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ご報告とお礼 - 同志社大学硬式野球部ブログ

2014年10月17日

ご報告とお礼

こんにちは。

10月16日をもちまして、2014年秋季リーグ戦が閉幕いたしました。優勝は関西大学、同志社大学は5位という結果に終わってしまいました。しかし、対立命館大学3回戦の最終戦では、3-2で白星を挙げ、何とか今季初の勝ち点を取ることができました。

「新黄金世代へ」 3年前、私たち4回生は1回生の時、当時の小林誠司主将(現読売ジャイアンツ)をはじめとする偉大な先輩方とともに、春秋リーグ戦連覇という経験を味わいました。春には大学選手権に出場、九州共立大学の大瀬良選手(現広島東洋カープ)を前に2安打完封負けを喫しましたが、そのうちの1安打は、今年のチームで主将を務めました篠川(4・明豊)が放ったものでした。大家(4・大阪桐蔭)も東京ドームのマウンドにあがるなど、私たち4回生は、大変貴重な経験をした学年でありました。だからこそ、次の世代にも味わってもらいたい、また自分たちには、この経験を伝える義務がある、そういう思いで、このスローガンのもと、1年間を戦う決意をいたしました。しかし、ふたを開けてみると、そこには苦しい戦いが待っていました。思うような試合運びができない、好機であと一打がでない、プレーする側も、応援する側も、はがゆい試合ばかりでした。しかし、腐らず前を向いて練習し続けた選手たち。先日の同立戦では、その4回生の活躍がとても光った試合となりました。特筆すべきは、最終戦で主将篠川が大学野球最後の打席で放った渾身の一打。今季不調に喘いでいた彼が、最後の最後に決勝打で2ランHRを放ったその瞬間には、こみ上げるものがありました。

後輩たちにはリーグ優勝、さらに全国の舞台を味わわせてあげることができず、この点ではもちろん満足しておりません。しかし、「努力は嘘をつかない」、これから戦っていくうえでの大事な大事な要素を、残し伝えることができたことには、胸を張りたいと思います。人望があり、後輩たちからも慕われていた4回生には、社会人になってもきっと素敵な日々が待っていることを、同期として心から願っています。

最後に、私たちがここまで充実した野球生活を送ることができたのは、たくさんの方々に支えてただいたおかげだと痛感しております。小玉監督、藤村コーチをはじめ、OBOGの方々、寮でお世話になりました田中ご夫妻、山口ご夫妻、大学関係者の皆様、ファンの皆様、そしていつも見守ってくださっご父兄の皆様。応援してくださったすべての皆様には、感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。これからは現3回生以下が、"強い"同志社大学硬式野球部の再建を誓って、活動に取り組んでいってくれることと思います。今後とも、どうか温かいご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。

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4回生マネージャー 井上果純

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