こんばんは。本日より、春季オープン戦が本格的にスタートいたしました。休養日の翌日であったため、試合展開が心配されていましたが、締まった試合運びとなりました。

同志社の先発はエース・國正(4・茅ヶ崎北陵)。先頭打者を見逃し三振に仕留めると、テンポよくアウトを重ねていきます。しかし、4回に1失点、さらに5回には一死満塁のピンチを招き、マウンドを尾崎(2・京都国際)に譲ります。キャンプで自信をつけた尾崎は、堂々とした投球で打者を打ち取り、ピンチを免れました。打線は、初回に山本定(3・智弁和歌山)のタイムリーで1点を先制するも、その後は迎えたチャンスを活かすことができません。両校の均衡が破れたのは7回裏、連続安打でチャンスを作ると、篠川(3・明豊)・大谷(4・大垣北)がそれぞれタイムリーを放ち、2点を追加しました。終盤は4回生投手が継投してリードを守り切り、試合終了。尾崎が初の勝利投手となりました。

粘り強い野球を目指して練習を続けてきましたが、今日の試合は終盤まで我慢を続けた結果の勝利であったと思います。機が熟すのをじっと待ち、一気に攻め込む野球ができれば、リーグ戦でも有利になるでしょう。試合中、イニングごとにプレーの反省を行う選手の姿が多く見受けられました。少しずつ、確実に、チームは成長しています。

明日はＢ戦が行われることとなりました。こちらも、得るものの多い試合となることを期待しています。

マネージャー　富吉佐季