13:00試合開始予定となっております。遠方での試合となり、皆さまご多忙の中恐縮ですが、お時間のございます際には、是非足をお運びいただきたく存じます。部員一同、心よりお待ちしております。


4回生マネージャー 片平佳奈



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