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初の勝ち点 - 同志社大学硬式野球部ブログ

2015年5月13日

初の勝ち点

こんばんは。昨日は台風の影響からか、午後は強い雨が降っていましたが、本日は台風一過の晴天となりました。

さて、先週末に行われました、京都大学戦を振り返りたいと思います。

<5月9日 第六節 対京都大学戦 1回戦>

この日マウンドに上がったのは、リーグ戦初先発の福島(1・大阪桐蔭)。初回を三者凡退に切って取ると、4回まで無失点の好投を魅せます。一方先制点を奪いたい同志社は初回、先頭の檜垣(2・今治西)が内野安打で出塁すると、続く東口(3・滝川)がしっかりと送りバントを決め、一死2塁とします。ここで打席には、主将川端(4・大阪桐蔭)。初球をセンター前に弾き返し、1点を先制します。2回裏には白水(3・大阪桐蔭)、福島の連打で一死1・3塁とすると、檜垣が相手の野選を誘い、1点を追加します。3回以降は無安打でしたが、投げては福島が無四球完封勝利を収め、今季2勝目を挙げました。

福島完封.jpg

【写真:完封勝利を挙げた福島】

<5月10日 第六節 対京都大学戦 2回戦>

2連勝で勝ち点を奪いたい同志社の先発を任されたのは、漆原(3・天理)。守備で流れを作りたいところでしたが1回裏、四球や味方の失策により3点を先制されます。しかし2回表、すぐさま反撃の狼煙をあげます。宮本(2・九州学院)、宮川(4・智辯和歌山)、竹中(2・県岐阜商)の3連打により1点を返すと、白水が四球を選び無死満塁とします。ここで打席には、漆原の代打で酒谷(2・聖光学院)が入ります。酒谷は初球から思い切ったスイングを見せ、逆転満塁本塁打を放ちます。関西学生野球連盟史上初の、代打での満塁本塁打でした。2回裏からはリーグ戦初登板の大福(2・倉敷青陵)がマウンドに上がり、1点を返されますが、3回表に相手の失策により1点を奪います。2点リードで迎えた3回裏、2安打を浴びピンチを背負うと、二死から2連打により3点を奪われ逆転を許してしまいます。ここから京大の継投策の前に、同志社は得点を奪うことができません。4回以降は両チーム無得点で、そのまま試合終了。シーソーゲームを制することができず、勝ち点の行方は3回戦へ持ち越されます。

ホームラン酒谷.jpg

【写真:満塁本塁打を放つ酒谷】

代打藤澤.jpg

【写真:代打でライト前安打を放った藤澤(3・彦根東)】

<5月11日 第六節 対京都大学戦 3回戦>

勝ち点奪取のため、絶対に勝たなければならないこの試合。先発を任されたのは、1回戦で好投を魅せた福島でした。初回をわずか7球で打ち取ると、4回まで2塁を踏ませない好投を魅せます。一方同志社打線は4回裏、スタメンに抜擢された酒谷がセンター前安打で出塁すると、竹中の四球、川端のライト前安打で一死満塁とします。ここから西田(健)(3・県岐阜商)の四球、白水の犠牲フライ、檜垣の適時内野安打により3点を先制します。5回表には4安打を浴び2点を返されますが、5回裏には川端と西田(健)の適時打により3点、6回裏には井手(3・修猷館)の適時打と途中出場の末永(4・西城陽)の犠牲フライにより2点を追加します。8回表に2点を返されるもすぐさま3点追加し、京大を突き放します。終わってみれば13安打11得点、福島はまたも無四球の完投勝利を収めました。

タイムリー西田健.jpg

【写真:適時打を放つ西田(健)】

川端ハイタッチ.jpg

【写真:川端を迎え入れるベンチ】

ようやく勝ち点を挙げることができましたが、課題の多く残る3試合となりました。同立戦に向けてチームの士気を高め、なんとしても勝ち点を挙げたいと思います。

マネージャー 新実未由子

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