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点の取り合い制し、勝ち点奪う - 同志社大学硬式野球部ブログ

2017年5月 1日

点の取り合い制し、勝ち点奪う

こんばんは。

カレンダー上ではゴールデンウイークに入りました。私たちは今年も9日間の大型連休です。そして、この連休中にリーグ戦が2回もあるので、リーグ戦のための大型連休と言えますね!

それでは、4月29日(土)、30日(日)、5月1日(月)に行われました、2017年度春季リーグ戦第五節 対京都大学戦を振り返りたいと思います。


<4月29日(土) 第五節 京都大学 一回戦>

連敗を止めたい同志社は、スタメンを少し入れ替えて試合に臨みました。試合が動いたのは2回表。この回先頭の福原(3・今治西)が中越2塁打で出塁すると、犠打間に進塁、一死2塁から前田(3・福知山成美)の中前適時打により1点を挙げます。そして、続く平山(4・鳥取城北)が安打で出塁すると、打席にはリーグ戦初スタメンの森田(3・天理)が入ります。パスボール間に1・2塁ランナーがそれぞれ進塁し、森田は中前に運び、ランナー二人が生還、この回3点を先制します。投げてはエース福島(3・大阪桐蔭)は、毎回打たれはするも、5回まで2塁以降を踏ませず、被安打4と相手に隙を与えません。しかし、7回表、先頭打者に左前安打を許し、内野ゴロの間に進塁され一死2塁となります。そして、後続に内野安打、右前適時2塁打を放たれ1点、犠飛間にランナー生還、この回2点を失います。3‐2で迎えた9回。何としてでもリードを守り切りたい同志社、この回先頭の森田は、本日4打席連続となる安打で出塁します。犠打、四球により一死1・3塁と追加点のチャンスを作るも後続が断たれ、試合は最終イニングに。福島は先頭打者に四球を与えますが、すかさず山岸(4・天理)が盗塁牽制で1アウト、続く打者も三振、内野フライに打ち取り試合終了。1点のリードをも盛り切り、開幕初白星を飾ります。


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【写真:一回戦のスタメン】

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【写真:完投した福島】

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【写真:本日4安打2打点の森田】

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【写真:スタンドの様子】


<4月30日 第五節 京都大学 二回戦>

一回戦に引き続き、勝ち星を挙げたい思いを背負い、二回戦の先発マウンドには関西大学戦で力投を魅せた渡邉(4・川越東)が上がります。初回、先頭打者に四球を与え、犠打、外野飛間に進塁を許し、二死3塁となります。そして続く打者に中前適時打を放たれ、早くも1点を先制されます。そして、3回表、また先頭打者に四球を与え、二死2塁から中前適時打を浴びランナー生還、追加点を許し2‐0となります。渡邉は3回までを投げ降板、4回からは難波(2・PL学園)がマウンドに上がります。5回表、ついに京大打戦に捕まります。先頭打者に左線2塁打を放たれ、続く打者に四球を与えます。無死1・2塁から左前適時打を浴び1点を追加、さらに一死1・3塁から内野ゴロの野手選択間にもう1点を許しこの回2点を奪われ4‐0と苦しい状況が続きます。6回からマウンドに上がった村居(2・県岐阜商)は、先頭打者に安打を打たれはしますが、落ち着いた投球で6・7回をきっちり抑えます。一方の打線は5回まで相手投手から奪った安打は1本となかなか攻略できません。しかし6回裏、二死から辻(3・履正社)が内野安打で出塁すると、続く前田に向かって投手が投げると同時に辻がスタート、前田も必死にくらいつき左線適時2塁打を放ちエンドラン成功。ついに1点を奪い返します。さらに7回裏、この回先頭の四川(1・履正社)が安打で出塁し、一死2塁から7番平山の右前適時安打により1点、続く矢野(4・杵築)、代打竹中(4・県岐阜商)の二者連続安打によりこの回2点目を追加し、4-3と1点差に詰め寄ります。この流れのまま9回までに逆転のチャンスが巡ってくるかと期待したのもつかの間、8・9回を三者凡退に抑えられ試合終了となり、勝負の行方は三回戦に持ち込まれます。


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【写真:1点目のホームを踏んだ辻】

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【写真:7回裏、右安適時打を放った矢野】


<5月1日 第五節 京都大学戦 三回戦>

もう後がない同志社、三回戦は落とすことが出来ません。先攻めの同志社は、1回表、先頭打者辻が死球で出塁すると、犠打で進塁し一死2塁から平山、福原、前田、山岸の四者連続安打により3点を先制します。2回表、先発福島が自ら左中越2塁打を放ち、辻の死球により無死1・2塁となります。犠打でそれぞれ進塁すると、続く平山が5球粘った末、右越適時3塁打を放ち二人が還ります。そして福原の犠飛によりもう1点を追加しこの回3点を奪います。1・2回を抑えていた福島でしたが、3回裏、内野安打と犠打により一死2塁の状況から、2本の安打と四球により2点を失います。6-2で迎えた5回表、福原が内野安打で出塁、犠打により一死2塁とすると、主将山岸が左前適時打を放ち、2イニングぶりに追加点を挙げることに成功します。しかし7-2で迎えた6回裏、福島の投球が乱れます。2アウトから安打で出塁を許すと、続く打者に安打と四球を与え二死満塁とピンチを招きます。そして3番打者に初球を右翼フェンス前まで運ばれ走者一掃、3点を返されます。そして二死3塁から二者連続四球とまたも満塁となりますが、次の打者を内野フライに打ち取り3アウト。6回裏に7-5と2点差まで追いつかれます。「取られたら取り返すだけ」とベンチでも声を掛け合っていたのでしょうか。迎えた7回表、先頭平山が本日3本目の長打となる中越2塁打を放ち、続く福原は捕手の送球ミスにより2塁まで進塁、その間にランナー生還、まずは1点を奪い返します。そして一死2塁から山岸の左越2塁打によりこの回2点目を追加、またも9-5と京大を突き放します。このまま逃げ切れると思った9回裏、野球の神様はどれだけ苦しむ姿を見れば気が済むのか。8回からマウンドを引き継いだ村居は四球により先頭打者を歩かせると、次の打者が打った内野ゴロは失策となり1・2塁が埋まります。そして9番打者に中前適時2塁打を放たれ二者生還、9-7とまたも2点差に追い詰められます。その後、2つの四死球により二死満塁となりますが、最後は内野フライに打ち取りゲームセット。最後まで力が入る試合でした。

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【写真:本日長打3本と3打点の平山】

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【写真:2打点を挙げる山岸】

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【写真:試合終了後の電光掲示板】


この京都大学戦で春季リーグ戦第五節が終わりました。これまで7試合を行いましたが、そのうち1点差で勝ち負けが決まった試合は5試合です。「1点に泣き1点に笑う」とはこういうことなのかとしみじみ感じています。たかが1点、されど1点。一発逆転もできますが、できることなら毎回得点、流れを掴み離さない試合運びが出来ればいいなと思います。

次は5月5日(金)、6日(土)、ほっともっとフィールド神戸にて関西学院大学と第六節を戦います。まだまだゴールデンウィーク真っ只中です。是非球場に足をお運びいただき、ご声援賜れましたら幸いです。皆様のお越しを、心よりお待ちしております。


マネージャー武市侑子



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