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23'秋季リーグ戦(近畿大学戦) - 同志社大学硬式野球部ブログ

2023年10月 4日

23'秋季リーグ戦(近畿大学戦)

こんにちは。10月1日(日)、10月2日(月)に行われました秋季リーグ戦対近畿大学を振り返ります!

〈10月1日(日) 第5節 近畿大学 1回戦〉

延長12回の投げ合いを制し、勝利。

近畿大学1回戦の先発を任されたのは、今季3回目の先発登板である野邉(1・津西)。持ち味のコントロールで相手打線を翻弄します。

一回裏、先制点が欲しい同志社は二死から三番川久保(3・桐蔭学園)が右安打で出塁しますが、走塁死により得点には繋がりません。

二回表、相手打者に安打を許しはするものの無失点で切り抜けます。

その裏、内海(2・佐久長聖)が持ち前の足を活かして内野安打を放ちますが、後続が倒れ得点とはなりません。

その後も同志社打線は相手投手を打ち崩す事が出来ず、七回わずか二安打と封じ込まれます。

対する野邉も見事な好投を見せ、六回に二死3塁のピンチを背負うも切り抜け、八回までを無失点に抑えます。

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【写真:八回まで無失点に抑え好投を見せた野邉】

先制点を争う展開で迎えた八回裏、一死から絶好調の七番近藤(1・大阪桐蔭)が右安打を放つと、続く堀内(2・天理)も右安打を放ち一死1・2塁と大きなチャンスを迎えます。しかし走者が牽制死により二死となると、チャンスで一本を打つ事が出来ず、またもや無得点に終わります。

九回表、好投を見せた野邉に代わりマウンドを任されたのは大迫(2・小樽双葉)。先頭打者に四球を与え、続く打者の犠打を処理した所で交代となります。ここでマウンドに上がったのは真野(4・天理)。一人目の打者を三振、二人目の打者を三邪飛で打ち取る完璧な立ち上がりを見せます。

両チーム共に優勝の可能性を残すためには絶対に負けられないこの試合、投手陣が意地の好投を見せ、無得点のまま九回が終了し延長戦へと突入します。

十回表、絶対に得点を許したくない同志社ですが、先頭打者に本塁打を打たれ1点を先制されます。しかし、続く打者を三者凡退に抑えこれ以上の得点は許しません。

その裏、得点出来なければ負けが確定する場面で打順は四番松井(4・東邦)から始まります。昨秋首位打者の意地を見せ、左安打で出塁すると、盗塁を成功させ一死2塁とします。六番辻井(1・京都国際)に打順が回ると、中適時打により1点を返して試合を振り出しに戻します。2点目が欲しい同志社ですが、後続が倒れ1ー1のまま試合は続きます。

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【写真:安打を放った松井】

十一回は両チーム共に無得点で終わり、試合の行方は分からないまま十二回にもつれ込みます。

十二回表、緊迫した場面でマウンドを任されたのは橋本(裕)(2・浜田)。相手打者を三者凡退に抑え、攻撃への流れを作ります。

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【写真:好投を見せた橋本(裕)】

何としても得点したい同志社の先頭打者は代打を任された中森(2・大阪桐蔭)。監督の期待に応え、左安打を放ち無死1塁とチャンスを作ります。後続が打ち取られ一死1塁となった所で、打順は近藤に回り、この試合二本目の安打により一死1・2塁とチャンスを広げます。しかし、続く打者が三振に打ち取られ二死1・2塁となります。ここで代打牧原(1・東山)が死球により出塁。二死満塁とこの試合最大のチャンスを迎え、試合の勝敗を左右する場面で主将釜萢(4・札幌大谷)に打順が回ります。四球を選び、押し出しにより1点を追加し試合終了となりました。

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【写真:四球を選んだ主将釜萢】

このように近畿大学1回戦は1-2で勝利し、勝ち点獲得に向けて大きく前進しました。

〈10月2日(月) 第5節 近畿大学 2回戦〉

八回裏に先制を許すも、九回表・十回表の猛攻により近大戦を制する。

12年振りのリーグ戦優勝を目指す同志社にとって負けられない一戦。先攻の同志社は初回、二死から川久保(3・桐蔭学園)が中安打により出塁すると、続く松井(4・東邦)が右安打を放ち二死1・3塁のチャンスを作るも後続が打ち取られ、無得点に終わります。

一回裏、先発を任されたのは髙木(3・福井工大福井)。先頭打者に安打を許すも得意のストレートを活かし、得点を許しません。

四回裏、相手は四番打者から始まる好打順であったものの気迫あふれる投球で三者連続三振を奪い、チームを牽引します。

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【写真:七回1/3を投げ切り、六奪三振被安打四の好投を記録した髙木】

前半戦は0ー0と両者が拮抗する中、後半戦を迎えます。

八回裏。髙木が先頭打者に四球を与えると、続く打者に犠打、左安打、死球を与え一死満塁のピンチを迎えます。ここで今季リーグ戦で投手デビューを果たした大迫(2・小樽双葉)がマウンドに上がります。相手に中犠飛により1点の先制を許すも、その後は打者を打ち取り、最小失点で切り抜けます。

後がない同志社の九回表。先頭打者の浅野(3・大阪桐蔭)が二球目を捉えライト線への長打を放ち、得意の俊足を活かし一気に3塁に到達します。ここで打席が回ってきたのは今季リーグ戦首位打者争いをしている川久保。左適時打を放ち、浅野が生還し同点に追いつきます!

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【写真:今季リーグ戦初の長打を放った浅野】

九回裏、再びマウンドには大迫が上がります。二死まで打ち取ったところで、橋本(裕)(2・浜田)にマウンドを託すも相手に三塁打を浴び、二死3塁とピンチを迎えます。続く打者を申告敬遠としたところで、同志社の頼れるエース真野(4・天理)が登板します。苦しい場面でありながらも、相手を右飛に打ち取り攻撃へ繋げます。

二日連続で延長を迎えた同志社の十回表。先頭打者の主将釜萢(4・札幌大谷)が投内野安打、続く堀内(2・天理)が死球により出塁し無死1・2塁とします。続く代打の篠原(4・甲府南)が投ゴロを打ち、二塁走者が走塁死するも一死1・2塁とチャンスが続きます。ここで代打起用の山元(3・天理)が打席に立ち、ツーストライクに追い込まれるも左安打を放ち、一死満塁とチャンスを広げます!!ここで後続が打ち取られ二死満塁となるも、相手投手の暴投の間に三塁走者が生還し、2ー1と勝ち越しに成功します!!

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【写真:チームの士気を高める安打を打った山元】

十回裏。マウンドに立つのは清川(3・花巻東)。先頭打者に四球を与えるも、味方の好守備もあり続く打者を併殺打に打ち取り、二死とします。最後は相手の三番打者を左飛に打ち取り、試合終了。今季、三つ目の勝ち点を獲得しました!!

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【写真:最後の打者を打ち取り、チームメイトと抱き合う清川】

次戦は、

10月20日(金)

対立命館大学戦 1回戦 於:わかさスタジアム京都

16時30分試合開始予定

10月21日(土)

対立命館大学戦 2回戦 於:わかさスタジアム京都

13時30分試合開始

となっております。

次節の同立戦で今季リーグ戦は最終戦となります。約12年ぶりとなるリーグ戦優勝が懸かっていますが、今季限りで引退の四回生と共にチーム一丸となって目の前の一戦に全力で戦ってまいります。

今後とも温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。

マネージャー 佐藤絢子

       芝田玲於奈

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