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激闘の末、関学を破る! - 同志社大学硬式野球部ブログ

2017年10月19日

激闘の末、関学を破る!


10月14日から19日にかけて行われました、秋季リーグ戦第7節対関西学院大学戦を振り返りたいと思います。




〈10月14日(土) 第7節 対関西学院大学戦 1回戦〉

もうこれ以上負ける事は許されない第7節の1回戦。この日先発を任されたのはやはりエースの福島(3・大阪桐蔭)。一回表、先頭打者にいきなり安打を打たれますがその後は三振を奪いながらテンポの良いピッチングで相手打線を封じます。また、女房役山岸(4・天理)が俊足の関学野手陣の盗塁を二つ刺すなど福島の手助けをします。

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【写真:先発のエース福島】

一方、打撃陣はほぼ毎回安打で出塁するも思うように点に結びつきません。

両チーム連打が出ないまま試合は延長にもつれ込みます。均衡を破ったのは同志社でした。10回裏、山岸が左前へ安打を放ち、無死の走者を出すとここで代走に送られた小川(晃)(1・龍谷大平安)が盗塁を決め、チャンスを広げます。進塁打と2つの敬遠で一死満塁とすると福原(3・今治西)の三塁への強襲安打により三塁走者が生還し、見事サヨナラ勝利を収めました。投げては先発福島が完投完封で10回8安打1四球8奪三振と見事なピッチングで今季3勝目を挙げます。

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【写真:安打を放つ福島】

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【写真:三安打の山岸】

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【写真:サヨナラ安打を放った福原】

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【写真:スタンドの様子】



〈10月18日(水) 第7節 対関西学院大学戦 2回戦〉

雨天中止となった2戦目から中2日、この日も先発は福島。1回表、同志社は敵失と犠打で二死2塁とすると四番前田(3・福知山成美)が痛烈な右前安打を放ち、敵が打球を後ろに逸らす間に走者が生還し大事な先制点を掴みます。

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【写真:四番前田】

しかし2回裏、一死満塁から九番打者に左前適時打を浴び二点を返され逆転を許します。さらに4回裏、この回の先頭打者に右中三塁打を浴び、捕逸の間に走者を生還させてしまいます。その後も中前適時打を許し一気に突き放されてしまいます。しかし5回表、同志社の攻撃は二死から宮﨑(3・福知山成美)が右線へ安打を放つと、福島に代わり代打に起用された山内(1・今治西)が期待に応える左中間を突き抜ける適時二塁打を放ち、さらに続く福原の右前適時打で一点差にまで追いつきます。

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【写真:チャンスメイクをする宮﨑】

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【写真:代打の起用に応える山内】

6回裏、二番手の難波(2・PL学園)が二死1・2塁から適時打を浴び、二点を奪われてしまいます。三点を追いかける同志社は7回表、5回からマスクを被る西林(2・清教学園)が中前安打で出塁すると代打新家(4・東山)の犠打で塁を進め、続く宮﨑の左前適時打、福原の左中適時二塁打により二点を返します。さらに8回表に四川(1・履正社)が左線二塁打で出塁すると、四球と捕逸で満塁としチャンスを広げると敵失の間に一点を返して同点とします。さらに山内の中前適時打でついに逆転の走者を還します。



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【写真:好リリーフを魅せる村居(2・県岐阜商)】


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【写真:8回表逆転し盛り上がるベンチ】

このまま勝ち切りたいところでしたが、9回裏、先頭打者に二塁打を浴びると、次打者の投前犠打を悪送球し一点を返されてしまいます。さらに一死3塁と絶体絶命の中、四番打者の適時内野安打でサヨナラ負けを喫してしまいます。終盤に逆転するものの、あと一歩及ばず、勝負の行方は明日へ持ち越しとなりました。


〈10月19日(木) 第7節 対関西学院大学戦 3回戦〉

昨日の激戦から一夜明け、雨の影響で開始予定時刻を一時間半遅らせて臨んだ第3戦目。先発マウンドに上がった渡邉(4・川越東)は小雨が降りしきる悪天候の中、安定した立ち上がりを見せます。3回表には二者連続見逃し三振に抑えるなど好投を続けます。

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【写真:先発の渡邉】


一方、なんとしても先制したい同志社打線は3回裏、先頭の平山が中前安打で出塁すると福原が左線へ適時打を放ち一点を先制します。さらに続く杉内の中前適時打でこの回二点を奪います。しかし4回表に二死とするも五番打者の適時打で一点を返されてしまいます。渡邉の後を受けマウンドに上がった都築(1・志学館)は思うように制球が定まらず、同点となる三塁打を浴びます。

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【写真:適時打を放つ杉内】


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【写真:二番手の都築】

さらに三番手の村居(2・県岐阜商)も関学打線に歯止めをかけることはできず、逆転をされてしまいます。8回裏、意地でも逆転をしたい同志社は、杉内、四川の連続安打などで一死満塁とチャンスを広げると山内の内野ゴロが敵失を誘い、同点とします。続く平山が決勝打となる犠飛を放ち、ついに勝ち越します。味方の援護を受けた四番手仲野(1・天理)は9回表、関学の上位打線を三人で抑え、見事リーグ戦初勝利を飾ります。打線に援護を受けた投手陣の継投が光り、掴んだ大きな一勝となりました。

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【写真:二安打一打点の平山】

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【写真:リーグ戦初勝利の仲野】


関学との劇的な3戦を終え、2勝1敗で勝ち点を挙げることができました。全試合勝っても負けてもおかしくない紙一重の試合でした。反省点は沢山あると思いますが、最後はチーム全員の気持ちで勝ち切ることができたので、それは来年以降のチームにとっても大きな収穫となったのではないかと思います。

最終節の立命館大学戦が四回生と戦うことのできる最後の試合となります。残念ながら優勝は無くなってしまいましたが、悔いの残らない試合をして勝って今季を終えてほしいと思います。


【次戦予定】

第8節 

10月21日(土) 1回戦  対立命館大学@わかさスタジアム京都 13時半試合開始予定

10月22日(日) 2回戦 対立命館大学@わかさスタジアム京都 13時半試合開始予定


どうか皆様、球場にて熱いご声援の程、宜しくお願い致します!



マネージャー 川岸さくら






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