関大にあと一歩及ばず、大一番で敗戦。
こんばんは。
さて、10月2日(火)から3日間、南港中央野球場にて、第5節 関西大学戦が行われました。関大戦で勝ち点を取らなければ、リーグ優勝への道は遠のいてしまいます。初戦の近大戦で2連敗し勝ち点を落としてしまったため、あと二節を残し早くも大一番を迎えることとなりました。それではその試合を振り返ります。
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〈10月2日(火)第5節 関西大学 1回戦〉
〈10月2日(火)第5節 関西大学 1回戦〉
中盤に四失点を喫し、七回に集中打で反撃に出るも、力及ばず敗戦となりました。
初回にリードオフマン小川(晃)(3・龍谷大平安)が左安打を放ち出塁すると、続く四川(3・履正社)が送りバントを決め、一死2塁と先制のチャンスを広げるも、後続が倒れてしまいます。二回以降も安打を放ち出塁するも、チャンスをものにできず、なかなか得点できません。
一方先発投手髙橋(恭)(2・高田)は、初回を三者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せます。二回以降、ランナーを背負うも安定したピッチングで、関大打線を無失点に抑える好投を魅せます。二・三回に味方守備に記録の残らないミスが出るなどピンチを招くも、遊撃手杉内(4・今治西)の好守に助けられ、両者拮抗した試合が続きます。
しかし五回に関大に試合を動ごかされます。一死から八番打者に左安打を放たれ出塁を許し、続く打者を三振に打ち取るも、一番打者に左安打を放たれ、二死1・2塁とピンチを背負う。すると、二番打者に中適時打、三番打者に左適時三塁打を浴び、三失点を喫します。
三点を追いかける展開となった後半戦、六回表にこの回先頭の四川が左中間を破る二塁打を放つも、後続が続かず反撃なりません。その裏、この回の先頭打者に右中間を破る二塁打を放たれると、六番打者に送りバントを決められ、一死3塁とピンチを背負う。すると、続く打者のスクイズにより一点追加され、さらに点差が開いてしまいます。
なんとか反撃したい同志社打線は七回表、この回先頭の栗林(3・大阪桐蔭)が左安打を放ち出塁すると、続く工藤(4・同志社国際)の内野ゴロの間に、栗林が二塁へ進塁、チャンスを広げます。すると、本間(3・敦賀気比)が左越適時打を放ち、一点を返します。なおもチャンスは続き、代打の髙尾(3・今治西)が四球を選び、続く小川(晃)が左安打を放ち一死満塁とするも、四川が併殺に打ち取られ、チャンスをものにできません。八回表、二死1塁から相手投手が交代すると、栗林が左安打を放ち、二死1・2塁とチャンスを作ります。しかし続く工藤がライナーに打ち取られ、相手守備の好守に阻まれてしまいます。
七回裏からは髙橋(恭)に代わり西村(2・今治西)がマウンドに上がり、七・八回を無失点に抑える好投を魅せ、攻撃へと繋ぎます。しかし九回表、相手投手の好投を前に三者凡退に倒れ、逆転なりませんでした。
【写真:継投し無失点に抑えた西村】
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〈10月3日(水)第5節 関西大学 2回戦〉
二回に四得点を挙げ先制、その後粘る関大を振り切り、三回戦へと繋ぎました。
先発投手溝田(4・履正社)は、初回いきなりランナーを背負うも、冷静なピッチングで相手打線を抑えます。二回裏、四番打者の松本が中安打を放ち出塁すると、続く栗林の送りバントの処理を試みた相手投手の失策により、無死1・3塁の先制のチャンスを迎えます。すると続く工藤が四球を選び、無死満塁とします。この先制のチャンスで打席が回ってきた鎌倉(3・聖光学院)は、冷静にボールを見極め押し出しの四球を選び、先制に成功します。アウトカウントが変わった一死満塁から溝田の打球を相手投手がまたも失策、その間に一点を追加します。なおもチャンスは続き、小川(晃)の内野ゴロの間にさらに一点を追加します。二死1・3塁から杉内の適時内野安打により、鎌倉がこの回四点目となるホームを踏み、一挙四得点を挙げます。
点を取った次の回、一死から九番打者に四球を与え、盗塁を決められると、一死2塁のピンチを背負います。なんとか切り抜けたい場面でしたが、味方の失策により進塁を許してしまいます。そこから二本の適時二塁打を浴び、三失点を喫し一点差まで詰め寄られます。
反撃したい同志社は、その裏一死から栗林が左中間を破る二塁打を放ち出塁すると、続く工藤が右越適時三塁打を放ち、さらに相手守備の失策間に三塁ベースを回り生還!一挙二得点を挙げ、関大を突き放します。
四回表、溝田に代わり難波(4・PL学園)がマウンドに上がります。一死から四球により出塁を許すと、続く打者に左安打を放たれ、一死1・2塁のピンチを背負います。ここで西村にマウンドを譲るも先頭打者に四球を与え、一死満塁から内野ゴロにより一失点を喫するも、後続を打ち取り、粘る関大打線を最少失点で切り抜けます。追加点は譲れない緊迫した場面が続くも、継投した道端(1・大阪桐蔭)、髙橋(佑)(1・豊田西)が相手打線を封じ込め二点のリードを守り切り試合終了。悪天候の中、スタンドとベンチが一体となり、チーム一丸で掴み取った勝利でした。
【写真:冷静にボールを見極め押し出しの四球を選んだ鎌倉】
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〈10月4日(木)第5節 関西大学 3回戦〉
一勝一敗で迎えた三回戦。髙橋(恭)が九回まで一失点に抑える好投を魅せ、延長戦にもつれ込むも、打線が決定打を放つことができず、サヨナラ負けを喫することとなりました。
先発髙橋(恭)は、初回を三者凡退に抑える、上々の立ち上がりを見せます。しかし、二回に関大打線に捕まってしまいます。この回先頭の四番打者に左安打を放たれると、続く五番打者に送りバントを決められ、一死2塁。すると、六番打者に右適時打を浴び、先制点を許してしまいます。点を取られた次の回、二死から小川(晃)が左安打を放つと、すかさず盗塁、そして相手捕手の二塁への暴投間に三塁まで進塁、反撃のチャンスを広げます。しかし続く松本(3・敦賀気比)が三振に倒れ、得点なりません。
四回裏、一死から四球を与えると、八番打者に右安打を放たれ、一死1・3塁のピンチを背負います。しかし、後続二者を打ち取りピンチを切り抜け、攻撃へと繫ぐも、五回表は三者凡退で攻撃が終了し、後半戦に望みを懸けます。
八回表、ようやく同志社打線が奮起。この回先頭の杉内が中安打を放ち、すかさず盗塁、そして相手捕手が二塁への暴投間に三塁まで進塁。すると無死3塁の同点チャンスの場面で、小川(晃)に打席が回り、相手バッテリーが乱れる間に同点に追いつきます。なおもチャンスは続くも、後続が続かず勝ち越しなりません。九回も両者無得点、勝負の行方は延長戦へ。
十回裏、この回の先頭打者が内野安打により出塁すると、味方の失策などにより無死満塁のピンチを招いてしまいます。すると、三番打者に中適時打を浴び、サヨナラ負けを喫することとなりました。
【写真:延長10回を完投した髙橋(恭)】
次戦は、第7節
10月12日(土)
1回戦 対京都大学戦 於:ほっともっとフィールド神戸
13時00分試合開始予定
10月13日(日)
2回戦 対京都大学戦 於:ほっともっとフィールド神戸
10時30分試合開始予定
となっております。
三戦にもつれ込むも、あと一歩及ばず悔しい敗戦となりました。勝ち点を落とし、優勝は絶望的となりましたが、リーグ戦はあと二節残っています。最後まで勝ちにこだわって、戦い抜きたいと思います。
皆様、どうか温かいご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。
マネージャー 松川 桃子
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