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全員で掴む勝利の花 - 同志社大学硬式野球部ブログ

2016年5月12日

全員で掴む勝利の花

はようございます。

時間が経つのは早いもので、春季リーグ戦が開幕してから1か月以上が経ち、リーグ戦も終盤になるにつれ盛り上がりが増してきました。

さて、5月7、8、11日に2016年春季リーグ戦第六節、対関西学院大学戦が行われました。

<5月7日 第六節 対関西学院大学戦 一回戦>

優勝する条件は、残りの試合全てで勝ち点を取ること。この条件を胸に迎えた第一戦目。1回裏、同志社の攻撃、先頭打者辻(2・履正社)がセンター前安打で出塁すると、犠打でランナーを送り一死2塁とします。そして3番矢野(3・杵築)がセンター前適時安打を放ち一点を先制します。この日の先発マウンドに立ったのは左腕平尾(奎)(4・大阪桐蔭)。先制点を挙げた打撃陣に応えたい平尾(奎)でしたが、3回表、安打と四球で一点を許し同点に追いつかれてしまいます。続く打者にも安打を許し、更に押し出しの四球により逆転されます。投手を援護したい打撃陣は、1回裏後、出塁はするも相手投手中内を打ち崩すことが出来ず、相手のペースで試合が進みます。そして6回表、センター前安打を許しランナーが出塁すると、二死3塁からセンター前適時安打を浴び、一点を追加され二点差になります。その後、7回からマウンドに上がった平尾(拓)(3・彦根東)は出塁は許すも点を与えることはなく、試合は終了となり一戦目は黒星を飾ります。

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【写真:先発を任される平尾(奎)】

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【写真:先制点に貢献する矢野】

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【写真:盛り上がるスタンドの様子】


<5月8日 第六節 対関西学院大学戦 二回戦>

昨日の雪辱を果たしたい同志社。皆の思いを背にマウンドに上がったのは右腕エース福島(2・大阪桐蔭)立ち上がりから好投を見せ、4回終了までに奪った三振は七つ。終始落ち着いたピッチングで相手に隙を与えません。試合が動いたのは2回表、同志社の攻撃。この回先頭打者の白水(4・大阪桐蔭)がセンター前安打を放つと、犠打で送り死球とセンター前安打で一死満塁とします。ここで打順は9番福島。福島に放たれた5球目をライト前に運び先制します。そして二死満塁から四球を選び押し出しで二点目を追加します。相手投手が代わった直後、矢野がセンター前適時打を放ち二人が生還、この回四点を奪います。3回表にも白水がレフト前に安打を放ち、犠打と単打で進塁し、ワイルドピッチにより五点目を追加します。味方の援護を受けた福島は5回裏、ライトへの二塁打を浴び、内野ゴロの間に進塁され二死3塁に。続く打者に内野安打を打たれランナー生還、一点を返されます。そして6回裏、四球と安打を許し一死満塁のピンチを迎え、続く打者も四球を選び押し出しで追加点を与えます。4・5・6回と無失点の同志社終盤に入り追加点を狙います。7回表、矢野がセンター前安打で出塁すると井手(4・修悠館)がライト前に運び無死1・2塁とします。犠打を成功させこの絶好のチャンスで打席に入るのは長打率チームトップの平山(3・鳥取城北)。初球を見事に左中間へ三塁打を放ち二点を追加します。五点のリードを貰った7回裏、福島に代わりマウンドを託されたのは平尾(拓)。7回、8回をきっちり抑え残るイニングは9回裏。二死から出塁を許し、迎えた4番打者に放った4球目。打球は外野手の頭上を大きく超えライトスタンドへ。ツーランホームランで点を追加されますが、次の打者を打ち取りゲームセット、リードを守り切り二戦目は白星を挙げます。

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【写真:二戦目先発の福島】

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【写真:初回セカンドへの内野安打で出塁する辻】

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【写真:今季チームトップ打率を誇る山岸(3・天理)】

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【写真:走者に声をかけるランナーコーチ京田(4・聖光学院)】

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【写真:スタンドの応援の様子】

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【写真:7回表三塁打を放つ平山】


<5月11日 第六節 対関西学院大学戦 三回戦>

雨の影響で二日空いて迎えた三戦目。相手エースに苦しむ同志社でしたが、3回裏、エラー間に一気に3塁まで駒を進め、犠飛で一点を先制します。初回からのマウンドには二戦目で力投を魅せた福島。迎えた4回表、三塁打を浴び内野ゴロの間に点を与え先制点を守り切ることはできませんが、5回まで被安打二本と粘り強いピッチングをします。しかし6回表、二本の長打と二つの四死球で一死満塁になると続く打者にも安打を許しこの回二点を追加されます。ここで福島から平尾(拓)へバトンが渡り、一死満塁から二者できっちり抑ます。その裏の攻撃、相手の失策で出塁すると、井手がライトへの適時打を放ちランナー生還、一点を返します。そして試合は終盤に入ります。7回表、一死1・2塁から二本の安打を打たれ二点、二死満塁から四球を選ばれ押し出しでこの回三点目を奪われます。四点差で迎えた裏の攻撃、打線が漸く繋がります。西田(悠)(3・富山第一)、山岸、辻がそれぞれ安打で出塁し一死満塁を作ります。そして相手エースをマウンドから降ろすことに成功した直後、大西(4・大阪桐蔭)、代打出場の福原(2・今治西)が四球を選び押し出し、ここで打席に入った4番井手が走者一掃となる右中間への二塁打を放ちます。続く白水、も右中間へ運び二塁打とするとランナーが生還し点を追加します。そして二死1・2塁から山岸がこの回二本目の安打を放ち、代打竹中(3・県岐阜商)もセンター前に運び7回に一挙八得点で試合をひっくり返します。四点差を守り切りたい同志社、8回からマウンドに立つ平尾(奎)は、好守備もあり8回、9回をきっちり抑え試合終了、三回戦に白星を飾り勝ち点を掴み取ります。

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【写真:先制点を挙げる福島】

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【写真:三塁牽制で審判にアピールする井手】

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【写真:井手の二塁打により生還したランナーを迎えるベンチの様子】

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【写真:7回裏に二塁打を放つ白水】

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【写真:8回9回をきっちり抑える平尾(奎)】

この三戦、全てにおいて先制点を挙げたのは同志社でした。それを守り切れるかどうか、また点差が離れても諦めない姿勢が勝敗のカギを握ったのではないでしょうか。スタンドで応援している選手たちも、相手スタンドに負けず劣らずの声援を送っていました。第六節を終え現在勝ち点3と好成績で同立戦を迎えます。同立戦までの残りの時間、新しいことを始めるのではなく、新チームになってから続けてきたことに磨きをかけ、大輪の花を咲かせたいと思います。


マネージャー 武市侑子

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