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関大から4年越し悲願の勝ち点を挙げる! - 同志社大学硬式野球部ブログ

2018年4月 9日

関大から4年越し悲願の勝ち点を挙げる!

4月7日(土)、2018年度春季リーグ戦が開幕しました。

わかさスタジアム京都で開会式が行われ、開幕戦を控えたメンバーが行進をしました。

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【写真:開会式の様子】


第一節、関西大学戦、激闘の3連戦を振り返りたいと思います。


<4月7日(土) 第一節 対関西大学戦 1回戦>

開幕投手は、エースで一番を背負う福島(4・大阪桐蔭)

二回裏、この回先頭打者の福原(4・今治西)が敵失により出塁すると、続く松本(3・敦賀気比)の犠打と越智(4・今治西)の内野ゴロで二死3塁とします。すると先発の福島が適時左安2塁打を放ち、先制をします。

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【写真:4年目の先発マウンドとなる福島】


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【写真:リーグ戦初出場でスタメンマスクを被る越智】


更に三回裏、先頭打者の辻(4・履正社)が右中間を突き破る2塁打を放つと、続く杉内(3・今治西)の内野ゴロで一死3塁とすると四川(2・履正社)の適時左安打で一点を追加します。

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【写真:リードオフマンの辻】

しかし、五回表、福島が関大打線に捕まり、3塁打を含む計四本の安打により一挙五点を返され、三点のリードを許してしまいます。

しかし、今年のチームはここで終わりませんでした。

八回表、一死1・2塁の場面で二番手の村居(3・県岐阜商)の後を継いだ栗田(1・済美)は相手強打者を中飛に抑え、リーグ戦デビューを飾ります。

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【写真:リーグ戦デビューを果たした一回生の栗田】


八回裏、二死から福原が左前安打を放つと、前の回から守備につくリーグ戦初出場の工藤(3・同志社国際)が右中間越えの適時3塁打を放ち、一点を返します。そして続く代打の添田(4・桐光学園)が適時中安打を放ち、さらに一点を追加し、一点差とします。

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【写真:リーグ戦初出場で適時打を打つ工藤】

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【写真:八回裏に帰塁した宮﨑を迎えるベンチ】


そして迎えた九回裏、代打の宮﨑(4・福知山成美)が四球で出塁し、辻が犠打で進めチャンスを広げると、杉内が内野安打で繋ぎます。するとこの日絶好調の四川が適時左線2塁打を放ち、ついに同点とします。

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【写真:この日絶好調の四川】

そして一死満塁から頼れる五番・福原が、サヨナラを決める犠打を放ち、見事逆転勝利を収めました。

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【写真:頼れる五番福原】

最終回、投げては仲野(2・天理)三人で抑え、勝ち投手となりリーグ戦二勝目を挙げました。

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【写真:二勝目を挙げた仲野】

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【写真:サヨナラ勝利で歓喜に沸くメンバー】


<4月8日(日) 第一節 対関西大学戦 2回戦>

昨日の激戦から一夜明け、この日先発のマウンドに上がったのは溝田(3・履正社)。

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【写真:故障から復帰した溝田】

初回いきなり先頭打者に安打を浴びると、続く二番打者に適時右線2塁打を許し、二者で先制をされてしまいます。ここでリズムが狂い、思うように制球が定まらず味方の失策も絡み、無念のマウンド降板を告げられます。さらに続いてマウンドに上がった難波(3・PL学園)も連続被安打で失点を許し、この回一挙五失点を喫します。

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【写真:二番手の難波】

しかし二回表、先頭の福原が左前安打で出塁すると、相手の連続敵失により一死満塁とすると辻の内野安打で一点を返します。その後も相手の守備の乱れに付け込み、杉内の左中間への適時2塁打などにより四点を追加し、すぐに逆転をします。

しかし、四回裏、継投した村居が一死23塁から六番打者に適時中安打を許し、二点を返されます。さらに六回裏、一死12塁から八番打者に適時中越2塁打を浴び、一点を追加され突き放されます。一方の打線は、二番手の新人投手を攻略する事が出来ず、幾度か逆転のチャンスはあったものの、二回以降追加点を挙げることが出来ず、そのまま試合終了。両者に失策が頻発したシーソーゲームを制することは出来ませんでした。



<4月9日(月) 第一節 対関西大学戦 3回戦>

昨季王者の関大から悲願の勝ち点を挙げるべく、挑んだこの試合。二回生の仲野が先発の重役を任されました

一回表に先頭打者に安打を許すと、二死3塁から四番打者の適時内野安打により先制されてしまいます。しかし、その後は安打を許すものの、守備にも助けられ、点を与えず、粘り強い投球で試合を作ります。

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【写真:好守で投手を助ける杉内】

七回表、一死3塁のピンチに登板した二番手の村居は、安定したピッチングで相手の上位打線を抑え、ピンチを免れます。

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【写真:三日連続の登板となった村居】

一方、奮闘する投手陣を助けたい打線ですが、思うように奮わず一点ビハインドのまま最終回を迎えます。

しかし九回裏にドラマが待っていました。不調であった四番・前田(4・福知山成美)、福原が連続安打で出塁しチャンスメイクをしますが続く打者が二者連続三振に倒れ、絶体絶命のピンチに直面します。

ここで打席に立ったのは前の回に代打で出場し三番手にマウンドに上がった福島。球場全体の注目を集める中、初球を振り抜いた打球は左中間を突き破る痛烈な2塁打となり、福原が帰還しまたもや劇的な逆転サヨナラ勝利となりました。

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【写真:最終回に二死1・2塁の場面で打席に立つ福島】

エースで主将の福島が自らのバットで試合を決め、13年秋以来、4年以上ぶりに関大から勝ち点を挙げることが出来ました。

主将がスローガンである「維新~俺がやる~」を体現させました。


3連戦を通して、下回生の頃からリーグ戦に出場し、経験を積んだ上回生とリーグ戦初出場の下回生が監督の起用に応え、勝ちを掴んだのはチーム全体にとって大きな成果となりました。


今年のチームは、ベンチもスタンドも向上心と勝ちへの執念を持った熱いチームです。試合では、気持ちを同じくして一人一人が主体となって戦いに挑んでいます。

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【写真:白熱したベンチ】


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【写真:全力で応援をするスタンド】


第一節、昨季王者から勝ち点を挙げあくまでもまだ頂点への一歩目を踏み出したばかりです。来週の京都大学戦に向けてもう一度全員で気持ちを引き締め、万全の状態で勝負に挑めるように練習に励んでいきたいと思います。


次戦は、

第三節 

4月21日(土)1回戦 対京都大学@皇子山球場 13時試合開始予定

4月22日(日)2回戦 対京都大学@皇子山球場 10時半試合開始予定

となっております。

あくまでも目指すところは「日本一」。必ず二連勝し、目標に結び付けたいと思います。どうか皆様お誘いあわせの上、是非球場へお越しいただき、温かいご声援の程、よろしくお願いいたします。


マネージャー 川岸さくら

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