京都トーナメント大会閉幕。
こんばんは。
8月14日(水)、16日(金)に、わかさスタジアム京都にて、第27回全京都大学野球トーナメント大会、ファイナルステージが行われました。
当初は14日(水)に準々決勝、16日(金)に準決勝、決勝を行う予定でしたが、台風の影響に伴い15日(木)の試合は16日(金)に順延され、準決勝の2試合のみで決勝戦は行われず2校が1位扱いとなりました。
それでは、その試合を振り返ります。
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〈8月14日(水)花園大学戦〉
〈8月14日(水)花園大学戦〉
先発投手の都築(3・志学館)が花園大学打線を相手に9回3安打無失点の好投を魅せ、準決勝へと駒を進めました!
先発マウンドは、ファーストステージでも先発を託され見事な投球を披露した都築が上がります。都築は初回いきなりランナーを背負うも、三塁手小倉(史)(4・掛川西)の好守にも助けられ、後続を打ち取る好調な立ち上がりを魅せます。一方同志社打線は二回裏、この回先頭の櫛間(3・八幡商)が四球を選び出塁すると、すかさず盗塁を決め無死2塁から、続く髙尾(3・今治西)が左中間を破る適時打を放ち、先制に成功します。三回裏にもチャンスを作り、またもこの回先頭の亀本(4・滝川)が四球を選び出塁すると、髙尾が中安打を放ち、二死1・2塁から相手バッテリーが乱れる間に亀本が進塁、二死1・3塁から伊藤(壮)(4・同志社)が放った打球が相手守備の失策を誘い、その間に三塁走者の亀本が生還し、着実に追加点を重ねます。
さらに四回裏には、リードオフマンの森(茂)(4・敦賀気比)が左中間への二塁打を放つと、足立(4・八戸学院光星)が死球により出塁し、亀本(4・滝川)が送りバントを決め、一死2・3塁とチャンスを広げます。すると櫛間が中前適時打を放ち、一挙二点を追加し、リードを広げます。八回裏に鎌倉が内野安打を放ち出塁すると、代走の山中(4・同志社香里)が相手投手の失策間にすかさず進塁し、さらに三塁への盗塁も決め、チャンスを広げます。すると、二死3塁から伊藤(壮)が左前適時打を放ち、終盤にも追加点に成功します。
投げては、先発都築が9回3安打無失点の好投を魅せ、花園大学打線を封じ込め、見事勝利を収めました。
【写真:完封勝利を収めた都築】
【写真:二回裏に先制の適時打を放った髙尾】
【写真:四回裏に適時打を放ち、今試合2つの盗塁を決めた櫛間】
【写真:八回裏に適時打を放った伊藤(壮)】
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〈8月16日(金)京都産業大学戦〉
〈8月16日(金)京都産業大学戦〉
決勝戦が中止となり、勝てば優勝の試合。同志社打線は三回表に二点先制するも、その裏に好投を続けていた先発溝田(4・履正社)が相手打線に捕まり、一点を返されます。四回裏途中に村居(4・県岐阜商)にマウンドを託すも二失点、惜しくも逆転負けを喫することとなりました。
先発マウンドを任された溝田は、二回まで三者凡退に抑える上々の立ち上がりを魅せ、同志社打線に流れを繋げます。三回表、一死から森(茂)(4・敦賀気比)が内野安打で出塁すると、足立(4・八戸学院光星)が中安打を放ち、チャンスを広げます。すると、亀本が左中間を破る適時二塁打を放ち、一点先制します。なおも一死2・3塁から鎌倉(3・聖光学院)が犠牲フライを放ち、この回二点の先制に成功します。しかしその裏、溝田が相手打線に捕まります。二死2塁から一番打者に中前適時打を放たれ、一失点を喫します。四回にも相手打線に捕まり、一死満塁のピンチで村居にマウンドを託します。続く打者を打ち取るも、二死満塁の場面で押し出しの四球を与えてしまい、同点に追いつかれてしまいます。五回裏にも3安打を浴び、逆転を許します。一点を追いかける展開となった同志社打線は、八回表に二死満塁のチャンスを作るも、後続が倒れ反撃できません。
投げては終盤、橋本(4・天理)、久保田(大)(4・近江兄弟社)、松井(4・大阪桐蔭)の継投リレーで相手打線に追加点を与えない見事な投球を魅せました。しかし優勝まであと一歩及ばず、悔しい敗北を喫しました。
【写真:先発を任された溝田】
【写真:一死満塁のピンチで継投するも最少失点に切り抜けた村居】
【写真:七回裏三者凡退に抑える好投を魅せた久保田(大)】
【写真:先頭打者に安打を放たれるも無失点に抑えた松井】
惜しくも2016年ぶりの優勝を果たすことはできませんでしたが、この大会で公式戦出場が最後になる4回生も多く、終始明るい雰囲気の中、試合が行われました。時が過ぎるのも早いもので、秋季リーグ戦開幕まであと二週間となりました。それぞれに残された時間を大切に、日々の練習に精進して参ります。今後とも変わらぬご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。
マネージャー 松川 桃子
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