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あと一本が出ず、関学に負け越す。 - 同志社大学硬式野球部ブログ

2018年5月16日

あと一本が出ず、関学に負け越す。


こんにちは。

5月11日(金)・12日(土)・15日(火)に行われました、春季リーグ戦第六節対関西学院大学戦を振り返ります。 


<5月11日(金) 第六節 関西学院大学 一回戦>

これまでの試合は全てエース福島(孝)が一戦目の先発マウンドを任されていましたが、この日は仲野(2・天理)が先発のマウンドに登板しました。

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【写真:先発の仲野】


一回表、同志社はいきなり好機を迎えます。一死から杉内(3・今治西)、越智(4・今治西)、福原(4・今治西)の連打で満塁とし、絶好のチャンスを作ると森田(4・天理)の犠牲フライにより先制に成功します。


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【写真:杉内】

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【写真:越智】

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【写真:福原】

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【写真:先制点となる犠牲フライを放つ森田】


さらに、三回表、福原、森田、西林(4・清教学園)の三連打で再び得点のチャンスを広げると、前田(4・福知山成美)の適時右中二塁打で一挙三点を奪います。


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【写真:ようやく快音を鳴らした主砲前田】

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【写真:ハイタッチを交わす西林】


すると続く足立(3・八戸学院光星)も安打を放つとここで関学は二番手の投手がマウンドに上がります。しかし、勢いに乗った同志社の打線を止めることが出来ず、先発仲野が適時打を放ち一点を追加し、関学を突き放します。

五回表、森田が相手のエラーで出塁すると、またも前田が適時二塁打を放ち、関学に追い打ちをかけます。


一方、仲野は序盤、四死球を与え、ランナーを背負うものの徐々に修正をし、無失点に切り抜けます。四回裏には、二塁打を浴び、無死3塁というピンチを招きますが、落ち着いたピッチングで後続を断ち相手にホームを踏ませません。

七回裏、ここまで許した安打は二本と好投を見せていた仲野でしたが、関学打線に捕まり二点を失ってしまいます。

しかし八回裏からは村居(3・県岐阜商)にマウンドを託し、九回裏、二死2・3塁まで詰め寄られるものの最後は四番打者を凡打に打ち取りゲームセット。

打線が序盤から点を積み重ね、投手陣が関学の強力打線に対し力投し、チーム一丸となって掴んだ勝利となりました。

七回二失点の投球で先発の役目を果たした仲野は今季三勝目を挙げました。



<5月12日(土) 第六節 関西学院大学 二回戦>

優勝へ向けもう後一戦も落とす事が出来ない背水の陣で試合に臨みました。

この日の先発投手は福島(孝)(4・大阪桐蔭)。

二回裏、森田が内野安打で出塁すると前田の適時二塁打で昨日同様、先制点を挙げ、主導権を握ろうと試みます。しかし、序盤から福島(孝)の制球が定まらず、三回表、二つの四死球を与えピンチを招くと適時二塁打を浴び、すぐに同点とされてしまいます。ここで福島(孝)はマウンドを降り、難波(3・PL学園)に交代を告げられます。

何とかこの流れを断ち切りたいところでしたが、一死1・3塁から併殺崩れの間に一点を奪われます。さらに四回表、関学打線に捕まり、長打を含む4安打を浴び、一挙三失点を喫してしまいます。

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【写真:関学打線に捕まってしまう難波】

五回からは栗田(1・済美)、村居のリレーでこれ以上の失点を防ぎます。

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【写真:三番手の栗田】

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【写真:ベンチで声を出す林田(4・東稜)(中央)】


一方、反撃したい打線ですが、幾度となく得点圏にランナーを置くも得点に繋ぐことが出来ず、試合は終盤に差し掛かります。

しかし、八回裏、今季のチームの特徴である粘りで反撃を開始します。先頭の代打工藤(3・同志社国際)の内野安打を皮切りに、福原、森田の安打で無死満塁という絶好のチャンスを作ります。続く西林、前田は内野ゴロに倒れるもその間に二者が生還し、二点差に詰め寄ります。

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【写真:俊足を活かし塁に出る工藤】

さらに九回裏、またも先頭に小川(晃)(2・龍谷大平安)が代打に告げられます。すると右翼線へ痛烈な安打を放ち二塁まで進むと続く辻(4・履正社)も右前安打を放ち、一気に逆転の好機を作ります。そして一死1・3塁から途中から守備に就いていた四川(2・履正社)の犠牲フライにより一点差に詰め寄ります。

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【写真:代打の起用に応えた小川(晃)】

二死1塁で迎えたのは、四番福原。あわよくば抜けるかと思われた三塁手へのライナーでゲームセット。

約三時間に及ぶ試合の中、チーム総勢力を挙げての戦いとなりましたがあと一歩反撃が及ばず、自力優勝の可能性は消滅してしまいました。



<5月15日(火) 第六節 関西学院大学 三回戦>

三回戦の先発マウンドには一回戦に好投を見せた仲野が再び登板しました。

初回からキレのあるピッチングを披露し、凡打の山を築き、スコアボードに0を並べていきます。

攻撃は、初回、辻の安打などで一死満塁と先制のチャンスを迎えるも後続が倒れ、得点とはなりません。さらに三回表、小川(航)(2.桐蔭学園)が左線へ二塁打を放ち、続く西林の中前安打で帰塁を試みますが、相手の守備に阻まれ再び得点のチャンスを逃します。

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【写真:二塁打を放つ小川(航)】

一方仲野は、八回までに許した安打は三本、奪った三振は七つと文句なしのピッチングを続け、味方の援護を待ちます。

互いに無得点のまま迎えた九回表、代打の松本(3・敦賀気比)が中前安打で出塁すると足立(3・八戸学院光星)がバントで送り、打線を上位に回します。

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【写真:代打でチャンスメイクをする松本】

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【写真:ガッツポーズをする添田(4・桐光学園)(右)、福島(孝)(左)

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【写真:この日二安打の辻】


しかし、ここでも打線が繋がらず、0を刻みます。九回裏からは村居がマウンドに上がりますが先頭打者に安打を許し、一死1・2塁のピンチを招きます。ここで先日も登板した栗田にマウンドを託されますが、七番打者に適時二塁打を浴び、サヨナラ負けを喫してしまいました。

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【写真:三試合すべてに登板した村居】


4度に渡って三塁まで進塁をするもホームにランナーを還すことが出来ず、数えてみれば安打数は8、残塁数は11という課題が残る結果となりました。

何としても勝ち点を物にし、最終節に臨みたいところでしたが、初回から再三あったチャンスをものに出来ず、最後までホームが遠く、敗北を喫してしまいました。




次戦は、

第八節 

月25日(金)

1回戦 対立命館大学@わかさスタジアム京都 13時試合開始予定

月26日(土)

2回戦 対立命館大学@わかさスタジアム京都 13時試合開始予定


となっております。

リーグ戦最終節、わかさの地で伝統の一戦が繰り広げられます。

残念ながら優勝の可能性はなくなってしまいましたが、最後まで戦い抜き、良い形でリーグ戦を終え、次に繋げられるよう精進して参ります。

皆様、どうか最後まで温かいご声援の程、宜しくお願い申し上げます。



マネージャー 川岸さくら


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