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昨季王者、関大から勝ち点奪えず - 同志社大学硬式野球部ブログ

2017年4月16日

昨季王者、関大から勝ち点奪えず

こんばんは。

桜の開花もピークを過ぎ、4月も中旬に差し掛かりました。気温の変化も激しいですが、温かく過ごしやすい日が多くなったかと思います。

さて、4月15日(土)、16日(日)に行われた2017年度春季リーグ戦第三節 対関西大学戦を振り返りたいと思います。

<4月15日(土) 第三節 関西大学 一回戦>

初戦の先発マウンドを踏んだ福島(3・大阪桐蔭)は、1回表を三者で切り抜けるも2回表に本塁打を浴び、先制点を与えてしまいます。その後も安打を打たれはしますが野手陣の堅い守りにより進塁を阻みます。一方の打線は、5回裏まで相手投手の好投により、2安打6三振と、反撃の狼煙をあげることが出来ません。6回裏、辻(3・履正社)、小川(晃)(1・龍谷大平安)の連続安打、福原(3・今治西)の四球により、二死満塁と得点のチャンスを迎えますが、後続が絶たれホームベースを踏むことが出来ません。しかし、1‐0で迎えた8回裏、この回先頭の福島が四球を選ぶと、すかさず犠打で送り、二死2塁とします。そして、打席に入った平山(4・鳥取城北)が左前に適時打を放ち、ランナー生還、ようやく1点を返し同点となります。試合は延長戦となり、10回のマウンドにも福島が。流れを渡すまいと、力投しますが一死から死球を与えてしまい、続く打者に中前安打を放たれ、その間に勝ち越しを許し、2‐0となります。このままでは終われない同志社の10回裏の攻撃、先頭打者辻、小川(晃)の連続安打により無死1・2塁とまたも得点のチャンス作り、フライによりそれぞれ進塁、二死2・3塁とあと一打で同点まで迫りますが、最後の打者を打ち取られ、試合終了。大事な初戦は黒星を喫します。

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【写真:10イニングを投げ切った福島】

<4月16日(日) 第三節 関西大学 二回戦>

昨日の悔しさを晴らし、何としても三回戦に持ち込みたい同志社、二回戦の先発は今季初先発の渡邉(4・川越東)に託されます。1回裏、死球で出塁を許すと、二つのエラーにより一死2・3塁となります。そして野手選択の間にランナーが還り1点を先制されてしまいます。0‐1で迎えた4回表、福原、山岸(4・天理)の連続安打、四川(1・履正社)の四球により一死満塁と得点のチャンスを作ります。そして代打竹中(4・県岐阜商)も四球を選び、押し出しにより1点を返し試合を振り出しに戻します。そして5回表、平山が左前二塁打を放ち、内野ゴロの間に進塁、二死3塁と勝ち越しのチャンスで打席には山岸。このチャンスを逃すまいと渾身の一振りで左前適時打を放ち、ランナー生還。ついに1点を奪い返し、1‐2と試合の流れを呼び戻します。4回裏からマウンドに上がっている村居(2・県岐阜商)は、4・5回をしっかり抑え、リードを守ります。しかし6回裏、代打に本塁打を打たれ2‐2と、またも試合は振り出しに戻りますが、その後7回までを投げ、打たれた安打は本塁打を含めて2本。初登板とは思えぬ堂々としたピッチングでチームの士気を高めてくれました。村居の後を引き継ぎ、8回裏からマウンドに立った仲野(1・天理)は、四球を与えはするも、しっかり打ち取り追加点を許しません。同点で迎えた9回裏、先頭打者に安打を許すも盗塁牽制で進塁を阻止します。一死から打席には9番打者、この日9回までを投げ抜いている相手投手を前に、仲野は果敢に攻めますが2ストライクから放った3球目は、弧を描き右翼手を越えスタンドに。本塁打を浴び試合終了となりました。

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【写真:初登板初先発の渡邉】

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【写真:力投を魅せる村居】

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【写真:リーグ戦デビューの仲野】

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【写真:3塁審にアピールする福原】

第三節の一・二回戦は、どちらもあと一本が欲しい場面で出なかった結果、敗戦に繋がってしまった試合となりました。しかし、この二試合、投手陣の奮闘がなければ、このような接戦にもなっていなかったと感じます。二回戦で投げた三人は、リーグ戦初登板にも関わらず力強いピッチングで試合の流れを何度も引き寄せてくれました。開幕4連敗となり、優勝するのは難しくなりました。しかし、勝負はまだ終わっていませんし、まだまだ試合は残っています。ここまでの試合で力投した投手陣の活躍を無駄にしないためにも、次は野手陣、打撃陣が試合を作っていかなければなりません。順位はもちろん気になりますが、敗戦を真摯に受け止め、次節で連敗を止めれるよう日々の練習に精進したいと思います。

マネージャー武市侑子

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